FIBAワールドカップ2023:「チームに流れを持って来られなかったのが本当に悔しい」河村勇輝選手
「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」は2日目。沖縄アリーナではグループFの対戦があり、17:00からともに初出場となるカーボベルデ共和国 vs ジョージア、20:30よりベネズエラとNBAスーパースターのルカ・ドンチッチ選手を擁するスロベニアが初戦に臨みます。
男子日本代表は、2006年に日本で開催されたFIBA世界選手権(現ワールドカップ)でパナマに78-61で勝利して以来、世界大会で勝ち星を挙げられていません。予選グループの次の相手であるフィンランドも、FIBAランキング24位の格上です(※日本は同36位)。覚えてる方も多いとは思いますが、2021年7月11日にここ沖縄アリーナにフィンランドを迎え、強化試合を行いました。結果は71-76で惜敗。その試合で二桁得点を挙げたエドン・マクスフニ選手やオリビエ・カモウア選手は今大会も、スタートで活躍しています。
男子日本代表でその試合を経験したのは富樫勇樹選手と比江島慎選手、渡邊雄太選手の東京2020オリンピックメンバーのみ(※馬場雄大選手はその後に合流)。「はじめて世界大会に出る選手が多い中、ドイツ戦でヨーロッパの強さをみんなも実感できたと思います」と渡邊雄太選手(フェニックス・サンズ)は話し、一夜明けて気持ちを切り替え、フィンランドに照準を合わせます。
はじめて世界のレベルを肌で感じ、ワクワク感や敗れた悔しさなど複雑な感情が入り交じる河村勇輝選手(横浜ビー・コルセアーズ)。「1on1から3ポイントシュートを打つことが増えてしまったのが、オフェンスが停滞した原因です。もっともっとオンボールのところでズレを作り出すなど、1つひとつのオフェンスの組み立てをしっかりしなければ、このように単調なオフェンスになってしまうと感じました」とドイツ戦を振り返ります。
マッチアップしたデニス・シュルーダー選手(トロント・ラプターズ)については、「画面で見ていたとおりの能力の高さでした」。その相手にも通用した部分と悔しい思いをさせられた部分がありました。
「クレバーな選手でスピードだけではなく、ミドルジャンパーもあり、ビッグマンを引き寄せてそこからアリウープを演出するような流れを持ってくるプレーをしていました。自分たちの流れが来たタイミングでしっかりとシャットアウトされ、流れを持って行かせないようにするシュートの決め方などは、かなりスマートでした」
河村選手をはじめ、全力を出し切ることで世界における現在地を知ることができます。「どこまでできるのかというワクワク感があり、コートに立っていても楽しかったです。それ以上に勝利に貢献できなかったことやターンオーバー、シュート精度の悪さによってチームに流れを持って来られなかったのが本当に悔しいです。しっかりと反省して、しっかりと切り替えてフィンランド戦に勝てるようにしたいです」と河村選手は今大会を通して成長し、歴史的勝利へ導く活躍に期待しています。
■FIBA バスケットボールワールドカップ2023 試合日程
・8月27日 (日) vs フィンランド (21:10 TIP OFF)
【テレビ放送】 21:00~ テレビ朝日系(生中継)
【インターネット配信】DAZN、バスケットLIVE、TVer(生配信)
・8月29日 (火) vs オーストラリア (20:10 TIP OFF)
【テレビ放送】 19:54~ テレビ朝日系(生中継) ※一部地域を除く
【インターネット配信】DAZN、TVer(生配信)
男子日本代表は、2006年に日本で開催されたFIBA世界選手権(現ワールドカップ)でパナマに78-61で勝利して以来、世界大会で勝ち星を挙げられていません。予選グループの次の相手であるフィンランドも、FIBAランキング24位の格上です(※日本は同36位)。覚えてる方も多いとは思いますが、2021年7月11日にここ沖縄アリーナにフィンランドを迎え、強化試合を行いました。結果は71-76で惜敗。その試合で二桁得点を挙げたエドン・マクスフニ選手やオリビエ・カモウア選手は今大会も、スタートで活躍しています。
男子日本代表でその試合を経験したのは富樫勇樹選手と比江島慎選手、渡邊雄太選手の東京2020オリンピックメンバーのみ(※馬場雄大選手はその後に合流)。「はじめて世界大会に出る選手が多い中、ドイツ戦でヨーロッパの強さをみんなも実感できたと思います」と渡邊雄太選手(フェニックス・サンズ)は話し、一夜明けて気持ちを切り替え、フィンランドに照準を合わせます。
はじめて世界のレベルを肌で感じ、ワクワク感や敗れた悔しさなど複雑な感情が入り交じる河村勇輝選手(横浜ビー・コルセアーズ)。「1on1から3ポイントシュートを打つことが増えてしまったのが、オフェンスが停滞した原因です。もっともっとオンボールのところでズレを作り出すなど、1つひとつのオフェンスの組み立てをしっかりしなければ、このように単調なオフェンスになってしまうと感じました」とドイツ戦を振り返ります。
マッチアップしたデニス・シュルーダー選手(トロント・ラプターズ)については、「画面で見ていたとおりの能力の高さでした」。その相手にも通用した部分と悔しい思いをさせられた部分がありました。
「クレバーな選手でスピードだけではなく、ミドルジャンパーもあり、ビッグマンを引き寄せてそこからアリウープを演出するような流れを持ってくるプレーをしていました。自分たちの流れが来たタイミングでしっかりとシャットアウトされ、流れを持って行かせないようにするシュートの決め方などは、かなりスマートでした」
河村選手をはじめ、全力を出し切ることで世界における現在地を知ることができます。「どこまでできるのかというワクワク感があり、コートに立っていても楽しかったです。それ以上に勝利に貢献できなかったことやターンオーバー、シュート精度の悪さによってチームに流れを持って来られなかったのが本当に悔しいです。しっかりと反省して、しっかりと切り替えてフィンランド戦に勝てるようにしたいです」と河村選手は今大会を通して成長し、歴史的勝利へ導く活躍に期待しています。
■FIBA バスケットボールワールドカップ2023 試合日程
・8月27日 (日) vs フィンランド (21:10 TIP OFF)
【テレビ放送】 21:00~ テレビ朝日系(生中継)
【インターネット配信】DAZN、バスケットLIVE、TVer(生配信)
・8月29日 (火) vs オーストラリア (20:10 TIP OFF)
【テレビ放送】 19:54~ テレビ朝日系(生中継) ※一部地域を除く
【インターネット配信】DAZN、TVer(生配信)