FIBAワールドカップ2023:勝てば2次ラウンド進出が決まる予選グループ最終戦はオーストラリアと対戦
4チーム総当たりで予選グループを争う、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」。グループEは本日、最終日を迎えます。現在1位のドイツは同4位のフィンランドと対戦し、勝っても負けても1位通過が決定(※フィンランドは4位)。現在3位の男子日本代表は、同じく1勝1敗で並ぶ2位のオーストラリアと運命の直接対決に臨みます。
全チームが2試合を終えた昨日の時点で、アジア勢で唯一1勝(1敗)を挙げた日本。現在アジア1位の勝率を誇り、パリ2024オリンピック出場に最も近い存在です。河村勇輝選手(横浜ビー・コルセアーズ)は、「アジアの他チームの結果も自分たちは視野に入れていますし、今日の試合に勝てば、ほぼ決まるかもしれないという状況にあるのでモチベーションはすごく高いです」と話し、良い雰囲気のまま本日20:10からオーストラリア戦に臨みます。
現時点において、アジアのライバルたちは最終戦に勝っても1勝止まり。仮に、日本がオーストラリアに勝てば、2勝1敗でグループEの2位となり、2次ラウンド進出が決まります。敗れた場合は1勝2敗で3位になるため、17-32位決定戦へまわります。他のアジア勢の状況は、グループAのフィリピンが本日のイタリアとの最終戦で12点差以上をつけて勝利し、ドミニカがアンゴラに勝った場合に限り、2次ラウンド進出。明日試合が行われるグループBの中国も、1勝2敗で3チームが並ぶと得失点差などによる2次ラウンド進出の可能性が残っています。一方、イラン、レバノン、ヨルダンの2次ラウンド進出は消滅しました。
河村選手の強みは、アグレッシブなディフェンスとペイントアタック。「いつもの自分らしいプレーを続けるだけ」と強調し、コートに出ている5人とともに1つの歯車として、「組織的に戦えば日本は勝てると信じています」。長い期間積み上げてきた練習の成果を発揮し、世界を驚かせる準備は万全です。
フィンランドからつかんだ歴史的1勝。その直後、涙を流していた馬場雄大選手は、「一旦勝ったことを忘れて、オーストラリア戦に向けてチーム全員で全力を注ぎたいです」と気合いを入れ直します。オーストラリアのプロリーグNBLでプレーし、優勝経験もある馬場選手ゆえに、マッチアップ経験ある選手もおり、チーム内で情報を共有。FIBAランキング3位の強豪に勝つ難易度の高いミッションですが、馬場選手も自分たちの力を信じて、ふたたびビッグサプライズを起こすための戦いに挑みます。
「相手はスロースターターだと思いますが、それに対して日本は常にハイテンポなバスケを展開し、その速さはFIBAワールドカップ出場国の中で1番だと思います。僕たちのハイテンポなバスケを突き詰め、実際にコート上で表現していきたいです。そこでオーストラリアを上回ることができれば、僕たちのバスケットボールになり、そこを常に意識していきたいです。油断できる時間は1分もなく、強豪オーストラリアを相手に40分間、本当に最後の最後まで自分たちのバスケを遂行し続けることが勝利の秘訣です」(馬場選手)
■FIBA バスケットボールワールドカップ2023 試合日程
・8月29日 (火) vs オーストラリア (20:10 TIP OFF)
【テレビ放送】 19:54~ テレビ朝日系(生中継) ※一部地域を除く
【インターネット配信】DAZN、TVer(生配信)
全チームが2試合を終えた昨日の時点で、アジア勢で唯一1勝(1敗)を挙げた日本。現在アジア1位の勝率を誇り、パリ2024オリンピック出場に最も近い存在です。河村勇輝選手(横浜ビー・コルセアーズ)は、「アジアの他チームの結果も自分たちは視野に入れていますし、今日の試合に勝てば、ほぼ決まるかもしれないという状況にあるのでモチベーションはすごく高いです」と話し、良い雰囲気のまま本日20:10からオーストラリア戦に臨みます。
現時点において、アジアのライバルたちは最終戦に勝っても1勝止まり。仮に、日本がオーストラリアに勝てば、2勝1敗でグループEの2位となり、2次ラウンド進出が決まります。敗れた場合は1勝2敗で3位になるため、17-32位決定戦へまわります。他のアジア勢の状況は、グループAのフィリピンが本日のイタリアとの最終戦で12点差以上をつけて勝利し、ドミニカがアンゴラに勝った場合に限り、2次ラウンド進出。明日試合が行われるグループBの中国も、1勝2敗で3チームが並ぶと得失点差などによる2次ラウンド進出の可能性が残っています。一方、イラン、レバノン、ヨルダンの2次ラウンド進出は消滅しました。
河村選手の強みは、アグレッシブなディフェンスとペイントアタック。「いつもの自分らしいプレーを続けるだけ」と強調し、コートに出ている5人とともに1つの歯車として、「組織的に戦えば日本は勝てると信じています」。長い期間積み上げてきた練習の成果を発揮し、世界を驚かせる準備は万全です。
フィンランドからつかんだ歴史的1勝。その直後、涙を流していた馬場雄大選手は、「一旦勝ったことを忘れて、オーストラリア戦に向けてチーム全員で全力を注ぎたいです」と気合いを入れ直します。オーストラリアのプロリーグNBLでプレーし、優勝経験もある馬場選手ゆえに、マッチアップ経験ある選手もおり、チーム内で情報を共有。FIBAランキング3位の強豪に勝つ難易度の高いミッションですが、馬場選手も自分たちの力を信じて、ふたたびビッグサプライズを起こすための戦いに挑みます。
「相手はスロースターターだと思いますが、それに対して日本は常にハイテンポなバスケを展開し、その速さはFIBAワールドカップ出場国の中で1番だと思います。僕たちのハイテンポなバスケを突き詰め、実際にコート上で表現していきたいです。そこでオーストラリアを上回ることができれば、僕たちのバスケットボールになり、そこを常に意識していきたいです。油断できる時間は1分もなく、強豪オーストラリアを相手に40分間、本当に最後の最後まで自分たちのバスケを遂行し続けることが勝利の秘訣です」(馬場選手)
■FIBA バスケットボールワールドカップ2023 試合日程
・8月29日 (火) vs オーストラリア (20:10 TIP OFF)
【テレビ放送】 19:54~ テレビ朝日系(生中継) ※一部地域を除く
【インターネット配信】DAZN、TVer(生配信)