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男子U16日本代表:テーピング講習会実施レポート 「テーピングを正しく巻く大切さと難しさを実感」新郷礼音選手
今年9月に開催が予定されている「FIBA U16アジア選手権大会2023」に臨む男子U16日本代表選手へ向け、ニチバン株式会社様のご協力により、テーピング講習会を実施しました。
 講習会の目的は、「若年層に対して受傷時における処置、再発予防をセルフケアで実施」できるようにすること。また、これからの日本を担う若い世代の選手たちが、正しくテーピングを巻く大切さを実感してもらい、所属チームに対して知識を還元していくことを期待しています。
 最初にニチバン株式会社より、テーピングを使用する際の注意点やテーピングの特徴ついてご説明いただきました。

 《テーピングを使用する際の注意点と特徴》
注意点は主に3つあり、1つ目はテーピングにシワが出来ないようにすること。2つ目は正しいテーピング肢位で巻くこと。3つ目は正しい部位ポイントを通すこと。
以上を守ることにより、テーピングとしての機能を発揮します。
テーピングの種類は、伸びないタイプ(固定)、伸びるタイプ(固定・筋肉サポート)、指用タイプ等、用途によって様々あることをご説明いただきました。
テーピングの詳細についてはニチバン株式会社のテーピングブランドサイト「battlwin.com(バトルウィンTM ドットコム)」でもご紹介されています。

次に、JBAスポーツパフォーマンス部会の佐藤晃一トレーナーによるテーピングの正しい巻き方の講習が行われました。ニチバン株式会社からご提供いただいたテーピングを使用し、手首・腕・足首それぞれ違う部位に対して実技を披露しながら説明。選手は2人1組になってテーピングを巻き合いそれぞれの出来を確認し合っていました。

新郷礼音選手(Team Thad)は中学時代に足首をケガしてテーピングをしてトレーナーの方に巻いてもらっていた経験があり、「今回の講習会でテーピングを正しく巻く大切さと難しさを実感した」とテーピングの奥深さを知る機会になったようです。

中村颯斗選手(四日市メリノール中学校)は「今回の講習会でどんなテーピングの種類があるのかを知ることができた」と述べ、今回の代表参加についても「周りは年上ばかりだがバスケを楽しむことを忘れずに頑張っていきたい」とバスケに対する思いも語ってくれた。

高田将吾選手(福岡大学付属大濠高等学校)は「今回の講習会で学んで得たことを自分自身がケガをした際にトレーナーの方がいない時に活かせるようにしたい」と述べ受傷時における意識を変える機会になったようです。
今後の代表活動については「アジア選手権につながる大事な練習期間なので、まずは12名に残ることを目標にして、そしてアジア選手権で勝つイメージを持ちながら練習に取り組んでいきます」と力強いコメントをもらえた。