高崎大会第2戦:日本87-63デンマーク「シュートが入っていないことは気にせずに、まずはディフェンスから後半に入ろう」山本麻衣選手
三井不動産カップ2023 (高崎大会)バスケットボール女子日本代表国際強化試合は第2戦。100点ゲームでの完勝から一夜明け、恩塚亨ヘッドコーチは試合前、「相手もアジャストしてくるので、難しい試合になる。たくさんチャレンジすることにもなる」と選手たちに伝え、警戒していたとおりの展開となります。「空いたらみんなシュートが入ることは分かっていました」と赤穂ひまわり選手が言うように、事前にデンマークの特徴は把握していました。立ち上がりから3ポイントシュートを決められ、前半はデンマークを追いかける展開が続きます。
第1クォーター、山本麻衣選手や髙田真希選手が3ポイントシュートを決めましたが、デンマークは5本成功させ、17-21と4点を追う日本。その後、積極的に3ポイントシュートを打ちきってはいますが入らず、リバウンドを拾ったデンマークにリズムを作られます。
シュートは打てていましたが、「外したあとにネガティブな状態になり、それによって後手を踏んでしまいました。そこから相手にプレーする余裕や隙を与えてしまいました」と恩塚ヘッドコーチは前半の課題を挙げます。赤穂選手も「シュートを打っただけで終わってしまう場面が結構ありました。シュートを打ったあと、セーフティーに戻ることも大事ですが、3人がオフェンスリバウンドに入るようにしていけば、相手もすぐに攻められなくなり、リズムを崩すこともできたと思います」と話し、デンマークに気持ち良くオフェンスする機会を与えてしまいました。
38-39と1点を追いかけて終えた前半。ハーフタイム中、恩塚ヘッドコーチは、「とにかくマッチアップを早くすること、あとは相手がチャンスを作ろうとするプレーに対し、パスの選択肢を余裕を持たせないこと。それによって相手の流れを崩せば、自分たちの主導権を握ることができる」と指示を出します。3ポイントシュートを打たれた場面に対し、赤穂選手は「1on1から打たれたわけではなく、スイッチミスやスクリーンでのミスによってノーマークができ、シュートを打たれてしまいました」と修正点を明確にします。
第3クォーターは、21点連続で決めた日本が68-46と一気に点差を開きました。後半に巻き返した要因に対し、林咲希選手は「自分自身も走ることを意識して、日本らしい速いバスケットを出して、そこからズレを作って良い3ポイントシュートを打って、それが入ったのが良かったです」。山本選手は「シュートが入っていないことは気にせずに、まずはディフェンスから後半に入ろうという話をしました。しっかり守ってリバウンドを取れたことで、そこからのボールプッシュを積極的にすることを心がけていました。それに対してみんなも走り、どんどんパスを出して思いきってシュートを打ってくれました」と前向きな気持ちにより、シュートも成功させられました。
林選手と山本選手は5本の3ポイントシュートを成功させ、18点。馬瓜ステファニー選手も同じく18点。赤穂選手はチーム最多の7リバウンドでチームの勝利を支えます。終わってみれば、87-63と24点差をつけて2連勝。最終日となる明日6月18日(日)は、同じく15:00ティップオフ(開場13:30/当日券13:00販売開始)。
第1クォーター、山本麻衣選手や髙田真希選手が3ポイントシュートを決めましたが、デンマークは5本成功させ、17-21と4点を追う日本。その後、積極的に3ポイントシュートを打ちきってはいますが入らず、リバウンドを拾ったデンマークにリズムを作られます。
シュートは打てていましたが、「外したあとにネガティブな状態になり、それによって後手を踏んでしまいました。そこから相手にプレーする余裕や隙を与えてしまいました」と恩塚ヘッドコーチは前半の課題を挙げます。赤穂選手も「シュートを打っただけで終わってしまう場面が結構ありました。シュートを打ったあと、セーフティーに戻ることも大事ですが、3人がオフェンスリバウンドに入るようにしていけば、相手もすぐに攻められなくなり、リズムを崩すこともできたと思います」と話し、デンマークに気持ち良くオフェンスする機会を与えてしまいました。
38-39と1点を追いかけて終えた前半。ハーフタイム中、恩塚ヘッドコーチは、「とにかくマッチアップを早くすること、あとは相手がチャンスを作ろうとするプレーに対し、パスの選択肢を余裕を持たせないこと。それによって相手の流れを崩せば、自分たちの主導権を握ることができる」と指示を出します。3ポイントシュートを打たれた場面に対し、赤穂選手は「1on1から打たれたわけではなく、スイッチミスやスクリーンでのミスによってノーマークができ、シュートを打たれてしまいました」と修正点を明確にします。
第3クォーターは、21点連続で決めた日本が68-46と一気に点差を開きました。後半に巻き返した要因に対し、林咲希選手は「自分自身も走ることを意識して、日本らしい速いバスケットを出して、そこからズレを作って良い3ポイントシュートを打って、それが入ったのが良かったです」。山本選手は「シュートが入っていないことは気にせずに、まずはディフェンスから後半に入ろうという話をしました。しっかり守ってリバウンドを取れたことで、そこからのボールプッシュを積極的にすることを心がけていました。それに対してみんなも走り、どんどんパスを出して思いきってシュートを打ってくれました」と前向きな気持ちにより、シュートも成功させられました。
林選手と山本選手は5本の3ポイントシュートを成功させ、18点。馬瓜ステファニー選手も同じく18点。赤穂選手はチーム最多の7リバウンドでチームの勝利を支えます。終わってみれば、87-63と24点差をつけて2連勝。最終日となる明日6月18日(日)は、同じく15:00ティップオフ(開場13:30/当日券13:00販売開始)。