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FIBA 3×3ワールドカップ2023[予選プール]男女ともKO勝利で2連勝し、揃って決勝トーナメント初進出
 オーストリア・ウィーンで熱戦が繰り広げられている「FIBA 3×3ワールドカップ2023」は予選プール最終日。3×3男女日本代表はともにKO勝利で2連勝を挙げ、いずれも予選プール3位で初の決勝トーナメント(プレーイン)進出を決めました。



 2連敗を喫し、後のない男子は互いに初白星を懸けてハンガリーと対戦。ケネディ トーマス選手(茨城ロボッツ)が3×3にフィットし、4人の連携が見違えるようになったこの試合。チームとして6本の2ポイントシュートが決まり、日本ペースで試合が進みます。残り3分57秒、保岡龍斗選手(秋田ノーザンハピネッツ)がダメ押しの2ポイントシュートを沈め、22-13のKOで今大会初勝利を挙げました。

 予選プール最後の相手は、今年のFIBA 3×3アジアカップを制したモンゴル。しかし、息の合った日本は危なげない試合展開で点差を開いていきます。ケネディ選手は2ポイントシュートを5本決めて11点を挙げ、21-8でKO勝利で2連勝。予選プールD/3位に浮上した日本は、6度目の挑戦で初の決勝トーナメント進出を決めました。



 1勝1敗で予選プールB/3位の女子は、ポーランドに21-11でKO勝利。21点中18点を挙げる活躍を見せた江村優有選手(早稲田大学3年)。続くエジプト戦は、拮抗した戦いとなりました。しかし、全員が積極的にゴールへアタックし、ファウルをもらいフリースローを決めて点数を積み上げます。最後も、中田珠未選手(ENEOSサンフラワーズ)がフリースローを決め、21-18で勝ち切りました。3連勝を挙げた日本でしたがオーストラリアとドイツも3勝で並び、総得点差により3位で通過。女子もはじめて決勝トーナメント(プレーイン)へ挑みます。

 ポーランド戦で18点を挙げた江村選手は、トータル42点で現在得点ランキング2位。1位のMarena Whittle選手(オーストラリア)との差はたった1点であり、注目選手に躍り出ました。

 ベスト8入りを懸けたプレーインは、6月3日(土)20:00より3×3女子日本代表がアメリカと、続く21:00より3×3男子日本代表がブラジルとそれぞれ対戦します。