「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」は、いよいよ明日8月25日(金)よりフィリピン、インドネシア、そして沖縄で開幕します。昨日の代表者会議でFIBAから承認が下り、既報どおりの12人で世界を驚かせる挑戦がはじまります。本日は前日会見がFIBA公式YouTube Liveにて配信されており、男子日本代表は22:30よりトム・ホーバスヘッドコーチと富樫勇樹キャプテンが登壇予定です。



パリ2024オリンピック出場を目標に掲げ、もし達成できなければ代表引退も示唆した渡邊雄太選手（フェニックス・サンズ）。FIBAワールドカップを明日に控え、「すごく楽しみにしてます。もうこの大会のために今までみんなとできる限りの準備をしてきたので、あとは楽しむだけという感じです」と晴れやかな表情で話し、すべての練習に参加しています。

開幕戦のドイツに勝利するために準備している日本ですが、「相手どうこうではなく、自分たちのバスケットをやるだけ。自分たちに照準を合わせて、自信を持って戦うだけです」と渡邊選手が言うように足元を固めています。日本の特徴である「3ポイントの確率を上げれば、どのチームでも勝てるというのが今の日本のスタイルです」と続け、自身は欠場したSoftBank CUP 2023でのフランス戦とスロベニア戦にも手応えを感じていました。



「きれいなバスケをしようとしすぎたら、絶対に格上相手には勝てないと思います。3ポイントシュートを多く打って、もうそれを決めるか決められないかだと思っています。それこそが日本のスタイルであり、強い相手に勝てる可能性があるバスケです」

頼もしい仲間たちとともに臨む今大会へ向け、「日本開催ということもあって、割とみんなも落ち着いているのかな、と感じています。間違いなくどのチームよりも練習はしてきました。僕はNBAのルール上、途中合流になりましたが、Bリーグでプレーする選手たちは、それこそアジア予選のWindowsがシーズン中にあり、大変な中でもずっとプレーし続けています。この約2ヶ月間で10試合を行い、その間には選考もあり、本当に大変な思いをしていました。しかし、それだけ努力してきた自信がみんなにあると思っています。個人個人を見たときに、実力で劣っているのは間違いないですが、チームとしてそんなに劣っているとは思っていません」と渡邊選手は感じていました。平常心で日本のバスケを遂行し、歴史的勝利を目指します。

■FIBA バスケットボールワールドカップ2023 試合日程
・8月25日 (金) vs ドイツ　(21:10 TIP OFF)
【テレビ放送】 21:00～　日本テレビ系/NHK沖縄 (沖縄エリアのみ) 　(生中継)
【インターネット配信】DAZN、バスケットLIVE、TVer（生配信）

・8月27日 (日) vs フィンランド　(21:10 TIP OFF)
【テレビ放送】 21:00～　テレビ朝日系（生中継）
【インターネット配信】DAZN、バスケットLIVE、TVer（生配信）

・8月29日 (火) vs オーストラリア　(20:10 TIP OFF)
【テレビ放送】 19:54～　テレビ朝日系（生中継） ※一部地域を除く
【インターネット配信】DAZN、TVer（生配信）