NEWS

男子日本代表:FIBAワールドカップ直前合宿スタート「できる限りの準備をしっかりして挑めば、絶対に勝つ可能性はある」渡邊雄太選手
 既報どおり、15人に絞られた男子日本代表「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」へ向けた直前合宿が、本日7月29日(土)よりスタートします。昨日、選手たちは集合し、NBAルールの大会28日前となったことで、ついに渡邊雄太選手(フェニックス・サンズ)が合流。トム・ホーバスヘッドコーチらとともにミーティングを行い、8月25日のドイツとの開幕戦へ向けてそれぞれの情報を共有していました。



 昨年のFIBAアジアカップ以来となる男子日本代表であり、FIBAワールドカップへ向けた合宿がはじまり、「もう楽しみの一言です」と渡邊選手。あえてコンディションを抑えて初日を迎え、「これから本格的に練習できるのがすごく楽しみです」と言うように、すべては開幕戦のドイツから金星を奪うためであり、逆算してピークを合わせていきます。

 昨年から新たに加わった選手もいますが、「ケミストリーの構築には、さほど時間はかからないと思っています。新しい選手たちが入って来ることで競争力がどんどん高まり、それは日本のバスケットにとってもすごく良いことです。しっかりと自分も、その競争に加わっていきたいです」と話し、チーム力を高めながらサバイバルも続きます。

 渡邊選手自身は2016年リオデジャネイロオリンピック世界最終予選、前回大会となるFIBAワールドカップ2019、2021年の東京2020オリンピックの3大会で世界に挑み、今だ未勝利のまま。覚悟を持って勝利を目指す今大会へ向け、今後の27日間が重要です。

「本当に勝つことが簡単ではないのは今までの経験上、誰よりも分かっています。ふたたび大変な挑戦になるとは思いますが、もうできる限りの準備をしっかりして挑めば、絶対に勝つ可能性はあると思っています。8月25日(ドイツとの開幕戦)に向け、まずは万全な状態を作っていきたいです」