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FISUワールドユニバーシティゲームズ:女子ユニバ日本代表は銀メダル、男子U22日本代表は12位で終了
 「FISUワールドユニバーシティゲームズ2021」はバスケットボール競技の全日程が終了。男子は開幕戦で敗れたチェコが、女子は決勝で惜しくも敗れた中国がそれぞれ金メダルに輝きました。女子ユニバ日本代表は準優勝、男子U22日本代表は最終戦を飾れずに12位で大会を終え、帰国の途に着きます。

 1勝に終わった男子U22日本代表ですが、この夏の大学生たちは世界との戦いが続きます。8月10日(木)よりSun Chlorella presents World University Basketball Series(以下WUBS)が開催され、山崎一渉選手が所属するNCAAラドフォード大学など世界から参戦。日本を代表し、東海大学と白鷗大学が挑みます。WUBSでエキシビションゲームを行う日本学生選抜は、8月12日(土)より台北市で開催される第42回ウィリアム・ジョーンズカップへ出場。多くの選手が国際大会を通じて、経験値を上げる機会となります。

 銀メダリストの女子ユニバ日本代表から鈴置彩夏選手(ENEOSサンフラワーズ)と 安江沙碧梨選手(富士通レッドウェーブ)は、9月8日からはじまるWリーグオータムカップ2023 in 奥州より、本格的なルーキーシーズンがスタートします。第72回関東大学女子バスケットボールリーグ戦は8月27日から、男子の第99回関東大学バスケットボールリーグ戦も8月26日から長い戦いがはじまります。ぜひ、未来を担うこの世代の選手たちのさらなる成長にご期待ください。

■男子U22日本代表 試合結果
【予選ラウンド】
日本 56-76 チェコ
日本 56-93 アメリカ
日本 49-69 ポーランド
【9-15位決定戦】
日本 104-48 アゼルバイジャン
【9-12位決定戦】
日本 62-84 中国
【11位決定戦】
日本 82-84 チャイニーズ・タイペイ

優 勝:チェコ
準優勝:ブラジル
第3位:アメリカ
第12位:日本

■女子ユニバ日本代表 試合結果
【予選ラウンド】
日本 100-56 アルゼンチン
日本 64-59 ハンガリー
【準々決勝】
日本 88-63 チェコ
【準決勝】
日本 69-56 フィンランド
【決勝】
日本 91-99 中国

優 勝:中国
準優勝:日本
第3位:フィンランド

柏倉 秀徳ヘッドコーチ(ENEOSサンフラワーズ)
 今大会を振り返ると、なかなか人数が揃わなかったり、準備する時間が限られた中でも、選手たちがよく戦ってくれました。試合を重ねるごとにチームが成熟度が増していったように感じました。今日の決勝戦は最高のパフォーマンスを選手たちが見せてくれました。選手たちのがんばりに敬意を表したいです、また、ここまで来られたのも選手が以外にもスタッフの皆さんのサポートや支えがあったからだと思っています。 本当にありがとうございました。

鈴置 彩夏キャプテン(ENEOSサンフラワーズ)
 たくさんの応援ありがとうございました。結果としてはすごく悔しいですが、試合を重ねるうちにチームの一体感が増して、最後までチーム全員で戦えたことが良かったと思います。世界でも日本のスピードや速い展開のバスケットが通用するということは、すごく実感できたと思います。個人としては、世界で戦うのが初めてでしたが、世界での舞台をすごく楽しんでバスケットできたのは良かったですが、その分、課題がたくさん見つかりました。自チームに帰って、またレベルアップできるようにがんばりたいと思います。応援ありがとうございました。

三浦 舞華選手(白鷗大学4年)
 今大会では、自分にできることを100%出し切るという目標で試合に臨みました。結果は準優勝でしたが、自分にできることを100%出し切ることで、自分でも想像を超えるようなプレーをすることができたり、楽しんでプレーをすることができました。これからも、自分にできることを100%出し切ってがんばっていきたいと思います。ありがとうございました。

岡本 美優選手(東京医療保健大学4年)
 今大会を振り返って、準決勝までは自分のプレーがあまりできませんでした。でも、準決勝、決勝と自分のプレーをして、バスケットを楽しむことができて、とても良かったと思います。応援ありがとうございました。

朝比奈 あずさ選手(筑波大学2年)
 今大会では自分の役割を果たして、チームの優勝に貢献することを目標に取り組みました。結果は準優勝でしたが、チーム一丸となって楽しくプレーすることができました。この悔しさを忘れずに、次のレベルアップができるようにがんばります。ありがとうございました。