3×3 男女日本代表:アジア競技大会 予選プール[第2戦]男子 13-22 イラン/女子 12-15 チャイニーズ・タイペイ「全部をやろうとすると手に負えずにうまくいかない」田中晴瑛選手
3×3男女日本代表は揃って初陣を飾り、「第19回アジア競技大会(2022/杭州)」は2戦目。最初に登場した3×3男子日本代表はイランと対戦。大きな相手にインサイドから1点を着実に決められ、13-22でKO負け。続けてチャイニーズ・タイペイ戦に臨んだ3×3女子日本代表。男子同様にリバウンドを相手に10本多く許し、12-15で惜敗。2戦目は男女揃って敗れ、反省点の多い試合になりました。
昨日のトルクメニスタン戦で15点を挙げ、チームを引っ張る田中晴瑛選手(駒澤大学 / ALPHAS.EXE)。しかし、イラン戦は3本決まった2ポイントシュートの6点だけに終わりました。試合後のロッカールームでは、「正直オフェンスの部分は修正するポイントが多くあります。でも、全部をやろうとすると手に負えずにうまくいかないので、まずはどれを修正すれば良いかひとつに絞って、今後の試合で遂行できるようにしていかなければならないです」と田中選手は話すように、やるべきことをフォーカスしながらチーム力を高めていきます。
サイズのあるイランに対し、「ディフェンスリバウンドを取り切ること、ピックの対応もしっかり声を出してコミュニケーションを取って徹底することでしたが、ディフェンスリバウンドがあまり良くなく、そこからイージーな1点を許してしまいました」とオヌ太郎選手(中央大学)は反省点を挙げます。
オヌ選手にとっては、このアジア競技大会がはじめての国際大会であり、はじめての3×3公式戦です。中央大学では相手の留学生とマッチアップしてきた経験を活かし、「フィジカル面では負けている感じはなく、国際大会でも普段の経験が生かされていると思います」とディフェンスでは遜色のないプレーを見せます。一方オフェンスでは、「もう少しリングを見て、どんどんドライブで切って行ってスペースを作り、味方に楽なプレーをさせられるようにしたいです。特に田中選手の負担を減らして、イージーな2点を打たせられるようなプレーをしたいと思いました」と課題を挙げ、伸びしろしかありません。
3×3女子日本代表は、中盤から思うように決まらず、チャイニーズ・タイペイに3点差で敗れました。立ち上がりから積極的にゴールへ向かい、先制の2ポイントシュートを決めた伊森可琳選手(富士通レッドウェーブ)。しかし、チャイニーズ・タイペイに追い上げられた中盤以降、オフェンスが停滞してしまいました。その原因について、伊森選手は、「相手よりも、自分たちのシュートが入らなかったこともあり、単発にシュートを打ってしまいました」と振り返ります。
相手に特徴を捉えられた2戦目は、よりマークが厳しくなる中、「全員でボールを回しながらパスの回数を増やしてノーマークで簡単に2ポイントシュートやレイアップシュートを打てるように心がけています。でも、あまり良くない時間帯にどうしてもボールが孤立し、自分も無理に1on1に行ってしまい、ボールが回らない、パスが回せないという状況がありました。ボールを持っていない2人がもっとゴールや、オンボールに絡みにいくプレーが必要でした」と伊森選手は反省点を挙げます。
花島百香選手(ENEOSサンフラワーズ)は、「ネパールよりも相手はサイズがあり、簡単にはいかないと思って見ていました。体を自分からぶつけて強く行こうと思って試合には入りました」。その言葉どおり、ブロックショットを決め、ディフェンスで貢献します。しかし、花島選手は「やっぱ最終的には点取らないと勝てないスポーツです。その中でピックやスクリーンが自分の仕事の一部ではあると思っています。そこがアジャストされたときに、切り替えられなかったのが反省点です」と述べ、選手それぞれが課題を見つける試合となりました。
良い部分も課題も明確になった1勝1敗。課題を見つめ、明日以降のコートで成長した姿を見せてくれることに期待しましょう。次戦は3×3男子日本代表が3連戦となる明日9月28日(木)18:25に韓国と、3×3女子日本代表は1日空いて29日(金)20:00より、予選プール最終戦のカザフスタンとそれぞれ対戦します。
昨日のトルクメニスタン戦で15点を挙げ、チームを引っ張る田中晴瑛選手(駒澤大学 / ALPHAS.EXE)。しかし、イラン戦は3本決まった2ポイントシュートの6点だけに終わりました。試合後のロッカールームでは、「正直オフェンスの部分は修正するポイントが多くあります。でも、全部をやろうとすると手に負えずにうまくいかないので、まずはどれを修正すれば良いかひとつに絞って、今後の試合で遂行できるようにしていかなければならないです」と田中選手は話すように、やるべきことをフォーカスしながらチーム力を高めていきます。
サイズのあるイランに対し、「ディフェンスリバウンドを取り切ること、ピックの対応もしっかり声を出してコミュニケーションを取って徹底することでしたが、ディフェンスリバウンドがあまり良くなく、そこからイージーな1点を許してしまいました」とオヌ太郎選手(中央大学)は反省点を挙げます。
オヌ選手にとっては、このアジア競技大会がはじめての国際大会であり、はじめての3×3公式戦です。中央大学では相手の留学生とマッチアップしてきた経験を活かし、「フィジカル面では負けている感じはなく、国際大会でも普段の経験が生かされていると思います」とディフェンスでは遜色のないプレーを見せます。一方オフェンスでは、「もう少しリングを見て、どんどんドライブで切って行ってスペースを作り、味方に楽なプレーをさせられるようにしたいです。特に田中選手の負担を減らして、イージーな2点を打たせられるようなプレーをしたいと思いました」と課題を挙げ、伸びしろしかありません。
3×3女子日本代表は、中盤から思うように決まらず、チャイニーズ・タイペイに3点差で敗れました。立ち上がりから積極的にゴールへ向かい、先制の2ポイントシュートを決めた伊森可琳選手(富士通レッドウェーブ)。しかし、チャイニーズ・タイペイに追い上げられた中盤以降、オフェンスが停滞してしまいました。その原因について、伊森選手は、「相手よりも、自分たちのシュートが入らなかったこともあり、単発にシュートを打ってしまいました」と振り返ります。
相手に特徴を捉えられた2戦目は、よりマークが厳しくなる中、「全員でボールを回しながらパスの回数を増やしてノーマークで簡単に2ポイントシュートやレイアップシュートを打てるように心がけています。でも、あまり良くない時間帯にどうしてもボールが孤立し、自分も無理に1on1に行ってしまい、ボールが回らない、パスが回せないという状況がありました。ボールを持っていない2人がもっとゴールや、オンボールに絡みにいくプレーが必要でした」と伊森選手は反省点を挙げます。
花島百香選手(ENEOSサンフラワーズ)は、「ネパールよりも相手はサイズがあり、簡単にはいかないと思って見ていました。体を自分からぶつけて強く行こうと思って試合には入りました」。その言葉どおり、ブロックショットを決め、ディフェンスで貢献します。しかし、花島選手は「やっぱ最終的には点取らないと勝てないスポーツです。その中でピックやスクリーンが自分の仕事の一部ではあると思っています。そこがアジャストされたときに、切り替えられなかったのが反省点です」と述べ、選手それぞれが課題を見つける試合となりました。
良い部分も課題も明確になった1勝1敗。課題を見つめ、明日以降のコートで成長した姿を見せてくれることに期待しましょう。次戦は3×3男子日本代表が3連戦となる明日9月28日(木)18:25に韓国と、3×3女子日本代表は1日空いて29日(金)20:00より、予選プール最終戦のカザフスタンとそれぞれ対戦します。