男子日本代表:高崎開催のWindow6へ向け、日本代表直前合宿スタート「群馬からはじまったプロ人生。成長したところを見せられるようにがんばりたい」細川一輝選手
「FIBAバスケットボールワールドカップ2023アジア地区予選 Window6(以下Window6)」へ向け、週末のBリーグを終えた候補選手が集まり、直前合宿をスタートさせた男子日本代表。トム・ホーバスヘッドコーチが明言したとおり、先週行われたディベロップメントキャンプから4名を昇格させ、20名でWindow6へ出場するメンバー争いが行われています。
最初の2日間はオフェンスのフォーメーションとディフェンスの約束事を覚えるために時間を要し、体よりも頭に汗をかく選手たち。Window6で対戦するイランやバーレーンだけではなく、8月25日よりはじまる「FIBA バスケットボール ワールドカップ2023」の本番を視野に入れ、沖縄にやって来るスロベニア代表のルカ・ドンチッチ選手をはじめ、世界のスター選手たちとの対戦を想定しながら練習に取り組んでいます。各ドリルの練習方法について、ホーバスヘッドコーチは昇格した若手選手たちにその説明を任せます。教えることでフィードバックできるとともに、Bリーグで活躍する先輩に臆することなく声を出すことで、活気溢れる練習を続けています。
ディベロップメントキャンプを経て、男子日本代表候補に初選出された市川真人選手(白鷗大学3年)は206cmのビッグマン。先週のキャンプ最終日にホーバスヘッドコーチとの面談で、「日本のビッグマンの中で3ポイントシュートを決められる選手は稀少な存在だから、日本代表としても活躍してほしい。代表合宿に招集しようと思うけど、自信はありますか?」と問われたそうです。キャンプ中も躊躇なく3ポイントシュートを打ち、そして決める市川選手の姿にホーバスヘッドコーチは何度もうなずいていました。もちろん自信と覚悟を持って、直前合宿にも参加しています。
「1週間も代表合宿があるのはこれまで経験がなく、この長い期間を日本のトップ選手たちと一緒にバスケができること自体がすごく良い経験です。でも、選考会であり、大学生だからといって選ばれる可能性がゼロではないと思っています。日本代表になれるチャンスなので、しっかり狙って行きたいです」
市川選手は2019年、3×3 U18アジアカップに出場し、チャンピオンになった経験の持ち主。「速く攻めなければならない3×3と、今のトムさんのバスケも『0.5秒の判断』というバスケをしているので、あのときの経験が日本代表にもつながっていると感じます」と判断力を意識していました。
ディベロップメントキャンプ昇格組とともに、2月6日に帰化認定されたジョシュ・ホーキンソン選手(信州ブレイブウォリアーズ)と細川一輝選手(三遠ネオフェニックス)が日本代表候補に初選出され、はじめての合宿に臨んでいます。現在Bリーグにおいて、40.7%の3ポイントシュート成功率(リーグ9位)を誇る細川選手。成功本数100本(試投数246本)は、同じく候補選手である安藤誓哉選手(島根スサノオマジック)の119本、富樫勇樹選手(千葉ジェッツ)の103本に続き、日本人として3番目。日本代表候補に選出された一方を聞いたときは、「びっくりしたのもありましたけど、日本代表を目標としていたので、やっぱりうれしかったです」という心境でした。
このチャンスを生かすためにも、「自分の武器でもあるシュートが大事であり、そのための判断を意識しています」。今シーズンから三遠へ移籍した細川選手は、「シューターだから空いたら躊躇なくシュートを打て、と大野(篤史)ヘッドコーチにも常に言われており、本当に思いきってシュートを打てています。外れても気にせずに、自分の役割を徹底していることが結果にも現れています。大村(将基)スキルコーチにも、ボールのもらい方など一つひとつ教わってきたことが今、力になっており、三遠に移籍した影響はあると思います」と飛躍のシーズンを迎えており、日本代表でも役割は変わりません。
Window6はホーム開催であり、その舞台は群馬県・高崎アリーナ。上武大学出身の細川選手にとっては、4年間過ごした縁の場所です。「特別指定のときも群馬クレインサンダーズでプレーさせていただき、群馬からはじまったプロ人生。成長したところを見せられるようにがんばりたいです」とモチベーションにしています。最年少の川島悠翔選手(福岡大学附属大濠高等学校2年)は群馬県出身であり、中学時代は無限NO LIMIT GUNMAで活躍。「バスケ関係であれば、中学までならばほとんど知っている人たちばかりなので、地元に恩返しできるようにそのコートに立ちたい気持ちはあります」とプロや大学生に臆することなく、笑顔で練習に励んでいます。
本日2月16日、1週間後に迫った初戦のイラン戦(2月23日)に先駆け、本協会の三屋裕子会長が高崎市の高岡賢治市長へ表敬訪問しました。男子日本代表チームは昨日の天皇杯を戦い終えた全候補選手が揃い、Window6へ向けた合宿が本格化していきます。
最初の2日間はオフェンスのフォーメーションとディフェンスの約束事を覚えるために時間を要し、体よりも頭に汗をかく選手たち。Window6で対戦するイランやバーレーンだけではなく、8月25日よりはじまる「FIBA バスケットボール ワールドカップ2023」の本番を視野に入れ、沖縄にやって来るスロベニア代表のルカ・ドンチッチ選手をはじめ、世界のスター選手たちとの対戦を想定しながら練習に取り組んでいます。各ドリルの練習方法について、ホーバスヘッドコーチは昇格した若手選手たちにその説明を任せます。教えることでフィードバックできるとともに、Bリーグで活躍する先輩に臆することなく声を出すことで、活気溢れる練習を続けています。
ディベロップメントキャンプを経て、男子日本代表候補に初選出された市川真人選手(白鷗大学3年)は206cmのビッグマン。先週のキャンプ最終日にホーバスヘッドコーチとの面談で、「日本のビッグマンの中で3ポイントシュートを決められる選手は稀少な存在だから、日本代表としても活躍してほしい。代表合宿に招集しようと思うけど、自信はありますか?」と問われたそうです。キャンプ中も躊躇なく3ポイントシュートを打ち、そして決める市川選手の姿にホーバスヘッドコーチは何度もうなずいていました。もちろん自信と覚悟を持って、直前合宿にも参加しています。
「1週間も代表合宿があるのはこれまで経験がなく、この長い期間を日本のトップ選手たちと一緒にバスケができること自体がすごく良い経験です。でも、選考会であり、大学生だからといって選ばれる可能性がゼロではないと思っています。日本代表になれるチャンスなので、しっかり狙って行きたいです」
市川選手は2019年、3×3 U18アジアカップに出場し、チャンピオンになった経験の持ち主。「速く攻めなければならない3×3と、今のトムさんのバスケも『0.5秒の判断』というバスケをしているので、あのときの経験が日本代表にもつながっていると感じます」と判断力を意識していました。
ディベロップメントキャンプ昇格組とともに、2月6日に帰化認定されたジョシュ・ホーキンソン選手(信州ブレイブウォリアーズ)と細川一輝選手(三遠ネオフェニックス)が日本代表候補に初選出され、はじめての合宿に臨んでいます。現在Bリーグにおいて、40.7%の3ポイントシュート成功率(リーグ9位)を誇る細川選手。成功本数100本(試投数246本)は、同じく候補選手である安藤誓哉選手(島根スサノオマジック)の119本、富樫勇樹選手(千葉ジェッツ)の103本に続き、日本人として3番目。日本代表候補に選出された一方を聞いたときは、「びっくりしたのもありましたけど、日本代表を目標としていたので、やっぱりうれしかったです」という心境でした。
このチャンスを生かすためにも、「自分の武器でもあるシュートが大事であり、そのための判断を意識しています」。今シーズンから三遠へ移籍した細川選手は、「シューターだから空いたら躊躇なくシュートを打て、と大野(篤史)ヘッドコーチにも常に言われており、本当に思いきってシュートを打てています。外れても気にせずに、自分の役割を徹底していることが結果にも現れています。大村(将基)スキルコーチにも、ボールのもらい方など一つひとつ教わってきたことが今、力になっており、三遠に移籍した影響はあると思います」と飛躍のシーズンを迎えており、日本代表でも役割は変わりません。
Window6はホーム開催であり、その舞台は群馬県・高崎アリーナ。上武大学出身の細川選手にとっては、4年間過ごした縁の場所です。「特別指定のときも群馬クレインサンダーズでプレーさせていただき、群馬からはじまったプロ人生。成長したところを見せられるようにがんばりたいです」とモチベーションにしています。最年少の川島悠翔選手(福岡大学附属大濠高等学校2年)は群馬県出身であり、中学時代は無限NO LIMIT GUNMAで活躍。「バスケ関係であれば、中学までならばほとんど知っている人たちばかりなので、地元に恩返しできるようにそのコートに立ちたい気持ちはあります」とプロや大学生に臆することなく、笑顔で練習に励んでいます。
本日2月16日、1週間後に迫った初戦のイラン戦(2月23日)に先駆け、本協会の三屋裕子会長が高崎市の高岡賢治市長へ表敬訪問しました。男子日本代表チームは昨日の天皇杯を戦い終えた全候補選手が揃い、Window6へ向けた合宿が本格化していきます。