女子日本代表:中国遠征実施中「しっかり勝ち切って良い雰囲気のまま三井不動産カップへ」平下愛佳選手
中国へ遠征し、強化試合を行いながら第3次強化合宿中の女子日本代表。その後、6月20日(木)・21日(金)に北海道(北海きたえーる)にてオーストラリア代表と、7月4日(木)・6日(土)には東京(有明アリーナ)でニュージーランド代表を迎える「三井不動産カップ 2024」が待っています。夏の大一番へ向けた国内開催は、この4試合しかありません。ぜひ、世界No.1を目指す女子日本代表のワールドクラスな戦いをお見逃しなく(チケット好評発売中)。
FIBAランキング2位、FIBA女子ワールドカップ2022準優勝の中国との強化試合へ向け、「まずはコンセプトに乗せたスクリプト(台本)がどれくらい表現できるかを試します。そのスクリプトをぶつけたときに相手がどう対応してくるのか、妨害してくる中での攻防を制する戦いがどこまでできるかが楽しみです。中国は強敵であり、もちろん簡単にはいきません。その中でも、自分たちの強みを見失うことなく遂行できるかをトライしていきたいです」と恩塚亨ヘッドコーチにとっては、準備してきた戦略戦術の模擬試験となります。
これまでの練習での5on5は、5分ゲームやフルコートを2〜3往復する程度でした。それでも東洋大学男子バスケ部などにご協力いただきながらマッチアップしてきたことで、「スピードやフィジカルは合宿当初よりも対応できているようになってきました」と平下愛佳選手(トヨタ自動車アンテロープス)は言います。2年前のFIBA女子ワールドカップから日本代表入りした平下選手。その後もコンスタントに国際大会へ出場し、世界の情報を蓄積してきました。男子大学生が世界のライバルよりも勝る点について、「スピードの速さやジャンプの高さはやっぱり男子選手の方が上です。身長もあまり変わらないので、そこに対応しながら抑えられるようになれば、オリンピックで対戦する選手にも戦えるし、勝っていけると思います」と世界基準の練習に手応えを感じており、中国戦でその成果を試します。
シューターとして平下選手は、「スポットシュートだけでは大きな相手に止められてしまうので、動きながらズレを作ってシュート打つことや、3ポイントシュートだけではなくドライブからアシストすることなどもできるように、毎日シューティングをしています」と目的を持ったスキル練習を欠かさず、バリエーションを増やしています。
今シーズンのWリーグでファイナルへ出場し、最後まで試合が続いた赤穂ひまわり選手(デンソー アイリス)は、「徐々にコンディションが上がっている感覚があります」と述べ、本来の姿が戻ってきました。中国遠征では「課題であるリバウンドをどこまで取れるか、インサイドでミスマッチになったときにどう守れるか、スイッチされて大きい相手に守られたときにどう対応できるか、などの課題を試せる良い機会です」と楽しみにしており、現時点での最高のパフォーマンスを発揮できるよう調整を行っています。
恩塚ジャパンがスタートした2021年10月のFIBA女子アジアカップでは中国に78-73で勝利し、5連覇を達成しました。しかし、その後は平下選手が言うように「いつも接戦で負けてしまい、本当に悔しい思いをしてきました。1点でも勝てば勝ちなので、しっかり勝ち切って良い雰囲気のまま中国遠征を終え、北海道で開催される三井不動産カップへ向かいたいです」と苦い思いを払拭する強化試合。赤穂選手も、「負けて良い試合はない。勝ちにはしっかりこだわっていきたいです」と力を込め、内容とともに結果を求めていきます。
FIBAランキング2位、FIBA女子ワールドカップ2022準優勝の中国との強化試合へ向け、「まずはコンセプトに乗せたスクリプト(台本)がどれくらい表現できるかを試します。そのスクリプトをぶつけたときに相手がどう対応してくるのか、妨害してくる中での攻防を制する戦いがどこまでできるかが楽しみです。中国は強敵であり、もちろん簡単にはいきません。その中でも、自分たちの強みを見失うことなく遂行できるかをトライしていきたいです」と恩塚亨ヘッドコーチにとっては、準備してきた戦略戦術の模擬試験となります。
これまでの練習での5on5は、5分ゲームやフルコートを2〜3往復する程度でした。それでも東洋大学男子バスケ部などにご協力いただきながらマッチアップしてきたことで、「スピードやフィジカルは合宿当初よりも対応できているようになってきました」と平下愛佳選手(トヨタ自動車アンテロープス)は言います。2年前のFIBA女子ワールドカップから日本代表入りした平下選手。その後もコンスタントに国際大会へ出場し、世界の情報を蓄積してきました。男子大学生が世界のライバルよりも勝る点について、「スピードの速さやジャンプの高さはやっぱり男子選手の方が上です。身長もあまり変わらないので、そこに対応しながら抑えられるようになれば、オリンピックで対戦する選手にも戦えるし、勝っていけると思います」と世界基準の練習に手応えを感じており、中国戦でその成果を試します。
シューターとして平下選手は、「スポットシュートだけでは大きな相手に止められてしまうので、動きながらズレを作ってシュート打つことや、3ポイントシュートだけではなくドライブからアシストすることなどもできるように、毎日シューティングをしています」と目的を持ったスキル練習を欠かさず、バリエーションを増やしています。
今シーズンのWリーグでファイナルへ出場し、最後まで試合が続いた赤穂ひまわり選手(デンソー アイリス)は、「徐々にコンディションが上がっている感覚があります」と述べ、本来の姿が戻ってきました。中国遠征では「課題であるリバウンドをどこまで取れるか、インサイドでミスマッチになったときにどう守れるか、スイッチされて大きい相手に守られたときにどう対応できるか、などの課題を試せる良い機会です」と楽しみにしており、現時点での最高のパフォーマンスを発揮できるよう調整を行っています。
恩塚ジャパンがスタートした2021年10月のFIBA女子アジアカップでは中国に78-73で勝利し、5連覇を達成しました。しかし、その後は平下選手が言うように「いつも接戦で負けてしまい、本当に悔しい思いをしてきました。1点でも勝てば勝ちなので、しっかり勝ち切って良い雰囲気のまま中国遠征を終え、北海道で開催される三井不動産カップへ向かいたいです」と苦い思いを払拭する強化試合。赤穂選手も、「負けて良い試合はない。勝ちにはしっかりこだわっていきたいです」と力を込め、内容とともに結果を求めていきます。