男子日本代表国際強化試合2023太田大会【第2戦】日本75-94ニュージーランド「アップテンポなゲームができているときは良いバスケもできた」比江島慎選手
オープンハウスアリーナ太田で開催された「バスケットボール男子日本代表国際強化試合2023太田大会」は第2戦。「前回の試合でニュージーランドが負けたことでエネルギーを出して試合に入ってきたのに対し、そこを上回れなかったのは反省しなければいけないです」と比江島慎選手(宇都宮ブレックス)が敗因を挙げ、男子日本代表は75-94と19点差で敗れました。
先発を入れ替え、河村勇輝選手(横浜ビー・コルセアーズ)、須田侑太郎選手(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)、馬場雄大選手を起用し、トム・ホーバスヘッドコーチは積極的な交代を行いながら様々なコンビネーションを試します。先日のニュージーランド戦や韓国戦では、「出だしが悪くてもベンチメンバーがリズムを作ったが、今日は勢いが来るかというときにミスが続いて、我々らしいプレーではなかったです」とホーバスヘッドコーチはこの試合を振り返ります。ニュージーランドのシュート成功率は59.6%(34/57本)と高確率で決められたことで、日本の速いペースを封印。リバウンドはニュージーランドの45本に対し、日本は半分以下の21本と差をつけられました。
その原因について、「ヒットファーストというテーマがあるが、そこを今日はできていませんでした」というホーバスヘッドコーチ。富樫勇樹キャプテン(千葉ジェッツ)も「自分たちから体をぶつけて仕掛けることがチームのテーマであり、トムさんの体制になった初日から常に言われ続けてきたことが今日は足りなかったです」と反省します。
「こういう試合はたまにあります」とホーバスヘッドコーチが言うように、強化試合を行っている今は下を向いている暇はありません。試合後のミーティングで気持ちを切り替え、トライ&エラーで前へ進むだけです。厳しい試合結果ではありましたが、「ターンオーバーは21本を誘うことができ、良いところもありました」とプラス面は伸ばしていきます。比江島選手も「日本の持ち味であるスピードを出せなかった時間帯に、相手に流れを持っていかれてしまいました。しかし、アップテンポなゲームができているときは良いバスケもできたと思います。まだまだ突き詰めていかなければいけない部分もあるので、今日の試合を反省して、次に生かしていきたいです」と前向きに捉えます。ホーバスヘッドコーチも良かった点を多く挙げてくれました。
「最後の方はディフェンスのパッションが見られました。西田(優大)選手のポイントガードは良く、相手がフィジカルに来てもしっかりとコンタクトできていました。比江島選手も良かったし、原(修太)選手のディフェンスも良かったです。川真田(紘也)選手は毎日うまくなっています。久しぶりに金近(廉)選手らしいバスケを見せてくれました。今日は10分ほどのプレータイムだった富樫選手ですが、キャプテンなのでもう分かっており、他の選手をもっと見たいです」
最後の強化試合となる有明アリーナでのSoftBank CUP 2023(東京大会)はアフリカ代表のアンゴラ、NBAスター選手を擁するフランスやスロベニアはメダルを狙えるチームとの3連戦。FIBAアジアカップやアジア予選で対戦することのない世界を相手に挑みつつ、8月25日のドイツとのFIBAワールドカップ開幕戦に照準を合わせていきます。
先発を入れ替え、河村勇輝選手(横浜ビー・コルセアーズ)、須田侑太郎選手(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)、馬場雄大選手を起用し、トム・ホーバスヘッドコーチは積極的な交代を行いながら様々なコンビネーションを試します。先日のニュージーランド戦や韓国戦では、「出だしが悪くてもベンチメンバーがリズムを作ったが、今日は勢いが来るかというときにミスが続いて、我々らしいプレーではなかったです」とホーバスヘッドコーチはこの試合を振り返ります。ニュージーランドのシュート成功率は59.6%(34/57本)と高確率で決められたことで、日本の速いペースを封印。リバウンドはニュージーランドの45本に対し、日本は半分以下の21本と差をつけられました。
その原因について、「ヒットファーストというテーマがあるが、そこを今日はできていませんでした」というホーバスヘッドコーチ。富樫勇樹キャプテン(千葉ジェッツ)も「自分たちから体をぶつけて仕掛けることがチームのテーマであり、トムさんの体制になった初日から常に言われ続けてきたことが今日は足りなかったです」と反省します。
「こういう試合はたまにあります」とホーバスヘッドコーチが言うように、強化試合を行っている今は下を向いている暇はありません。試合後のミーティングで気持ちを切り替え、トライ&エラーで前へ進むだけです。厳しい試合結果ではありましたが、「ターンオーバーは21本を誘うことができ、良いところもありました」とプラス面は伸ばしていきます。比江島選手も「日本の持ち味であるスピードを出せなかった時間帯に、相手に流れを持っていかれてしまいました。しかし、アップテンポなゲームができているときは良いバスケもできたと思います。まだまだ突き詰めていかなければいけない部分もあるので、今日の試合を反省して、次に生かしていきたいです」と前向きに捉えます。ホーバスヘッドコーチも良かった点を多く挙げてくれました。
「最後の方はディフェンスのパッションが見られました。西田(優大)選手のポイントガードは良く、相手がフィジカルに来てもしっかりとコンタクトできていました。比江島選手も良かったし、原(修太)選手のディフェンスも良かったです。川真田(紘也)選手は毎日うまくなっています。久しぶりに金近(廉)選手らしいバスケを見せてくれました。今日は10分ほどのプレータイムだった富樫選手ですが、キャプテンなのでもう分かっており、他の選手をもっと見たいです」
最後の強化試合となる有明アリーナでのSoftBank CUP 2023(東京大会)はアフリカ代表のアンゴラ、NBAスター選手を擁するフランスやスロベニアはメダルを狙えるチームとの3連戦。FIBAアジアカップやアジア予選で対戦することのない世界を相手に挑みつつ、8月25日のドイツとのFIBAワールドカップ開幕戦に照準を合わせていきます。