【第1戦】日本75-65アンゴラ「雄太さんとジョシュともすごくプレーしやすかった」富永啓生選手
FIBAワールドカップ2023まであと9日。SoftBank CUP 2023(東京大会) バスケットボール男子日本代表国際強化試合が有明アリーナに11,915人の大観衆を集めて開幕。FIBAランキング41位のアンゴラとの初戦は、75-65と10点差で勝利しました。
男子日本代表のFIBAランキングは36位とアンゴラより上位にいますが、日本で開催された2006年のFIBAワールドカップ(当時・世界選手権)では62-87で敗れた相手です。途中で渡邊雄太選手(フェニックス・サンズ)がベンチに下がるハプニングがあり(※ホーバスヘッドコーチが試合後のインタビューで話したとおりに軽い捻挫)、ジョシュ・ホーキンソン選手(サンロッカーズ渋谷)は復帰戦。その2人がコートに立つ時間も少なくなり、「ピンチでしたが、こういうゲームではベンチメンバーがステップアップできるチャンスです」とトム・ホーバスヘッドコーチは前向きに捉えます。
「川真田(紘也/滋賀レイクス)も原(修太/千葉ジェッツ)もディフェンスをがんばり、河村(勇輝/横浜ビー・コルセアーズ)と富樫(勇樹/千葉ジェッツ)は相手のポイントガードの強いプレッシャーの中でも良い仕事をしました。みんながすごく我慢したのが勝因です。まだまだ足りないですが、少しずつ良くなってきています」(ホーバスヘッドコーチ)
足りない点に対し、26.8%(11/41本)に終わった3ポイントシュート、そして75点は目指すべきスタイルに一歩足りず、ペースアップをして得点を増やすことを求めています。しかし、3ポイントシュートは外れましたが、ノーマークを作って打てていたことに関してホーバスヘッドコーチは評価します。逆に言えば、シュートが入らない状況でもディフェンスやリバウンドなど他のプレーでがんばり、フィジカルが強い相手に対しても逃げずに戦い抜いたことで勝利することができました。
渡邊選手とホーキンソン選手がともに先発で出場し、リバウンドから流れをつかみ、開始5分で12-7と先手を取ります。特に渡邊選手は、約12分のプレータイムで7本を記録。得点こそ4点に終わりましたが、「ノーマークでシュートは打てています。FIBAワールドカップで対戦するドイツやフィンランドの同じポジションの選手たちが、雄太をマークし切れるかは分かりません。本当に彼は特別なシューターです」とホーバスヘッドコーチも絶賛していました。
残る3人のスターターは不動の吉井裕鷹選手(アルバルク東京)とともに、河村選手と富永啓生選手(ネブラスカ大学)の若い2人を同時に起用。富永選手は、「河村とはアンダーカテゴリー時代からずっと一緒にプレーしてきているので、ケミストリーはすごく良いです。雄太さんとジョシュも含めて、すごくプレーしやすかったです」と話すとおり、42.9%(6/14本)の高確率で3ポイントシュートを沈め、20点はチームハイを記録しました。
32-36と4点を追いかける展開となった前半。これまでも同様にリードされていたケースを踏まえ、「前半に悪かったところを修正して戦えることができれば、自分たちの流れが来ることを信じていました」という河村選手は、この逆転勝利に手応えを感じています。富永選手も、「後半はそのまま自分たちのバスケットをすることから考え、その中でディフェンスでのプレッシャーや、ペイントアタックからキックアウトパスをして3ポイントシュートを決めるプレーなど、自分たちのバスケットが通用するところもありました」とチームの成長も実感できています。
8月17日(木)19時より行われる次戦の相手は、東京2020オリンピックの銀メダリスト、フランスです。
男子日本代表のFIBAランキングは36位とアンゴラより上位にいますが、日本で開催された2006年のFIBAワールドカップ(当時・世界選手権)では62-87で敗れた相手です。途中で渡邊雄太選手(フェニックス・サンズ)がベンチに下がるハプニングがあり(※ホーバスヘッドコーチが試合後のインタビューで話したとおりに軽い捻挫)、ジョシュ・ホーキンソン選手(サンロッカーズ渋谷)は復帰戦。その2人がコートに立つ時間も少なくなり、「ピンチでしたが、こういうゲームではベンチメンバーがステップアップできるチャンスです」とトム・ホーバスヘッドコーチは前向きに捉えます。
「川真田(紘也/滋賀レイクス)も原(修太/千葉ジェッツ)もディフェンスをがんばり、河村(勇輝/横浜ビー・コルセアーズ)と富樫(勇樹/千葉ジェッツ)は相手のポイントガードの強いプレッシャーの中でも良い仕事をしました。みんながすごく我慢したのが勝因です。まだまだ足りないですが、少しずつ良くなってきています」(ホーバスヘッドコーチ)
足りない点に対し、26.8%(11/41本)に終わった3ポイントシュート、そして75点は目指すべきスタイルに一歩足りず、ペースアップをして得点を増やすことを求めています。しかし、3ポイントシュートは外れましたが、ノーマークを作って打てていたことに関してホーバスヘッドコーチは評価します。逆に言えば、シュートが入らない状況でもディフェンスやリバウンドなど他のプレーでがんばり、フィジカルが強い相手に対しても逃げずに戦い抜いたことで勝利することができました。
渡邊選手とホーキンソン選手がともに先発で出場し、リバウンドから流れをつかみ、開始5分で12-7と先手を取ります。特に渡邊選手は、約12分のプレータイムで7本を記録。得点こそ4点に終わりましたが、「ノーマークでシュートは打てています。FIBAワールドカップで対戦するドイツやフィンランドの同じポジションの選手たちが、雄太をマークし切れるかは分かりません。本当に彼は特別なシューターです」とホーバスヘッドコーチも絶賛していました。
残る3人のスターターは不動の吉井裕鷹選手(アルバルク東京)とともに、河村選手と富永啓生選手(ネブラスカ大学)の若い2人を同時に起用。富永選手は、「河村とはアンダーカテゴリー時代からずっと一緒にプレーしてきているので、ケミストリーはすごく良いです。雄太さんとジョシュも含めて、すごくプレーしやすかったです」と話すとおり、42.9%(6/14本)の高確率で3ポイントシュートを沈め、20点はチームハイを記録しました。
32-36と4点を追いかける展開となった前半。これまでも同様にリードされていたケースを踏まえ、「前半に悪かったところを修正して戦えることができれば、自分たちの流れが来ることを信じていました」という河村選手は、この逆転勝利に手応えを感じています。富永選手も、「後半はそのまま自分たちのバスケットをすることから考え、その中でディフェンスでのプレッシャーや、ペイントアタックからキックアウトパスをして3ポイントシュートを決めるプレーなど、自分たちのバスケットが通用するところもありました」とチームの成長も実感できています。
8月17日(木)19時より行われる次戦の相手は、東京2020オリンピックの銀メダリスト、フランスです。