FIBAワールドカップ2023 アジア地区 2次予選(Window6):プレッシャーをかけたガード陣、ファウルを抑えて身体を張ったインサイド陣のディフェンス力で4連勝
満員の高崎アリーナではじまった「FIBA ワールドカップ 2023 アジア予選(Window6)」は、FIBAランキング38位の日本よりも上に位置する20位のイランを相手に、96-61と35点差をつけて快勝した男子日本代表。今年8月25日よりフィリピン、インドネシア、そして沖縄で共催となる「FIBA ワールドカップ 2023」へ向けてレベルアップを図るとともに、1つでも世界ランキングを上げて行くこともミッションです。
日本代表に初選出されたジョシュ・ホーキンソン選手(信州ブレイブウォリアーズ/27歳)と金近廉選手(東海大学2年/19歳)。ホーキンソン選手は17点・11リバウンドのWダブル、金近選手(東海大学2年)は25分6秒の出場時間と20点はどちらもチームハイを記録し、2人とも華々しいデビューを飾りました。昨年から日本代表に定着しはじめている河村勇輝選手(横浜ビー・コルセアーズ/21歳)とテーブス海選手(滋賀レイクス/24歳)はいずれも15点。テーブス選手は6本中5本、河村選手は6本すべてのシュートを成功させ、高確率だったのも見逃せません。渡邉飛勇選手(琉球ゴールデンキングス/24歳)は6点・8リバウンド、井上宗一郎選手(サンロッカーズ渋谷/23歳)も7点・6リバウンドで、2m台の選手たちが攻守に渡って勝利に貢献。若い戦力が日本代表を突き上げ、FIBAワールドカップ アジア予選は終盤に来て目下4連勝中です。
東京2020オリンピックでは、女子日本代表を銀メダルへ導いたトム・ホーバスヘッドコーチが求めていたのは「キレイなバスケ」。それは男子日本代表でも変わらず、2ポイントシュートと3ポイントシュートをバランス良く放ち、ショットチャートを見ればペイントエリアと3ポイントシュートに分かれています。それだけではなくターンオーバーを最小限に抑え、ファウルを少なく身体を張って守ることも含まれます。イラン戦では序盤にペイントアタックしてくる相手をファウルで止め、バスケットカウントやフリースローで失点されました。第2クォーター早々に2つのファウルをした井上選手ですが、その後は立て直し、23分54秒出場して3回に留めています。前半で13回のチームファウルを数える日本でしたが、後半は5回に減少。ファウルに対して対応できた点について、井上選手は以下のように答えます。
「ガード陣のディフェンスが本当に素晴らしく、前からどんどんプレッシャーをかけることでショットクロックもなくなりますし、プレーエリア外で相手がアタックするしかなくなります。そのおかげで僕らインサイド陣は守りやすくなり、逆に相手はストレスが溜まり、難しいシュートを打たせたことがファウルケアにつながったと思います。リバウンドをしっかりと取り切れたことも大きかったです」
手を広げて大きな相手を阻止する河村選手のディフェンスが会場を沸かせました。「やられたところも多々あり、改善点もありますが、自分の強みはディフェンスだと思っているので、引き続きアグレッシブに守っていきたいです」とコメント。見劣りしない体格を武器とするテーブス選手がプレッシャーをかけたことで、相手のターンオーバーを誘いました。「イラン戦同様のプレーを続けていきたいです。次のバーレーンにはシュートが入るガードがいるので、そこに対するディフェンスを改良していきたいです」とさらに上を目指し、次戦へと向かいます。
通算6勝5敗で勝ち越した日本は、2月26日(日)14:05より2勝9敗のバーレーンとFIBAワールドカップ アジア予選の最終戦に挑みます。FIBAワールドカップ2023への出場圏内であるグループF 3位で終えられるように、この勢いに乗って2連勝するだけです。
日本代表に初選出されたジョシュ・ホーキンソン選手(信州ブレイブウォリアーズ/27歳)と金近廉選手(東海大学2年/19歳)。ホーキンソン選手は17点・11リバウンドのWダブル、金近選手(東海大学2年)は25分6秒の出場時間と20点はどちらもチームハイを記録し、2人とも華々しいデビューを飾りました。昨年から日本代表に定着しはじめている河村勇輝選手(横浜ビー・コルセアーズ/21歳)とテーブス海選手(滋賀レイクス/24歳)はいずれも15点。テーブス選手は6本中5本、河村選手は6本すべてのシュートを成功させ、高確率だったのも見逃せません。渡邉飛勇選手(琉球ゴールデンキングス/24歳)は6点・8リバウンド、井上宗一郎選手(サンロッカーズ渋谷/23歳)も7点・6リバウンドで、2m台の選手たちが攻守に渡って勝利に貢献。若い戦力が日本代表を突き上げ、FIBAワールドカップ アジア予選は終盤に来て目下4連勝中です。
東京2020オリンピックでは、女子日本代表を銀メダルへ導いたトム・ホーバスヘッドコーチが求めていたのは「キレイなバスケ」。それは男子日本代表でも変わらず、2ポイントシュートと3ポイントシュートをバランス良く放ち、ショットチャートを見ればペイントエリアと3ポイントシュートに分かれています。それだけではなくターンオーバーを最小限に抑え、ファウルを少なく身体を張って守ることも含まれます。イラン戦では序盤にペイントアタックしてくる相手をファウルで止め、バスケットカウントやフリースローで失点されました。第2クォーター早々に2つのファウルをした井上選手ですが、その後は立て直し、23分54秒出場して3回に留めています。前半で13回のチームファウルを数える日本でしたが、後半は5回に減少。ファウルに対して対応できた点について、井上選手は以下のように答えます。
「ガード陣のディフェンスが本当に素晴らしく、前からどんどんプレッシャーをかけることでショットクロックもなくなりますし、プレーエリア外で相手がアタックするしかなくなります。そのおかげで僕らインサイド陣は守りやすくなり、逆に相手はストレスが溜まり、難しいシュートを打たせたことがファウルケアにつながったと思います。リバウンドをしっかりと取り切れたことも大きかったです」
手を広げて大きな相手を阻止する河村選手のディフェンスが会場を沸かせました。「やられたところも多々あり、改善点もありますが、自分の強みはディフェンスだと思っているので、引き続きアグレッシブに守っていきたいです」とコメント。見劣りしない体格を武器とするテーブス選手がプレッシャーをかけたことで、相手のターンオーバーを誘いました。「イラン戦同様のプレーを続けていきたいです。次のバーレーンにはシュートが入るガードがいるので、そこに対するディフェンスを改良していきたいです」とさらに上を目指し、次戦へと向かいます。
通算6勝5敗で勝ち越した日本は、2月26日(日)14:05より2勝9敗のバーレーンとFIBAワールドカップ アジア予選の最終戦に挑みます。FIBAワールドカップ2023への出場圏内であるグループF 3位で終えられるように、この勢いに乗って2連勝するだけです。