男子U22/女子ユニバ日本代表:FISUワールドユニバーシティゲームズまであと2日「ディフェンスからプレーするマインドセット」黒川虎徹選手
7月28日(金)より開幕する「FISUワールドユニバーシティゲームズ2021」へ向け、開催地の中国・成都に到着した男子U22日本代表と女子ユニバ日本代表。味の素ナショナルスポーツセンターにて実施した直前合宿において、男子は日本大学とさいたまブロンコス、女子は富士通レッドウェーブに胸を借り、実戦形式の強化を行うことができました。
女子ユニバ日本代表の柏倉秀徳ヘッドコーチは、コンディションを整えて本気で向かってきてくれた富士通レッドウェーブに感謝します。その試合を踏まえ、「オフェンスはもっとゴールに向かってプレーしなければいけません。まだ行き切れていなかったために、レフェリーもファウルを吹きませんでした。とにかくゴールに向かって、果敢にアタックすることが非常に重要です。ペリメーター陣のドライブはもちろん、インサイド陣も体を張ってゴールにアタックするプレーをもっと見せていかなければいけないと感じました」とオフェンスの課題を挙げます。
ディフェンスの課題点として、「もっとボールマンプレッシャーをかけ、ピックアップを早くしなければいけないです。どうしてもサイズが劣るので、ペイントエリアの外でいかにコンタクトを早くして、ファイトするかが非常に重要になります」と柏倉ヘッドコーチは突き詰めていきます。池松美波選手(東京医療保健大学4年)も「ディフェンス、リバウンド、ルーズボールの徹底。それらを率先して、チームを鼓舞するようなプレーを心がけていきたいです」と最前線からアグレッシブに戦っていかなければなりません。
日本代表は12人しかいないため、異なるポジションでもプレーできる選手が重宝されます。普段はシューティングガードの池松選手ですが、「プレースタイルは変わらないと思っています。自分の持ち味であるピック&ロールやペイントアタックを狙いながら、まわりを生かしてチャンスを作るとともに、しっかりと得点も取っていきたいです」と頼もしいコメントのとおり、ポイントガードにも挑戦しています。
世界を相手に勝利するには、男子も同じく「ディフェンスからプレーするマインドセットが必要です。ガードが前からプレッシャーをかけていけば、自ずとオフェンスでブレイクを出せるようになります」と黒川虎徹選手(東海大学4年)は言います。強気なオフェンスで戦ってくれた日本大学とさいたまブロンコスとの練習試合を通じて、目指すべきスタイルが見えてきました。
能力が高い選手が揃っていることで、「オフェンス先行になってしまいましたが、ディフェンスから意識することをみんなで確認しました。大会になれば緊張したり、遠慮したり、縮こまってしまえば自分のシュートが打てず、そこから一気に点差が引き離されてしまいます」と黒川選手は本番を想定し、仲間たちを鼓舞します。そして、女子ユニバ日本代表の柏倉ヘッドコーチや池松選手と同じプレーが重要となります。
「3ポイントシュートだけにならず、ペイントアタックすることが大事だということがこれまでの試合で分かりました。そこを突き詰めていくことと、やっぱりディフェンスでは前からどんどんプレッシャーをかけて、ビッグマンもポストファイトをすることを徹底できれば、これまでの試合経験が生かされると思います」
2つの練習試合とともに、男子U22日本代表はオーストラリア遠征や、日本学生選抜として第46回李相佰盃では韓国との3連戦を経験しています。網野友雄ヘッドコーチも「連戦の中での戦い方やどうメンタルを保っていけば良いかという経験ができました。そこを踏まえた上で、今回は対戦したことがなく、想像もつかないチームに対して、これまでの経験や課題と照らし合わせながら解決策を導き出すことが、ひとつ勉強になるところでもあります」と述べ、開幕戦の戦い方がその後を占うためにも重要になります。黒川選手も、「初戦の戦い方がものすごく大事だと感じました。最初は受け身になってしまった経験をしたからこそ、今大会では最初から自分たちのバスケットを遂行していくことが大事になります」と力を込め、最終調整を行っていきます。
開幕戦は7月29日(土)10:00より男子がチェコ戦、続いて14:00より女子はアルゼンチンと対戦します。
女子ユニバ日本代表の柏倉秀徳ヘッドコーチは、コンディションを整えて本気で向かってきてくれた富士通レッドウェーブに感謝します。その試合を踏まえ、「オフェンスはもっとゴールに向かってプレーしなければいけません。まだ行き切れていなかったために、レフェリーもファウルを吹きませんでした。とにかくゴールに向かって、果敢にアタックすることが非常に重要です。ペリメーター陣のドライブはもちろん、インサイド陣も体を張ってゴールにアタックするプレーをもっと見せていかなければいけないと感じました」とオフェンスの課題を挙げます。
ディフェンスの課題点として、「もっとボールマンプレッシャーをかけ、ピックアップを早くしなければいけないです。どうしてもサイズが劣るので、ペイントエリアの外でいかにコンタクトを早くして、ファイトするかが非常に重要になります」と柏倉ヘッドコーチは突き詰めていきます。池松美波選手(東京医療保健大学4年)も「ディフェンス、リバウンド、ルーズボールの徹底。それらを率先して、チームを鼓舞するようなプレーを心がけていきたいです」と最前線からアグレッシブに戦っていかなければなりません。
日本代表は12人しかいないため、異なるポジションでもプレーできる選手が重宝されます。普段はシューティングガードの池松選手ですが、「プレースタイルは変わらないと思っています。自分の持ち味であるピック&ロールやペイントアタックを狙いながら、まわりを生かしてチャンスを作るとともに、しっかりと得点も取っていきたいです」と頼もしいコメントのとおり、ポイントガードにも挑戦しています。
世界を相手に勝利するには、男子も同じく「ディフェンスからプレーするマインドセットが必要です。ガードが前からプレッシャーをかけていけば、自ずとオフェンスでブレイクを出せるようになります」と黒川虎徹選手(東海大学4年)は言います。強気なオフェンスで戦ってくれた日本大学とさいたまブロンコスとの練習試合を通じて、目指すべきスタイルが見えてきました。
能力が高い選手が揃っていることで、「オフェンス先行になってしまいましたが、ディフェンスから意識することをみんなで確認しました。大会になれば緊張したり、遠慮したり、縮こまってしまえば自分のシュートが打てず、そこから一気に点差が引き離されてしまいます」と黒川選手は本番を想定し、仲間たちを鼓舞します。そして、女子ユニバ日本代表の柏倉ヘッドコーチや池松選手と同じプレーが重要となります。
「3ポイントシュートだけにならず、ペイントアタックすることが大事だということがこれまでの試合で分かりました。そこを突き詰めていくことと、やっぱりディフェンスでは前からどんどんプレッシャーをかけて、ビッグマンもポストファイトをすることを徹底できれば、これまでの試合経験が生かされると思います」
2つの練習試合とともに、男子U22日本代表はオーストラリア遠征や、日本学生選抜として第46回李相佰盃では韓国との3連戦を経験しています。網野友雄ヘッドコーチも「連戦の中での戦い方やどうメンタルを保っていけば良いかという経験ができました。そこを踏まえた上で、今回は対戦したことがなく、想像もつかないチームに対して、これまでの経験や課題と照らし合わせながら解決策を導き出すことが、ひとつ勉強になるところでもあります」と述べ、開幕戦の戦い方がその後を占うためにも重要になります。黒川選手も、「初戦の戦い方がものすごく大事だと感じました。最初は受け身になってしまった経験をしたからこそ、今大会では最初から自分たちのバスケットを遂行していくことが大事になります」と力を込め、最終調整を行っていきます。
開幕戦は7月29日(土)10:00より男子がチェコ戦、続いて14:00より女子はアルゼンチンと対戦します。