女子日本代表:OQT本日開幕「いろんなアクシデントがあったからこそ、何がなんでもオリンピックの切符を勝ち獲って帰りたい」吉田亜沙美選手
「FIBA女子オリンピック世界最終予選 〜FIBA Women’s Olympic Qualifying Tournaments 2024〜」(以下OQT)は日本時間2月8日深夜24:30より開幕します。初戦の相手スペインはFIBA公式戦で5戦し、未だ勝ったことがありません。
リオ2016オリンピックはアジアチャンピオンとして、その後の東京2020オリンピックは開催国としていずれも出場権獲得。そのために2016年はOQTへ出場しておらず、前大会は負けてもオリンピック出場が約束されていました。しかし、アテネ2004オリンピック以降の12年間で幾度もこのOQTに挑み、何度も敗れて悔しい思いもしてきました。この大会の本当の厳しさを知るのも髙田真希選手(デンソー アイリス)と、4年前のOQT以来、女子日本代表に戻って来た吉田亜沙美選手(アイシン ウィングス)だけです。
スペイン、ハンガリー、カナダの強豪が揃い「Group of Death(死のグループ)」とFIBAは表現するほど、「本当に厳しい戦いになると思うので、初戦が何より大事だと私は思っています」と吉田選手はこれまでの経験をチームメイトに共有しています。
「出ている選手たちがしっかり自分のプレーや役割を40分間遂行し、今の日本のバスケをどれだけ表現できるかが大事になります。高さではどうしても勝てない分、脚を使って走り勝つこと。ガンガン前からプレッシャーをかけることを全員が遂行し、前半の最初の時点で『日本のディフェンスは嫌だな』と思わせられるかどうかがキーになってくると思います」
吉田選手とアイシン ウィングスのチームメイトである野口さくら選手は、女子日本代表に初選出されました。カテゴリーこそ違いますが、2018年FIBA U17女子ワールドカップ、2019年には飛び級でFIBA U19女子ワールドカップに出場。その2大会で、OQT同グループのチームと対戦した経験があります。「しかし、そのときはいずれも勝つことはできなかったので、女子日本代表としてもう一度対戦できるのは、自分の中でもすごくうれしいです」とチャンスをつかみました。
野口選手の役割は、「得点が獲れる選手はたくさんいるので、だからこそ自分はディフェンスやリバウンド、もうとにかく走り回ることを誰よりもしなければならないです」と話し、ウォームアップ中もシューティングではなく、常にコートサイドを走ってコンディションを高めています。
冒頭に紹介したとおり、スペインとの戦績は0勝5敗。しかし、女子日本代表はどのチームよりも長い約1ヶ月間のハードワークを行い、その中でチームの絆が強固になっているからこそ、「なんか分からないですけど、すごく自信がある。このチームだったら(勝てる)という思いもあります」と吉田選手は言います。
「星(杏璃)選手がケガをしたり、それ以外にもいろんなアクシデントがあったり、チームにとってはその度にショックも大きかったです。悔しい思いをした選手たちの分まで、自分たちはプレーをしなければいけないですし、何がなんでもオリンピックの切符を勝ち獲って帰りたいです。ここまで日本バスケを強くしてくれた東京オリンピックメンバーや、それ以降に招集された選手たちがさらに強くしてくれています。そのみんなの思いを今ここにいる12人が引き継いで、しっかりコートに出たときは強気で、思いきってバスケをできるようにがんばります」
日本一丸でオリンピック出場権をつかむとともに、その先のパリで金メダルを目指しているからこそ3連勝を目標に、新たなスタイルで世界に挑みます。
■OQT試合日程(日本時間)
2月8日(木)24:30〜 日本 vs スペイン
2月9日(金)26:00〜 日本 vs ハンガリー
2月11日(日)23:00〜 日本 vs カナダ
※NHK BS、DAZNで生中継
リオ2016オリンピックはアジアチャンピオンとして、その後の東京2020オリンピックは開催国としていずれも出場権獲得。そのために2016年はOQTへ出場しておらず、前大会は負けてもオリンピック出場が約束されていました。しかし、アテネ2004オリンピック以降の12年間で幾度もこのOQTに挑み、何度も敗れて悔しい思いもしてきました。この大会の本当の厳しさを知るのも髙田真希選手(デンソー アイリス)と、4年前のOQT以来、女子日本代表に戻って来た吉田亜沙美選手(アイシン ウィングス)だけです。
スペイン、ハンガリー、カナダの強豪が揃い「Group of Death(死のグループ)」とFIBAは表現するほど、「本当に厳しい戦いになると思うので、初戦が何より大事だと私は思っています」と吉田選手はこれまでの経験をチームメイトに共有しています。
「出ている選手たちがしっかり自分のプレーや役割を40分間遂行し、今の日本のバスケをどれだけ表現できるかが大事になります。高さではどうしても勝てない分、脚を使って走り勝つこと。ガンガン前からプレッシャーをかけることを全員が遂行し、前半の最初の時点で『日本のディフェンスは嫌だな』と思わせられるかどうかがキーになってくると思います」
吉田選手とアイシン ウィングスのチームメイトである野口さくら選手は、女子日本代表に初選出されました。カテゴリーこそ違いますが、2018年FIBA U17女子ワールドカップ、2019年には飛び級でFIBA U19女子ワールドカップに出場。その2大会で、OQT同グループのチームと対戦した経験があります。「しかし、そのときはいずれも勝つことはできなかったので、女子日本代表としてもう一度対戦できるのは、自分の中でもすごくうれしいです」とチャンスをつかみました。
野口選手の役割は、「得点が獲れる選手はたくさんいるので、だからこそ自分はディフェンスやリバウンド、もうとにかく走り回ることを誰よりもしなければならないです」と話し、ウォームアップ中もシューティングではなく、常にコートサイドを走ってコンディションを高めています。
冒頭に紹介したとおり、スペインとの戦績は0勝5敗。しかし、女子日本代表はどのチームよりも長い約1ヶ月間のハードワークを行い、その中でチームの絆が強固になっているからこそ、「なんか分からないですけど、すごく自信がある。このチームだったら(勝てる)という思いもあります」と吉田選手は言います。
「星(杏璃)選手がケガをしたり、それ以外にもいろんなアクシデントがあったり、チームにとってはその度にショックも大きかったです。悔しい思いをした選手たちの分まで、自分たちはプレーをしなければいけないですし、何がなんでもオリンピックの切符を勝ち獲って帰りたいです。ここまで日本バスケを強くしてくれた東京オリンピックメンバーや、それ以降に招集された選手たちがさらに強くしてくれています。そのみんなの思いを今ここにいる12人が引き継いで、しっかりコートに出たときは強気で、思いきってバスケをできるようにがんばります」
日本一丸でオリンピック出場権をつかむとともに、その先のパリで金メダルを目指しているからこそ3連勝を目標に、新たなスタイルで世界に挑みます。
■OQT試合日程(日本時間)
2月8日(木)24:30〜 日本 vs スペイン
2月9日(金)26:00〜 日本 vs ハンガリー
2月11日(日)23:00〜 日本 vs カナダ
※NHK BS、DAZNで生中継