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男子日本代表:FIBAワールドカップ開幕まであと2日「デニス・シュルーダー選手をしっかりと止めること」河村勇輝選手
 「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」の舞台となる沖縄アリーナにて、各チームの公式練習がはじまりました。今年2月、ここで行われた天皇杯準決勝で45点のキャリアハイをマークした河村勇輝選手は、「僕にとってすごく良い思い出もあれば、やはり負けてしまった悔しい思い出もあります。FIBAワールドカップでは、良い思い出で終われるように全力を尽くしたいです」と勝利を目指します。



 ドイツ戦へ向け、「デニス・シュルーダー選手(トロント・ラプターズ)をしっかりと止めること」を意識する河村選手。マッチアップする相手はNBAスター選手であり、「やっぱり一人では止めれないですし、それぐらい高いレベルの選手だと思っています。チームで守る意識を持ちながらも、その中で個人としてどれだけシュルーダー選手にストレスをかけられるかが大事になってきます」と準備します。

 ドイツの起点となるシュルーダー選手を抑えなければなりませんが、「他の選手もボールを持って得点に絡むことが多いチームです。シュルーダー選手だけを考えていると、他の選手にやられてしまう可能性も高いです」とタレント揃いの強豪です。河村選手は、強化試合で対戦した「フランス戦やスロベニア戦では、前半は良い戦いができていました。それを後半も遂行し切る力が大事になります」とその反省点を生かし、勝機を見出します。



 以前から、比江島慎選手(宇都宮ブレックス)や富樫勇樹選手(千葉ジェッツ)らと「もし、日本代表に入ったら赤にしよう」という約束を果たした川真田紘也選手(滋賀レイクス)。髪色を「ジャパンの赤ですね」に変え、気合いを入れるとともにチームを盛り上げます。強化試合で世界トップレベルを肌で感じ、「やっぱりリバウンドにしても何か行動を起こさなければ、1on1の争いでボールを獲ることもできないです。ボックスアウトを徹底することや、ディフェンスでは自分からもっと体を当ててプッシュしていくことが大事になります。もちろん当たり前のことですけど、その当たり前のことをどれだけ徹底できるかが自分の仕事だと思っています」と手応えを感じ、日本のインサイドを支えます。

 はじめて男子日本代表入りし、はじめて世界に挑む川真田選手ですが「どういう試合ができるかな、どういうプレーができるかなとワクワク感の方が強いです」と緊張することなく本番を迎えられそうです。

■FIBA バスケットボールワールドカップ2023 試合日程
・8月25日 (金) vs ドイツ (21:10 TIP OFF)
【テレビ放送】 21:00~ 日本テレビ系/NHK沖縄 (沖縄エリアのみ)  (生中継)
【インターネット配信】DAZN、バスケットLIVE、TVer(生配信)

・8月27日 (日) vs フィンランド (21:10 TIP OFF)
【テレビ放送】 21:00~ テレビ朝日系(生中継)
【インターネット配信】DAZN、バスケットLIVE、TVer(生配信)

・8月29日 (火) vs オーストラリア (20:10 TIP OFF)
【テレビ放送】 19:54~ テレビ朝日系(生中継) ※一部地域を除く
【インターネット配信】DAZN、TVer(生配信)