男子U19日本代表:FIBA U19ワールドカップまであと5日「大会で活躍すれば、日本代表に呼ばれるチャンスがある」ジェイコブス晶選手
スペイン遠征を行っている男子U19日本代表は、FIBAユースランキング2位の地元スペインと練習試合を行い、50-87と完敗。結果よりも、世界トップレベルを肌で感じることができたことが大きな収穫です。6月24日(土)よりハンガリーで開幕する「FIBA U19ワールドカップ 2023」へ向け、残り少ない期間で最終調整を行っていきます。
オーストラリアへ渡り、NBAグローバルアカデミーで日頃から世界トップクラスと対峙しているのが、ジェイコブス晶選手と川島悠翔選手です。川島選手にとっては、前回大会に続くFIBA U19ワールドカップ出場であり、昨年のFIBA U17ワールドカップを含めて3度目の世界挑戦です。
「今まで学んだことはたくさんあり、いろんな経験もさせてもらってきました。海外の高さや手の長さなどの違いも、たくさん見てきました。自分の強みとして世界と戦えるところは、いろいろと確認して分かってきています。そこをしっかりと発揮して、絶対に過去の記録を塗り替えたいです」
3ポイントシュートやアウトサイドでのプレーが得意な2mの川島選手。アンダーカテゴリーにおける過去最高位は、2017年大会の10位。それを上回る結果を求めていくためにも、「どんどん得点を取っていきたいです。合宿中は迷っているところもありましたが、自己中心的ではなく、しっかりとチャンスを見極めて自分のプレーを発揮して勝利をつかみ取りたいです」と川島選手は臆することなく世界と戦ってきます。
同じく203cmのジェイコブス選手もオールラウンドの活躍が魅力です。5on5のときはリバウンドを取ったあと、そのままボールを運んでゲームを組み立てます。平均身長約約2mのNBAグローバルアカデミーの中では、「すでにポジションが決まっている選手も多かったため、僕がボールをずっと持っていることもできませんでした。でも、このチームはボールを持って積極的にプレーして欲しいと期待されており、久しぶりな感覚です」と話し、水を得た魚の如くゴールへ向かっています。
しかし、オフェンスよりも「チームディフェンスが重要になり、スペイン遠征での試合でしっかり世界にアジャストしていかなければならないと思っています。日本人同士の合宿では、少しミスしてもヘルプすればどうにか守れていました。しかし、世界を相手にインサイドへ入られてしまえば、そのままダンクされてしまいます」という経験をこのチームに還元してくれています。日本の課題であるリバウンドに関しては、ジェイコブス選手が体験してきたことが重要になります。
「大きい選手がボックスアウトをしなかったことで、小さい選手にリバウンドを取られてしまうこともたくさんあります。大きい選手はリバウンドのときにまわりを見ておらず、ジャンプすれば取ることができてしまいます。でも、そこがチャンスであり、しっかりとボックスアウトをして相手よりも前に入って行けばリバウンドのチャンスが生まれます。小さい日本でもリバウンドを取れる自信はありますし、オーストラリアで大きい選手とマッチアップしてきた経験を生かしていきたいです」
昨年のFIBA U18アジア選手権では大会途中でケガをしたため、消化不良だったジェイコブス選手。「一番は日本代表として活躍することです。進学が決まったハワイ大学の方々も期待して見てくれると思うので、そのためにもがんばりたいです。FIBA U19ワールドカップで活躍すれば、日本代表に呼ばれるチャンスがあると思っています。いろんな道が拓ける大きな大会だと思っているので、楽しみです」と意気込み、未来の日本のエースとして最初の一歩を踏み出します。
すでに男子日本代表合宿に参加した経験のある川島選手も同じです。それとともに同世代や福岡大学附属大濠高校時代の仲間も多いこのチームに対し、「U16〜U18までずっと一緒にプレーしてきたので、もう一度同じチームで世界と戦えるのがうれしいです。大濠の大先輩である湧川(颯斗)選手(滋賀レイクス)とは、息の合ったプレーが見せられると思います。ぜひ、コンビプレーに期待していてください」と笑顔で話していました。
多くの選手にとってはこれがアンダーカテゴリーとして最後のFIBA公式戦であり、次はもう男子日本代表です。日本の将来を担う若き逸材たちの戦いがまもなくはじまります。
オーストラリアへ渡り、NBAグローバルアカデミーで日頃から世界トップクラスと対峙しているのが、ジェイコブス晶選手と川島悠翔選手です。川島選手にとっては、前回大会に続くFIBA U19ワールドカップ出場であり、昨年のFIBA U17ワールドカップを含めて3度目の世界挑戦です。
「今まで学んだことはたくさんあり、いろんな経験もさせてもらってきました。海外の高さや手の長さなどの違いも、たくさん見てきました。自分の強みとして世界と戦えるところは、いろいろと確認して分かってきています。そこをしっかりと発揮して、絶対に過去の記録を塗り替えたいです」
3ポイントシュートやアウトサイドでのプレーが得意な2mの川島選手。アンダーカテゴリーにおける過去最高位は、2017年大会の10位。それを上回る結果を求めていくためにも、「どんどん得点を取っていきたいです。合宿中は迷っているところもありましたが、自己中心的ではなく、しっかりとチャンスを見極めて自分のプレーを発揮して勝利をつかみ取りたいです」と川島選手は臆することなく世界と戦ってきます。
同じく203cmのジェイコブス選手もオールラウンドの活躍が魅力です。5on5のときはリバウンドを取ったあと、そのままボールを運んでゲームを組み立てます。平均身長約約2mのNBAグローバルアカデミーの中では、「すでにポジションが決まっている選手も多かったため、僕がボールをずっと持っていることもできませんでした。でも、このチームはボールを持って積極的にプレーして欲しいと期待されており、久しぶりな感覚です」と話し、水を得た魚の如くゴールへ向かっています。
しかし、オフェンスよりも「チームディフェンスが重要になり、スペイン遠征での試合でしっかり世界にアジャストしていかなければならないと思っています。日本人同士の合宿では、少しミスしてもヘルプすればどうにか守れていました。しかし、世界を相手にインサイドへ入られてしまえば、そのままダンクされてしまいます」という経験をこのチームに還元してくれています。日本の課題であるリバウンドに関しては、ジェイコブス選手が体験してきたことが重要になります。
「大きい選手がボックスアウトをしなかったことで、小さい選手にリバウンドを取られてしまうこともたくさんあります。大きい選手はリバウンドのときにまわりを見ておらず、ジャンプすれば取ることができてしまいます。でも、そこがチャンスであり、しっかりとボックスアウトをして相手よりも前に入って行けばリバウンドのチャンスが生まれます。小さい日本でもリバウンドを取れる自信はありますし、オーストラリアで大きい選手とマッチアップしてきた経験を生かしていきたいです」
昨年のFIBA U18アジア選手権では大会途中でケガをしたため、消化不良だったジェイコブス選手。「一番は日本代表として活躍することです。進学が決まったハワイ大学の方々も期待して見てくれると思うので、そのためにもがんばりたいです。FIBA U19ワールドカップで活躍すれば、日本代表に呼ばれるチャンスがあると思っています。いろんな道が拓ける大きな大会だと思っているので、楽しみです」と意気込み、未来の日本のエースとして最初の一歩を踏み出します。
すでに男子日本代表合宿に参加した経験のある川島選手も同じです。それとともに同世代や福岡大学附属大濠高校時代の仲間も多いこのチームに対し、「U16〜U18までずっと一緒にプレーしてきたので、もう一度同じチームで世界と戦えるのがうれしいです。大濠の大先輩である湧川(颯斗)選手(滋賀レイクス)とは、息の合ったプレーが見せられると思います。ぜひ、コンビプレーに期待していてください」と笑顔で話していました。
多くの選手にとってはこれがアンダーカテゴリーとして最後のFIBA公式戦であり、次はもう男子日本代表です。日本の将来を担う若き逸材たちの戦いがまもなくはじまります。