男女日本代表:パリ2024オリンピック総括
パリ2024オリンピック閉幕から1ヶ月。48年ぶりに自力出場を果たした男子日本代表、東京2020オリンピックで銀メダルに輝いた女子日本代表。結果はいずれも予選グループフェーズ3連敗で出場12チーム中、男子日本代表は11位、女子日本代表は12位という結果に終わりました。本日9月11日、「パリ2024オリンピック総括」を行いました。強化体制など今後については決まり次第、発信致します。
■公益財団法人日本バスケットボール協会 会長 三屋裕子
パリ2024オリンピックでは現地リールにもたくさんの方が応援にかけつけていただき、心から感謝申し上げます。ご存知のとおり大変厳しい結果となり、男女日本代表ともに掲げる目標には到達できませんでした。3×3においては男女ともに出場権を獲得できず、これらの結果についてはJBAとして真摯に受け止めなければなりません。しかし、これまでの3年間を通して、オリンピックでの戦いもそうですし、それまでの道も本当に努力してきた選手たちには心から敬意を表しています。
終わったことをしっかりと反省しつつ、次のロサンゼルス2028オリンピックに向けたマイルストーンを置いて、出場権を獲りにいくための準備をはじめなければなりません。今回の目標に届かなかったことを検証しつつ、特に男子日本代表は11月にFIBAアジアカップ2025予選があるため、平行して次の体制をなるべく早く決めていきます。5人制と3×3の男女日本代表を次のロサンゼルス2028オリンピックに出場させられるよう、我々も一丸となって戦っていきます。
■公益財団法人日本バスケットボール協会 技術委員長 東野智弥
【男子日本代表】
人とボールが動き、スペースとペースをコントロールするホーバスヘッドコーチのスタイルを発揮し、勇敢に戦ってくれました。最後まで諦めることなく戦いましたが、3連敗でグループフェーズ敗退。12チーム中、日本は11位でした。
48年ぶりに自力出場を決めたことが大きなステップとなり、ベスト8の目標を本気で目指す段階に入りました。その評価として、FIBAランキングが26位から21位に上がったことにも現れています。
【女子日本代表】
開幕戦でオリンピック8連覇を成し遂げたアメリカと対戦。勇敢に戦いましたが、走り勝つシューター軍団を体現することができず、26点差で敗戦。2戦目のドイツ戦は11点差、3戦目は得点差によって決勝トーナメントを行けるかどうかのベルギーとの戦い。しかし、ベルギーがディフェンスで強さを見せ、インサイドを攻められ、リバウンドを獲られ、グループフェーズ敗退が決まりました。最終結果は12チーム中12位でした。
恩塚ヘッドコーチは今回で退任します。オリンピックの結果だけで決断したわけではなく、これまでの功績は評価しています。ビデオコーディネーターから長く日本代表に携わり、技術委員会を一緒になって作ってくれた恩塚ヘッドコーチには感謝しかありません。有能な人物であり、将来また代表強化に戻ってきてもらいたいと思っていますが、今回で契約満了となり、年内を目処に新体制を作っていきます。
【3×3】
オリンピック予選を突破できなかった厳しい現実があります。5人制の選手を3人制に起用する強化体制でしたが、抜本的な見直しが必要です。5人制から切り離し、3×3独自の強化体制を構築していきます。若い世代が台頭しており、世代別3×3女子日本代表は2019年U23ワールドカップで優勝し、先日のU18ワールドカップでも銀メダルを獲得。明日からU23ワールドカップが行われ、好成績を残しているからこそ、世代交代も大きく視野に入れていきます。抜本的な見直しをしていくための後任人事について、今まさに積み上げているところです。
以上
■公益財団法人日本バスケットボール協会 会長 三屋裕子
パリ2024オリンピックでは現地リールにもたくさんの方が応援にかけつけていただき、心から感謝申し上げます。ご存知のとおり大変厳しい結果となり、男女日本代表ともに掲げる目標には到達できませんでした。3×3においては男女ともに出場権を獲得できず、これらの結果についてはJBAとして真摯に受け止めなければなりません。しかし、これまでの3年間を通して、オリンピックでの戦いもそうですし、それまでの道も本当に努力してきた選手たちには心から敬意を表しています。
終わったことをしっかりと反省しつつ、次のロサンゼルス2028オリンピックに向けたマイルストーンを置いて、出場権を獲りにいくための準備をはじめなければなりません。今回の目標に届かなかったことを検証しつつ、特に男子日本代表は11月にFIBAアジアカップ2025予選があるため、平行して次の体制をなるべく早く決めていきます。5人制と3×3の男女日本代表を次のロサンゼルス2028オリンピックに出場させられるよう、我々も一丸となって戦っていきます。
■公益財団法人日本バスケットボール協会 技術委員長 東野智弥
【男子日本代表】
人とボールが動き、スペースとペースをコントロールするホーバスヘッドコーチのスタイルを発揮し、勇敢に戦ってくれました。最後まで諦めることなく戦いましたが、3連敗でグループフェーズ敗退。12チーム中、日本は11位でした。
48年ぶりに自力出場を決めたことが大きなステップとなり、ベスト8の目標を本気で目指す段階に入りました。その評価として、FIBAランキングが26位から21位に上がったことにも現れています。
【女子日本代表】
開幕戦でオリンピック8連覇を成し遂げたアメリカと対戦。勇敢に戦いましたが、走り勝つシューター軍団を体現することができず、26点差で敗戦。2戦目のドイツ戦は11点差、3戦目は得点差によって決勝トーナメントを行けるかどうかのベルギーとの戦い。しかし、ベルギーがディフェンスで強さを見せ、インサイドを攻められ、リバウンドを獲られ、グループフェーズ敗退が決まりました。最終結果は12チーム中12位でした。
恩塚ヘッドコーチは今回で退任します。オリンピックの結果だけで決断したわけではなく、これまでの功績は評価しています。ビデオコーディネーターから長く日本代表に携わり、技術委員会を一緒になって作ってくれた恩塚ヘッドコーチには感謝しかありません。有能な人物であり、将来また代表強化に戻ってきてもらいたいと思っていますが、今回で契約満了となり、年内を目処に新体制を作っていきます。
【3×3】
オリンピック予選を突破できなかった厳しい現実があります。5人制の選手を3人制に起用する強化体制でしたが、抜本的な見直しが必要です。5人制から切り離し、3×3独自の強化体制を構築していきます。若い世代が台頭しており、世代別3×3女子日本代表は2019年U23ワールドカップで優勝し、先日のU18ワールドカップでも銀メダルを獲得。明日からU23ワールドカップが行われ、好成績を残しているからこそ、世代交代も大きく視野に入れていきます。抜本的な見直しをしていくための後任人事について、今まさに積み上げているところです。
以上