男子日本代表:アジア競技大会 予選グループ[第2戦]日本 70-57 インドネシア「思いっきり打つことができ、それが入ってくれています」細川一輝選手
「第19回アジア競技大会(2022/杭州)」予選グループDの最終戦を迎えた男子日本代表。立ち上がりから13点差をつけた日本が逃げ切り、83-77で韓国を破って予選1位通過を決めました。この結果により準々決勝へ進出し、10月3日(火)21:00に準々決勝進出決定戦へまわるB2 vs A3の勝者と対戦します。
「韓国は最初から僕らを叩きのめしに来ることは分かっていたので、とにかく出だしから集中すること。その上で何が大事かと言えば、ディフェンスリバウンド。そこをみんなで取り切って走って行こう」とこの試合へ向けた準備について、佐藤卓磨選手(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)が明かします。今村佳太選手(琉球ゴールデンキングス)や川島悠翔選手(NBAグローバルアカデミー)が積極的にゴールへ向かい、13-0とスタートダッシュに成功。その流れを作ったのが佐藤選手のリバウンドでした。
開幕戦のカタール戦では11リバウンド、前回のインドネシア戦では4本でしたが佐藤選手がコートに立っている時間帯は得失点差+17点。個人スタッツには残らないところで身体を張り、チームを支えてくれています。この試合も8本のリバウンドを記録し、それが佐藤選手の役割です。
「トム(ホーバス)さんから、『パリ2024オリンピックを目指すならば、リバウンドで貢献すること。あなたはリバウンドと3ポイントシュートの安定性が課題です』と言われました。リバウンドはとにかく数字でも、インパクトでも残したいと思って今大会に臨んでいます。追加招集で入ったからこそ、地味な仕事をがんばり続けるが28歳の今の僕の役割のひとつです」
しかし、さすがは韓国であり、ひと筋縄ではいきません。前半を43-37とリードして折り返しましたが、第3クォーターは連続失点を許し、残り6分21秒に48-48と同点に追いつかれました。このピンチを救ったのが、ゲームハイの22点を挙げた今村選手と、交代で入った206cmの市川真人選手(ベルテックス静岡)です。
「3クォーターに3ポイントシュートを2本連続で決めることができましたが、自分の武器が3ポイントシュートであり、コーリー(ゲインズ)ヘッドコーチからも、ずっと打ち続けろと言われています。起用してくれたコーチの期待に応えることができ、あのシュートでチームのみんなが喜んでくれたことで最高の仕事ができたかなと思います」
ディフェンスではセンターとしてインサイドを守り、ベンチでは盛り上げる市川選手は、インドネシア戦に続いて3本の3ポイントシュートを確率良く決め、自信をつかんでいます。最後までペースを落とさず、コートに立つ全員が攻守に渡って積極的にプレーし、83-77で韓国に勝利しました。
最年少の川島悠翔選手(NBAグローバルアカデミー)は9点と活躍し、4ファウルに留まったディフェンスも成長が見られています。この勝利に対し、「FIBAワールドカップメンバーも強化試合で1回負けた相手に対し、勝つことができて本当にうれしいです。自分たちも自信を持って、メダルを取れるようにがんばりたいです」と話し、経験浅い若手主体のチームがどんどん大きくなっています。
準々決勝進出を決めたここからが本当の戦いです。佐藤選手は、「FIBAワールドカップで結果を出したあとなので、いろいろな方から2軍とか、B代表と言われていると思います。でも、僕らも日の丸を背負って戦う日本代表だと証明したい。その話を、昨日の夜もずっとしていたので、この試合に勝てて本当に良かったです」という反骨心がチーム力を高めています。
ホーバスヘッドコーチやゲインズヘッドコーチからも、「日本のスタンダードを上げるのが君たちの仕事だ。どんなメンバーでも日本の強さを証明するんだ」と言われており、経験を積むだけではなく、選手たちは結果にも照準を合わせています。
インドネシア戦で足を負傷した平岩玄選手(アルバルク東京)は前のめりでコートへ向かって声を出し、スタンドでは女子日本代表が日の丸を振って声援を送ります。今後も日本一丸で目の前の戦いを全力で戦い抜き、最高の結果を目指します。
「韓国は最初から僕らを叩きのめしに来ることは分かっていたので、とにかく出だしから集中すること。その上で何が大事かと言えば、ディフェンスリバウンド。そこをみんなで取り切って走って行こう」とこの試合へ向けた準備について、佐藤卓磨選手(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)が明かします。今村佳太選手(琉球ゴールデンキングス)や川島悠翔選手(NBAグローバルアカデミー)が積極的にゴールへ向かい、13-0とスタートダッシュに成功。その流れを作ったのが佐藤選手のリバウンドでした。
開幕戦のカタール戦では11リバウンド、前回のインドネシア戦では4本でしたが佐藤選手がコートに立っている時間帯は得失点差+17点。個人スタッツには残らないところで身体を張り、チームを支えてくれています。この試合も8本のリバウンドを記録し、それが佐藤選手の役割です。
「トム(ホーバス)さんから、『パリ2024オリンピックを目指すならば、リバウンドで貢献すること。あなたはリバウンドと3ポイントシュートの安定性が課題です』と言われました。リバウンドはとにかく数字でも、インパクトでも残したいと思って今大会に臨んでいます。追加招集で入ったからこそ、地味な仕事をがんばり続けるが28歳の今の僕の役割のひとつです」
しかし、さすがは韓国であり、ひと筋縄ではいきません。前半を43-37とリードして折り返しましたが、第3クォーターは連続失点を許し、残り6分21秒に48-48と同点に追いつかれました。このピンチを救ったのが、ゲームハイの22点を挙げた今村選手と、交代で入った206cmの市川真人選手(ベルテックス静岡)です。
「3クォーターに3ポイントシュートを2本連続で決めることができましたが、自分の武器が3ポイントシュートであり、コーリー(ゲインズ)ヘッドコーチからも、ずっと打ち続けろと言われています。起用してくれたコーチの期待に応えることができ、あのシュートでチームのみんなが喜んでくれたことで最高の仕事ができたかなと思います」
ディフェンスではセンターとしてインサイドを守り、ベンチでは盛り上げる市川選手は、インドネシア戦に続いて3本の3ポイントシュートを確率良く決め、自信をつかんでいます。最後までペースを落とさず、コートに立つ全員が攻守に渡って積極的にプレーし、83-77で韓国に勝利しました。
最年少の川島悠翔選手(NBAグローバルアカデミー)は9点と活躍し、4ファウルに留まったディフェンスも成長が見られています。この勝利に対し、「FIBAワールドカップメンバーも強化試合で1回負けた相手に対し、勝つことができて本当にうれしいです。自分たちも自信を持って、メダルを取れるようにがんばりたいです」と話し、経験浅い若手主体のチームがどんどん大きくなっています。
準々決勝進出を決めたここからが本当の戦いです。佐藤選手は、「FIBAワールドカップで結果を出したあとなので、いろいろな方から2軍とか、B代表と言われていると思います。でも、僕らも日の丸を背負って戦う日本代表だと証明したい。その話を、昨日の夜もずっとしていたので、この試合に勝てて本当に良かったです」という反骨心がチーム力を高めています。
ホーバスヘッドコーチやゲインズヘッドコーチからも、「日本のスタンダードを上げるのが君たちの仕事だ。どんなメンバーでも日本の強さを証明するんだ」と言われており、経験を積むだけではなく、選手たちは結果にも照準を合わせています。
インドネシア戦で足を負傷した平岩玄選手(アルバルク東京)は前のめりでコートへ向かって声を出し、スタンドでは女子日本代表が日の丸を振って声援を送ります。今後も日本一丸で目の前の戦いを全力で戦い抜き、最高の結果を目指します。