FIBAワールドカップ2023:「次のオーストラリアはもっと隙のないチーム」吉井裕鷹選手
歴史的1勝から一夜明け、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」は予選グループFが2戦目を迎えています。17:00よりベネズエラ vs カーボベルデ共和国、20:30からジョージア vs スロベニアが沖縄アリーナを盛り上げます。
フィンランドを98-88で下し、17年ぶりに世界から1勝をつかんだ男子日本代表。ドイツ戦同様、後半に見違えるようなパフォーマンスを見せ、新たな歴史の扉を開きました。前後半を比較すれば、「ようやく外からシュートが入ったことで、インサイドもうまく攻めることができました。後半だけで62点を獲ったのはすごいことです」とトム・ホーバスヘッドコーチは評価し、36点だった前半から見違えるように得点を量産しました。
頼みの3ポイントシュートが前半27%(3/11本)から、後半は17本中8本を成功させ、47.1%に上昇。リバウンドも前半16本から後半は22本に延ばし、最終的にはフィンランドより1本上回っています。それ以外のスタッツも軒並み増え、逆に10本のターンオーバーを数えた前半から修正し、後半は4本に抑えます。「前半の悪かったところを、後半に切り替えられました。僕らの武器は3ポイントシュートであり、そこが当たったことでリズムに乗れました」と馬場雄大選手が言うように、しっかりとアジャストして、勝ちたい気持ちが上回ってつかんだ1勝です。
大きなフィンランドを相手に、ペイントエリア内の得点は互角の34点。ホーバスヘッドコーチは、「ローポストの1on1ではなく外からドライブし、ビッグマンがスリップする日本らしいバスケをようやく出すことができました」と練習してきた本来の姿を披露。河村勇輝選手(横浜ビー・コルセアーズ)は25点、ジョシュ・ホーキンソン選手(サンロッカーズ渋谷)は28点・19リバウンドで活躍し、Bリーグ同様の活躍を発揮し、今後がさらに楽しみです。
昨日の試合後、ホーバスヘッドコーチと選手たちは喜びも束の間、予選グループ最終戦のオーストラリア戦、そして自ら掲げた目標に意識を向けていました。河村選手は「勝ったことに自信を持って良いと思うし、勢いをつけられる勝利だったと思います。しっかり休んでオーストラリア戦のために良い準備をして、アジア1位の目標を明確に、ブラさずに戦っていきたいです」と言えば、吉井裕鷹選手(アルバルク東京)も「次のオーストラリアはもっと隙のないチームなので、フィンランド戦の前半で良くなかったところを修正していきたいです」と試合を通じてステップアップできるチームです。
ホーバスヘッドコーチが作り上げた日本のスタイルが、正しかったことを証明した男子日本代表選手たち。渡邊雄太選手(フェニックス・サンズ)も、「フィンランドのような強いチームに勝つためには、激しいディフェンスでオールコートでプレッシャーをかけ、3ポイントシュートを打っていくしかないです。やっぱり高さに対して、きれいなバスケットをしようとしても、もしかしたら良い勝負はできるかもしれませんが、やっぱり勝ち切るまではいかないです。言い方は悪いかもしれませんが、ギャンブルみたいなバスケットをしないと勝てない中で、本当に勝ち切れたことが良かったです」と自信を得たことで、世界との戦いのスタートラインに立つことができました。
■FIBA バスケットボールワールドカップ2023 試合日程
・8月29日 (火) vs オーストラリア (20:10 TIP OFF)
【テレビ放送】 19:54~ テレビ朝日系(生中継) ※一部地域を除く
【インターネット配信】DAZN、TVer(生配信)
フィンランドを98-88で下し、17年ぶりに世界から1勝をつかんだ男子日本代表。ドイツ戦同様、後半に見違えるようなパフォーマンスを見せ、新たな歴史の扉を開きました。前後半を比較すれば、「ようやく外からシュートが入ったことで、インサイドもうまく攻めることができました。後半だけで62点を獲ったのはすごいことです」とトム・ホーバスヘッドコーチは評価し、36点だった前半から見違えるように得点を量産しました。
頼みの3ポイントシュートが前半27%(3/11本)から、後半は17本中8本を成功させ、47.1%に上昇。リバウンドも前半16本から後半は22本に延ばし、最終的にはフィンランドより1本上回っています。それ以外のスタッツも軒並み増え、逆に10本のターンオーバーを数えた前半から修正し、後半は4本に抑えます。「前半の悪かったところを、後半に切り替えられました。僕らの武器は3ポイントシュートであり、そこが当たったことでリズムに乗れました」と馬場雄大選手が言うように、しっかりとアジャストして、勝ちたい気持ちが上回ってつかんだ1勝です。
大きなフィンランドを相手に、ペイントエリア内の得点は互角の34点。ホーバスヘッドコーチは、「ローポストの1on1ではなく外からドライブし、ビッグマンがスリップする日本らしいバスケをようやく出すことができました」と練習してきた本来の姿を披露。河村勇輝選手(横浜ビー・コルセアーズ)は25点、ジョシュ・ホーキンソン選手(サンロッカーズ渋谷)は28点・19リバウンドで活躍し、Bリーグ同様の活躍を発揮し、今後がさらに楽しみです。
昨日の試合後、ホーバスヘッドコーチと選手たちは喜びも束の間、予選グループ最終戦のオーストラリア戦、そして自ら掲げた目標に意識を向けていました。河村選手は「勝ったことに自信を持って良いと思うし、勢いをつけられる勝利だったと思います。しっかり休んでオーストラリア戦のために良い準備をして、アジア1位の目標を明確に、ブラさずに戦っていきたいです」と言えば、吉井裕鷹選手(アルバルク東京)も「次のオーストラリアはもっと隙のないチームなので、フィンランド戦の前半で良くなかったところを修正していきたいです」と試合を通じてステップアップできるチームです。
ホーバスヘッドコーチが作り上げた日本のスタイルが、正しかったことを証明した男子日本代表選手たち。渡邊雄太選手(フェニックス・サンズ)も、「フィンランドのような強いチームに勝つためには、激しいディフェンスでオールコートでプレッシャーをかけ、3ポイントシュートを打っていくしかないです。やっぱり高さに対して、きれいなバスケットをしようとしても、もしかしたら良い勝負はできるかもしれませんが、やっぱり勝ち切るまではいかないです。言い方は悪いかもしれませんが、ギャンブルみたいなバスケットをしないと勝てない中で、本当に勝ち切れたことが良かったです」と自信を得たことで、世界との戦いのスタートラインに立つことができました。
■FIBA バスケットボールワールドカップ2023 試合日程
・8月29日 (火) vs オーストラリア (20:10 TIP OFF)
【テレビ放送】 19:54~ テレビ朝日系(生中継) ※一部地域を除く
【インターネット配信】DAZN、TVer(生配信)