3×3男子日本代表:パリ2024オリンピックへ向けた強化合宿スタート「UOQT2へ向けて3×3もどんどん盛り上げていかなければいけない」キング開選手
3×3男子日本代表は3月27日よりシンガポールで開催される「FIBA 3×3アジアカップ2024」へ向け、そしてターゲットとなる栃木県宇都宮市で5月3日からはじまる「FIBA 3×3 バスケットボール ユニバーサリティオリンピック予選2」(以下UOQT2)でのパリ2024オリンピック出場権獲得を目指し、強化合宿を実施しました。
地元・宇都宮が誇るプロチームのUTSUNOMIYA BREX.EXEに所属する斉藤諒馬選手は、先日行われた「第9回 3×3 日本選手権」で見事3連覇を達成。日本一に輝いた勢いそのままに、高いモチベーションで今合宿を迎えました。「日本代表の環境の中でプレーできるのは、自分にとってもチャレンジです。少しでも自分の良さを出して、チームに貢献できたら良いと思って参加しました」と斉藤選手は持てる力を発揮します。
UTSUNOMIYA BREX.EXEは国内に留まらず、世界大会にも多く参戦し、斉藤選手は日本ランキング4位(世界217位 ※2月24日現在)で3×3を引っ張る若手選手の1人です。濃密な世界との戦いでいろんなことを吸収でき、「フィジカルや一つひとつのプレーの精度の高さなどの差は身に染みて感じました。少しずつステップアップしながら成長できています」と自信を持ってワールドスタンダードなレベルをこの合宿でも還元しています。
普段は横河電機の社員であり、実業団チームとして5人制の北関東地域リーグに参戦する斉藤選手。「プロとは違い、仕事をしながらバスケをしています。常にバスケだけではない環境だからこそ、仕事中もいろんな視点で考えるタイミングがあることが成長につながっており、それが社会人選手ならではのおもしろさです」と話しており、様々なバックグランドを持った選手たちが切磋琢磨しています。斉藤選手は今ある環境に感謝し、「支えてくれている方々や宇都宮の皆さんのためにも、ここまでチャンス来たのでパリオリンピックに出場し、3×3の選手たちには社会人でもできるんだよ、というところを見せられた良いなと思っています」と抱負を語りました。
5人制バスケを生業とするBリーガーにとっては現在シーズン中であり、久しぶりの3×3です。キング開選手(横浜ビー・コルセアーズ)にとっては、昨年9月に開催された「FIBA 3×3 U23ワールドカップ2023」以来となります。高校生のときから3×3をはじめ、多くの経験も積み重ねてきたとともに、「アジャスト能力が高い選手たちばかりなので、すぐに3×3へ移行できました」と違和感なく練習に取り組めています。
どのカテゴリーも変わらず、日本のベースとなるのがディフェンスであり、「3×3はより攻守の切り替えが速い競技なのでディフェンスでは強度を高く、オフェンスではスクリーンをたくさん使いながら全員が連動して動いて良いシュートチャンスを探すスタイルです」とキング選手が言うように、合宿初日に意思疎通を図りました。自身の長所であるドライブを武器としつつも、「スクリーンでうまく間合いを見つけて、ディフェンスが空いたら積極的に2ポイントを打って行くところを意識しています。3×3では2ポイントの重要さはあらためて感じました」と続け、半円の外からは2倍の得点を得られる2ポイントシュート(※5人制の3ポイントシュート)をより強調しています。
合宿中には有明コロシアムで5人制男子日本代表のFIBAアジアカップ予選が行われ、昨年のFIBAワールドカップからの盛り上がりが続いています。横浜BCのチームメイトである河村勇輝選手の活躍を見たキング選手は、「5人制が盛り上がっている今、これからUOQT2へ向けて3×3もどんどん盛り上げていかなければいけないと感じています」と話し、3×3に携わるすべての選手の想いを代弁しました。
「とにかく自分のできることをしっかりアピールしながら、コーチ陣たちが求める日本のバスケをどれだけ体現できるかを、この合宿を通じて意識していました。オリンピックに出たいという夢があり、そこへ出られるチャンスがあり、自分のキャリアの中でも大きな名誉の一つになると思っています。もう全力で勝ち獲れるように進んでいきたいです」(キング選手)
地元・宇都宮が誇るプロチームのUTSUNOMIYA BREX.EXEに所属する斉藤諒馬選手は、先日行われた「第9回 3×3 日本選手権」で見事3連覇を達成。日本一に輝いた勢いそのままに、高いモチベーションで今合宿を迎えました。「日本代表の環境の中でプレーできるのは、自分にとってもチャレンジです。少しでも自分の良さを出して、チームに貢献できたら良いと思って参加しました」と斉藤選手は持てる力を発揮します。
UTSUNOMIYA BREX.EXEは国内に留まらず、世界大会にも多く参戦し、斉藤選手は日本ランキング4位(世界217位 ※2月24日現在)で3×3を引っ張る若手選手の1人です。濃密な世界との戦いでいろんなことを吸収でき、「フィジカルや一つひとつのプレーの精度の高さなどの差は身に染みて感じました。少しずつステップアップしながら成長できています」と自信を持ってワールドスタンダードなレベルをこの合宿でも還元しています。
普段は横河電機の社員であり、実業団チームとして5人制の北関東地域リーグに参戦する斉藤選手。「プロとは違い、仕事をしながらバスケをしています。常にバスケだけではない環境だからこそ、仕事中もいろんな視点で考えるタイミングがあることが成長につながっており、それが社会人選手ならではのおもしろさです」と話しており、様々なバックグランドを持った選手たちが切磋琢磨しています。斉藤選手は今ある環境に感謝し、「支えてくれている方々や宇都宮の皆さんのためにも、ここまでチャンス来たのでパリオリンピックに出場し、3×3の選手たちには社会人でもできるんだよ、というところを見せられた良いなと思っています」と抱負を語りました。
5人制バスケを生業とするBリーガーにとっては現在シーズン中であり、久しぶりの3×3です。キング開選手(横浜ビー・コルセアーズ)にとっては、昨年9月に開催された「FIBA 3×3 U23ワールドカップ2023」以来となります。高校生のときから3×3をはじめ、多くの経験も積み重ねてきたとともに、「アジャスト能力が高い選手たちばかりなので、すぐに3×3へ移行できました」と違和感なく練習に取り組めています。
どのカテゴリーも変わらず、日本のベースとなるのがディフェンスであり、「3×3はより攻守の切り替えが速い競技なのでディフェンスでは強度を高く、オフェンスではスクリーンをたくさん使いながら全員が連動して動いて良いシュートチャンスを探すスタイルです」とキング選手が言うように、合宿初日に意思疎通を図りました。自身の長所であるドライブを武器としつつも、「スクリーンでうまく間合いを見つけて、ディフェンスが空いたら積極的に2ポイントを打って行くところを意識しています。3×3では2ポイントの重要さはあらためて感じました」と続け、半円の外からは2倍の得点を得られる2ポイントシュート(※5人制の3ポイントシュート)をより強調しています。
合宿中には有明コロシアムで5人制男子日本代表のFIBAアジアカップ予選が行われ、昨年のFIBAワールドカップからの盛り上がりが続いています。横浜BCのチームメイトである河村勇輝選手の活躍を見たキング選手は、「5人制が盛り上がっている今、これからUOQT2へ向けて3×3もどんどん盛り上げていかなければいけないと感じています」と話し、3×3に携わるすべての選手の想いを代弁しました。
「とにかく自分のできることをしっかりアピールしながら、コーチ陣たちが求める日本のバスケをどれだけ体現できるかを、この合宿を通じて意識していました。オリンピックに出たいという夢があり、そこへ出られるチャンスがあり、自分のキャリアの中でも大きな名誉の一つになると思っています。もう全力で勝ち獲れるように進んでいきたいです」(キング選手)