3×3女子日本代表:UOQT2へ向けた強化合宿開始「応援の力は本当にすごい。宇都宮開催はすごくプラスになります」高橋未来選手
5月3日(金)より栃木県のライトキューブ宇都宮にて、「FIBA 3×3 ユニバーサリティ・オリンピック予選2」(以下UOQT2)が開幕します。パリ2024オリンピックの出場権獲得を目指し、4月18日(木)より3×3女子日本代表の強化合宿がはじまりました。
3月末に行われたFIBA 3×3アジアカップは、準々決勝でニュージーランドに14-15で敗れ、5位。求めていた結果には届きませんでしたが、「5年ぶりの3×3でしっかりと感覚を取り戻すことができました。あらためて、3×3の楽しさと難しさを感じました」と話すのは、栗林未和選手(東京羽田ヴィッキーズ)です。前回出場したのは2019年FIBA 3×3ワールドカップであり、現在はサポートコーチとして活躍する伊集南コーチもまだ現役でした。その後の栗林選手はケガもあり、5人制でも思うようにプレーできない時期が長かったです。しかし、その間にも着実にレベルアップし、「今の自分がどれぐらい通用するのかを、FIBA 3×3アジアカップで試すことができた部分では、今回の合宿に自信を持って臨む良い材料になったと思います」と完全復活を遂げました。
5年前のFIBA 3×3ワールドカップでは1本しか打っていなかった2ポイントシュート(※5人制の3ポイントシュート)が3本に増え、スムーズに打てていたのが成長の表れです。「東京羽田でも普段から3ポイントシュートは打たせてもらっているので、ノーマークでレイアップシュートを打つのと同じように、空いていれば自信を持って打つべきシュートとなっています」と述べます。パリ2024オリンピックへ向けた選考がはじまりましたが、「あまり上を見すぎることなく、しっかりと足元を見つめて進んでいきたいです」と、自分自身に向き合いながら取り組んでいました。
候補選手の中で唯一、高橋未来選手(デンソー アイリス)は京王 presents Wリーグプレーオフ2023-2024 ファイナルの大舞台に立ちました。3戦までもつれ込み、残念ながら初優勝を逃したのが3日前のこと。翌日は帰路へ着くための移動があり、水曜日にようやく一息つきましたが、すぐさま合宿に合流。「もう切り替えるしかないですが、頭の片隅には悔しい想いはまだあります」と心境を明かします。
「でも、合宿に来たらもう3×3に専念して、特に求められていることを短時間で理解して、しっかりできるようにしなければいけません。ボールの違いなどはありますが、ディフェンスなど5人制での経験を生かすことも多くあります。今までデンソーでやってきたプレーを、3×3にもしっかりと引き継いでいきたいです」
昨年はFIBA U23ワールドカップに出場し、世界5位へ導いた高橋選手は、候補選手の中でトップとなる日本ランキング3位(世界ランキング80位)。準々決勝で敗れたポーランドには大会前の練習試合で勝利していただけに、「本当に悔しい負けでした」。しかし、世界5位になった経験は大きな自信にもなっています。
「スピードやスペーシングがしっかり保たれていれば攻めることができ、そうなれば相手は完全について来られなかったです。最後のシュートを決めることさえできれば、勝てない相手ではなかったと思っています。FIBA U23ワールドカップの経験を踏まえ、何を修正すればもっと良くなるかがすごく明確になりました」
デンソーが勝利したファイナル第2戦は7,168人と連日多くのファンが集まり、「それを体験できたことは3×3でも強みになるかなと思っています。ファイナルは緊張するかなと思っていましたが、もう後はやるだけというモチベーションになることでき、それを3×3にも生かしていきたいです」と高橋選手は実感し、宇都宮開催となるUOQT2も日本代表にとっては追い風となります。
「応援の力は本当にすごい、とファイナルで感じることができました。チームの流れが少しくらい悪くてもみんなの応援の力で、そのおかげで乗り越えられたことが何度もありました。ホームで行われるUOQT2はすごくプラスになります。そのコートで楽しみながらプレーしたい気持ちは強いです」
観戦方法に関する詳細は、大会特設サイトをご覧ください。
3月末に行われたFIBA 3×3アジアカップは、準々決勝でニュージーランドに14-15で敗れ、5位。求めていた結果には届きませんでしたが、「5年ぶりの3×3でしっかりと感覚を取り戻すことができました。あらためて、3×3の楽しさと難しさを感じました」と話すのは、栗林未和選手(東京羽田ヴィッキーズ)です。前回出場したのは2019年FIBA 3×3ワールドカップであり、現在はサポートコーチとして活躍する伊集南コーチもまだ現役でした。その後の栗林選手はケガもあり、5人制でも思うようにプレーできない時期が長かったです。しかし、その間にも着実にレベルアップし、「今の自分がどれぐらい通用するのかを、FIBA 3×3アジアカップで試すことができた部分では、今回の合宿に自信を持って臨む良い材料になったと思います」と完全復活を遂げました。
5年前のFIBA 3×3ワールドカップでは1本しか打っていなかった2ポイントシュート(※5人制の3ポイントシュート)が3本に増え、スムーズに打てていたのが成長の表れです。「東京羽田でも普段から3ポイントシュートは打たせてもらっているので、ノーマークでレイアップシュートを打つのと同じように、空いていれば自信を持って打つべきシュートとなっています」と述べます。パリ2024オリンピックへ向けた選考がはじまりましたが、「あまり上を見すぎることなく、しっかりと足元を見つめて進んでいきたいです」と、自分自身に向き合いながら取り組んでいました。
候補選手の中で唯一、高橋未来選手(デンソー アイリス)は京王 presents Wリーグプレーオフ2023-2024 ファイナルの大舞台に立ちました。3戦までもつれ込み、残念ながら初優勝を逃したのが3日前のこと。翌日は帰路へ着くための移動があり、水曜日にようやく一息つきましたが、すぐさま合宿に合流。「もう切り替えるしかないですが、頭の片隅には悔しい想いはまだあります」と心境を明かします。
「でも、合宿に来たらもう3×3に専念して、特に求められていることを短時間で理解して、しっかりできるようにしなければいけません。ボールの違いなどはありますが、ディフェンスなど5人制での経験を生かすことも多くあります。今までデンソーでやってきたプレーを、3×3にもしっかりと引き継いでいきたいです」
昨年はFIBA U23ワールドカップに出場し、世界5位へ導いた高橋選手は、候補選手の中でトップとなる日本ランキング3位(世界ランキング80位)。準々決勝で敗れたポーランドには大会前の練習試合で勝利していただけに、「本当に悔しい負けでした」。しかし、世界5位になった経験は大きな自信にもなっています。
「スピードやスペーシングがしっかり保たれていれば攻めることができ、そうなれば相手は完全について来られなかったです。最後のシュートを決めることさえできれば、勝てない相手ではなかったと思っています。FIBA U23ワールドカップの経験を踏まえ、何を修正すればもっと良くなるかがすごく明確になりました」
デンソーが勝利したファイナル第2戦は7,168人と連日多くのファンが集まり、「それを体験できたことは3×3でも強みになるかなと思っています。ファイナルは緊張するかなと思っていましたが、もう後はやるだけというモチベーションになることでき、それを3×3にも生かしていきたいです」と高橋選手は実感し、宇都宮開催となるUOQT2も日本代表にとっては追い風となります。
「応援の力は本当にすごい、とファイナルで感じることができました。チームの流れが少しくらい悪くてもみんなの応援の力で、そのおかげで乗り越えられたことが何度もありました。ホームで行われるUOQT2はすごくプラスになります。そのコートで楽しみながらプレーしたい気持ちは強いです」
観戦方法に関する詳細は、大会特設サイトをご覧ください。