男子日本代表:アジア競技大会 予選グループ[第2戦]日本 70-57 インドネシア「思いっきり打つことができ、それが入ってくれています」細川一輝選手
「第19回アジア競技大会(2022/杭州)」予選グループDの男子日本代表は2戦目。沖縄、フィリピン(マニラ)とともにFIBAワールドカップ2023の開催地となったインドネシアと対戦。苦しみながらも70-57で勝利し、2連勝。次戦は、9月30日(土)12:00より予選グループ1位をかけ、ともに負けなしの韓国戦に臨みます。
前回大会でも対戦したインドネシアは粘り強く、あきらめずに向かってくるタフなチーム。コーリー・ゲインズヘッドコーチも「オフェンスではカウンターを狙い、ディフェンスも強く、あまりチャンスを作れませんでした」と述べ、厳しい時間帯が多く続きました。第3クォーター終了時点で52-50、日本のリードはわずかに2点。しかし、最後の10分間は「うまく相手にアジャストすることができ、スキルのあるガード陣にプレッシャーをかけたことでストレスを与えて、自分たちのリズムに持ち込めました」という齋藤拓実選手(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)らがインドネシアのオフェンスを封じます。そこから日本のスピードを生かして18-7とリードを広げ、70-57で勝利しました。
第1クォーターこそ走って21-15とリズムをつかんだ日本でしたが、その後は第4クォーターまでオフェンスが停滞します。キャプテンの齋藤選手は、ベンチでこのような話をしました。
「国際試合では、自分たちがコントロールできる部分をいかにコミュニケーションを取りながらやっていけるかがすごく重要になる。審判にアジャストしなければならないし、シュートは水物なので入らない時は入らない。でも、意志決定の部分はしっかりやっていこう。みんなでプレータイムをシェアしながら速いテンポのスタイルなので、相手は後半になったら絶対に疲れてくるから、試合を通して自分たちのバスケをやり続けよう」
その声がけどおりに第4クォーターで引き離すことができたのも、日本のスタイルを信じて戦い抜いた結果であり、それはFIBAワールドカップメンバーと変わりません。
カタール戦に続き、インドネシア戦も5本の3ポイントシュートを決め、17点を挙げてチームを救った細川一輝選手(三遠ネオフェニックス)。「もうシュートを打つのが仕事なので本当に空いたら打ち、そのためにチームメイトが作ってくれていることで思いっきり打つことができ、それが入ってくれています」と調子の良さがうかがえます。次の韓国戦は、これまでの2戦とはディフェンスの強度も変わってくることが予想されます。「フィジカルゲームになると思いますが、当たり負けせずに気持ちの面でもしっかり向かっていきながら、まずは自分たちがやるべきことを遂行して、試合に勝てるように準備していきたいです」と目の前の試合にフォーカスします。日本代表として勝利を目指すのは当然ですが、選手個人としてはパリ2024オリンピックへ向けて与えられたチャンスをつかむためにもアピールしていかなければなりません。
うまくいかない中でもしっかりと勝てている要因として、「オフェンスでは何がしたいか、トム(ホーバス)さんのバスケも分かっています」と齋藤選手は言い、これまでのFIBAワールドカップ アジア予選を戦った経験を生かしています。また、ゲインズヘッドコーチは選手たちと積極的にコミュニケーションを取り、その中でもガード陣とはお互いにアイディアを出し合っているそうです。「常に話をしていますし、ディフェンスでもオフェンスでも僕から提案することがあります。今日の後半のディフェンスも、僕のアイディアを取り入れてくれて、その辺はうまくコミュニケーションが取れています」と若いチームはみんなでより良い方向へ進んでいます。キャプテンであり、このチームでは最年長の齋藤選手は「システムだけではなく、状況判断やメンタル的な部分は最年長3人組がしっかりとケアしながら今後も取り組んでいきたいです」と続け、佐藤卓磨選手(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)と今村佳太選手(琉球ゴールデンキングス)とともに日本のバスケスタイルをこのチームに継承しています。
前回大会でも対戦したインドネシアは粘り強く、あきらめずに向かってくるタフなチーム。コーリー・ゲインズヘッドコーチも「オフェンスではカウンターを狙い、ディフェンスも強く、あまりチャンスを作れませんでした」と述べ、厳しい時間帯が多く続きました。第3クォーター終了時点で52-50、日本のリードはわずかに2点。しかし、最後の10分間は「うまく相手にアジャストすることができ、スキルのあるガード陣にプレッシャーをかけたことでストレスを与えて、自分たちのリズムに持ち込めました」という齋藤拓実選手(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)らがインドネシアのオフェンスを封じます。そこから日本のスピードを生かして18-7とリードを広げ、70-57で勝利しました。
第1クォーターこそ走って21-15とリズムをつかんだ日本でしたが、その後は第4クォーターまでオフェンスが停滞します。キャプテンの齋藤選手は、ベンチでこのような話をしました。
「国際試合では、自分たちがコントロールできる部分をいかにコミュニケーションを取りながらやっていけるかがすごく重要になる。審判にアジャストしなければならないし、シュートは水物なので入らない時は入らない。でも、意志決定の部分はしっかりやっていこう。みんなでプレータイムをシェアしながら速いテンポのスタイルなので、相手は後半になったら絶対に疲れてくるから、試合を通して自分たちのバスケをやり続けよう」
その声がけどおりに第4クォーターで引き離すことができたのも、日本のスタイルを信じて戦い抜いた結果であり、それはFIBAワールドカップメンバーと変わりません。
カタール戦に続き、インドネシア戦も5本の3ポイントシュートを決め、17点を挙げてチームを救った細川一輝選手(三遠ネオフェニックス)。「もうシュートを打つのが仕事なので本当に空いたら打ち、そのためにチームメイトが作ってくれていることで思いっきり打つことができ、それが入ってくれています」と調子の良さがうかがえます。次の韓国戦は、これまでの2戦とはディフェンスの強度も変わってくることが予想されます。「フィジカルゲームになると思いますが、当たり負けせずに気持ちの面でもしっかり向かっていきながら、まずは自分たちがやるべきことを遂行して、試合に勝てるように準備していきたいです」と目の前の試合にフォーカスします。日本代表として勝利を目指すのは当然ですが、選手個人としてはパリ2024オリンピックへ向けて与えられたチャンスをつかむためにもアピールしていかなければなりません。
うまくいかない中でもしっかりと勝てている要因として、「オフェンスでは何がしたいか、トム(ホーバス)さんのバスケも分かっています」と齋藤選手は言い、これまでのFIBAワールドカップ アジア予選を戦った経験を生かしています。また、ゲインズヘッドコーチは選手たちと積極的にコミュニケーションを取り、その中でもガード陣とはお互いにアイディアを出し合っているそうです。「常に話をしていますし、ディフェンスでもオフェンスでも僕から提案することがあります。今日の後半のディフェンスも、僕のアイディアを取り入れてくれて、その辺はうまくコミュニケーションが取れています」と若いチームはみんなでより良い方向へ進んでいます。キャプテンであり、このチームでは最年長の齋藤選手は「システムだけではなく、状況判断やメンタル的な部分は最年長3人組がしっかりとケアしながら今後も取り組んでいきたいです」と続け、佐藤卓磨選手(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)と今村佳太選手(琉球ゴールデンキングス)とともに日本のバスケスタイルをこのチームに継承しています。