2月23日(木・祝)、群馬県・高崎アリーナにイランを迎えて初戦が行われる「FIBAバスケットボールワールドカップ2023アジア地区予選 Window6（以下Window6）」まで、あと5日。天皇杯準決勝を戦い終えた選手も揃い、昨日から本格的な強化がはじまりました。Window6へ向け、男子日本代表候補選手たちのコメントをご紹介します。

○2月23日(木・祝)15:00
日本（4位／5勝5敗）vs イラン（3位／6勝4敗）
（日本テレビ系生放送／DAZN・TVerにてLIVE配信）

○2月26日(日)14:05
日本 vs バーレーン（6位／2勝8敗）
（テレビ朝日系列生放送／DAZN・TVerにてLIVE配信）

■比江島 慎選手（宇都宮ブレックス）
前回はコンディション不良のために参加できませんでしたので、また新たな気持ちで合宿に臨んでいます。フレッシュなメンバーになり、若手選手もだいぶ入ってきています。まだ合流してまもないですが、お互いにコミュニケーションを取りながら、Window6まで時間がないので、しっかり合わせていけるようにしたいです。この合宿は選考も兼ねているので、自分の持ち味をしっかり出さなければいけないです。

FIBAワールドカップ本番まで、時間がないという意識を持って取り組んでいます。次のWindow6で勝つことはマストであり、その中でも内容を良くしていかなければなりません。もっともっと世界と対戦する意識を持って戦っていかなければいけないですし、それはチーム全員が思っていることです。


■須田 侑太郎選手（名古屋ダイヤモンドドルフィンズ）
今合宿は新しいメンバーも多く入ってきて、まずは共通認識を高めるところからはじめています。その中で、経験ある選手として、プレーでもコミュニケーションのところでも、しっかりと伝えていくことを意識しています。年齢が離れている若い選手が多いので、バスケ以外のところでもコミュニケーションを取るようにはしています。もちろんバスケでも分からない部分や、気づいたことがあれば伝えるようにはしています。

前回のアウェーでのイラン戦（2022年8月25日／日本68-79イラン）は、すごく悔しい思いをしているので、絶対に負けられないです。お互いに手の内も分かっており、細かな駆け引きなどを練習から突き詰めて、試合で発揮できるように準備しています。バーレーン戦（2022年11月11日／日本87-74バーレーン）はスイッチしたときの遅れなど、自分たちのプレーを突き詰められていなかったところでやられていました。より集中力を高めて遂行していくことで、1試合を通して簡単にシュートを打たせず、気持ち良くプレーさせないことがカギになってくると思っています。

■安藤 周人選手（アルバルク東京）
久しぶりに合宿へ参加でき、本当にうれしいです。今、自分でも一番調子が良いと思っており、そこをトムさんに評価されて招集されたと思っています。今自分ができることを代表でも発揮しないといけないですし、トムさんに求められているのは外のシュートだと思うのでそこは躊躇せず、アグレッシブにアピールできれば良いと思っています。

若い選手ともはじめて一緒になり、本当に良いエネルギーで合宿ができています。今後の日本を背負う選手たちと一緒にプレーできるのは自分にとっても良い影響があり、成長につながる良い経験にもなっています。お互いに切磋琢磨しながら、良い練習ができています。

Windowに出るのが久しぶりになるので、まずは選ばれるようにしっかりとアピールして、トムさんが求めていることをしっかり表現できなければいけないです。練習中から分からないことがあればどんどん聞いて、迷いなくWindow6へ向けて良い準備ができれば良いと思っています。


■細川 一輝選手（三遠ネオフェニックス）
今回初招集ということで、すごいチャンスをいただけてうれしいです。合宿の雰囲気もチームメイトがしっかりと分からないところを教えてくれるので、自分も理解を深めることができています。でも、まだまだ覚えるところはたくさんあって、それを早くプレーで表現していかなければなりません。引き続き、自信を持ってがんばっていきたいです。

自分の武器はシュートとフィジカルを使ったディフェンスだと思っているので、そこをしっかりと表現して、他の選手に負けないようにしていきたいです。代表のバスケは5OUTオフェンスなので、シュートを打つタイミングやボールをもらうタイミングが大事になります。メリハリをしっかりつけて、チームのコンセプトに合った動きを意識しています。

　明日は河村 勇輝選手（横浜ビー・コルセアーズ）、永吉 佑也選手（ライジングゼファー福岡）、テーブス 海選手（滋賀レイクス）、川真田 紘也選手（滋賀レイクス）を予定しています。