3×3女子日本代表:FIBA 3×3 Asia Cup 2023 日本代表候補選手選考合宿レポート「パリオリンピックの出場権獲得を見据えてがんばっていきたい」窪田真優選手
3月29日(水)よりシンガポールにて開催予定の「FIBA 3×3 Asia Cup 2023」へ向け、1月30日(月)~2月3日(金)の期間、3×3女子日本代表候補選手選考合宿を実施。昨シーズンはドイツへ渡ってFIBA 3×3 Women’s Seriesへ参戦し、国内ランキング1位(世界ランキング34位 ※2月3日現在)の桂葵選手(Dusseldorf ZOOS・BEEFMAN)をはじめとした15名を招集。3×3に専念する桂選手以外は、Wリーグや大学の5人制バスケで活躍しているため、プレーするのは昨年の夏以来となりました。
昨年は練習する時間もないままモンゴルで開催されたU21 Nations Leagueに出場した山口奈々花選手(アイシン ウィングス)。約1週間で15試合を行い、「全く知識もないまま大会に出ましたが、そこで得た経験があり、その中で通用した2ポイントシュートなど自分ができることも分かった状態で今合宿は入ることができました」と話すとともに、あらためて3×3の奥深さを知る機会になっています。ディフェンスのプレッシャーのかけ方や3×3のルールなどを教わったことで、「5人制よりも個々のスキルが大事ですし、何よりもコートに出る3人のコミュニケーションがすごく大切になってきます。試合中はコーチもいないので、自分たちで考えてプレーするのも3×3魅力だと思います」という気づきもあったようです。
U21 Nations Leagueのアジア地区で好成績をおさめたことで、昨年9月にルーマニアで開催されたFINALへ進出。世界のチームと対戦した山口選手は、「フィジカルの差が全然違いました。また、2ポイントシュートの確率が高く、特に疲れてきたときにプレーの精度が悪くなり、そこにも差を感じました」という経験を踏まえ、今合宿に臨んでいました。今シーズン、アイシンでは先発を任され、飛躍の年を迎えている山口選手。「3×3で通用したピックからポップしてシュートを打つプレーが、5人制でも得点できる場面が結構増えてきました」とも話しており、同じバスケとして共通する部分も多くあります。
昨年7月に参戦したU23 Nations League以来となる窪田真優選手(桐蔭横浜大学 4年・日立ハイテク クーガーズ)は、「ゲーム感覚やこの競技特有のハードな感じを忘れていました。久々にゲームをしてみて、こんなにきつかったかなという感じはしますが、やっぱり楽しいです」と感想を述べます。スピードに絶対の自信を持っており、「5人制に比べて人数が少ない分、スペースがあることでスピードは生かしやすいです。ヘルプディフェンスも少ないことを考えても、自分の武器は3×3では特に出しやすいとは思います」と言い、今合宿でも持ち味を発揮していました。
窪田選手は昨年のFIBA 3×3 Asia Cupに出場した3×3女子日本代表メンバーであり、「4位という悔しい結果は忘れていません」。もう一度、あの舞台に戻って悔しさを晴らすためにも、「今年は優勝を目標に向かっていきます。一つひとつの大会へ向けた目標もありますが、最終的にはパリオリンピックの出場権獲得を見据えてがんばっていきたいです」と力を込めます。
東京2020オリンピックでは開催国枠での出場権を得られなかった3×3女子日本代表ですが、その後の世界予選を見事に勝ち抜き、自らの手でその切符を勝ち獲りました。パリ2024オリンピックへ向け、世界トップ3に入って早々に出場権を勝ち獲ることが今年の目標です。そのためにも、今年最初の大会となるFIBA 3×3 Asia Cup 2023で優勝し、弾みをつけたいところです。
大会には4人しか出場できませんが、代表戦以外にもさまざまな大会に出場し、そこで獲得したポイントが日本の世界ランキングに反映されるのが3×3の特徴です。選手それぞれも個人ポイントが付与され、桂選手のようにDusseldorf ZOOSとして世界で戦い、そして成績を残すことで日本代表を自らの手でたぐり寄せることだってできます。合宿を終えたばかりですが、本日2月4日(土)から大学生による「3×3 Next College Monsters Festival 2023」が開幕し、江村優有選手(早稲田大学2年)が出場。2月18日(土)・19日(日)には日本一を決める第8回3×3 日本選手権大会(JAPAN TOUR FINAL)が大森ベルポート(東京都品川区)で開催され、国内外さまざまな大会でポイントを獲得しながら、みんなで世界ランキングを上げてパリ2024オリンピックの出場を目指す大事な2023年がスタートしました。
昨年は練習する時間もないままモンゴルで開催されたU21 Nations Leagueに出場した山口奈々花選手(アイシン ウィングス)。約1週間で15試合を行い、「全く知識もないまま大会に出ましたが、そこで得た経験があり、その中で通用した2ポイントシュートなど自分ができることも分かった状態で今合宿は入ることができました」と話すとともに、あらためて3×3の奥深さを知る機会になっています。ディフェンスのプレッシャーのかけ方や3×3のルールなどを教わったことで、「5人制よりも個々のスキルが大事ですし、何よりもコートに出る3人のコミュニケーションがすごく大切になってきます。試合中はコーチもいないので、自分たちで考えてプレーするのも3×3魅力だと思います」という気づきもあったようです。
U21 Nations Leagueのアジア地区で好成績をおさめたことで、昨年9月にルーマニアで開催されたFINALへ進出。世界のチームと対戦した山口選手は、「フィジカルの差が全然違いました。また、2ポイントシュートの確率が高く、特に疲れてきたときにプレーの精度が悪くなり、そこにも差を感じました」という経験を踏まえ、今合宿に臨んでいました。今シーズン、アイシンでは先発を任され、飛躍の年を迎えている山口選手。「3×3で通用したピックからポップしてシュートを打つプレーが、5人制でも得点できる場面が結構増えてきました」とも話しており、同じバスケとして共通する部分も多くあります。
昨年7月に参戦したU23 Nations League以来となる窪田真優選手(桐蔭横浜大学 4年・日立ハイテク クーガーズ)は、「ゲーム感覚やこの競技特有のハードな感じを忘れていました。久々にゲームをしてみて、こんなにきつかったかなという感じはしますが、やっぱり楽しいです」と感想を述べます。スピードに絶対の自信を持っており、「5人制に比べて人数が少ない分、スペースがあることでスピードは生かしやすいです。ヘルプディフェンスも少ないことを考えても、自分の武器は3×3では特に出しやすいとは思います」と言い、今合宿でも持ち味を発揮していました。
窪田選手は昨年のFIBA 3×3 Asia Cupに出場した3×3女子日本代表メンバーであり、「4位という悔しい結果は忘れていません」。もう一度、あの舞台に戻って悔しさを晴らすためにも、「今年は優勝を目標に向かっていきます。一つひとつの大会へ向けた目標もありますが、最終的にはパリオリンピックの出場権獲得を見据えてがんばっていきたいです」と力を込めます。
東京2020オリンピックでは開催国枠での出場権を得られなかった3×3女子日本代表ですが、その後の世界予選を見事に勝ち抜き、自らの手でその切符を勝ち獲りました。パリ2024オリンピックへ向け、世界トップ3に入って早々に出場権を勝ち獲ることが今年の目標です。そのためにも、今年最初の大会となるFIBA 3×3 Asia Cup 2023で優勝し、弾みをつけたいところです。
大会には4人しか出場できませんが、代表戦以外にもさまざまな大会に出場し、そこで獲得したポイントが日本の世界ランキングに反映されるのが3×3の特徴です。選手それぞれも個人ポイントが付与され、桂選手のようにDusseldorf ZOOSとして世界で戦い、そして成績を残すことで日本代表を自らの手でたぐり寄せることだってできます。合宿を終えたばかりですが、本日2月4日(土)から大学生による「3×3 Next College Monsters Festival 2023」が開幕し、江村優有選手(早稲田大学2年)が出場。2月18日(土)・19日(日)には日本一を決める第8回3×3 日本選手権大会(JAPAN TOUR FINAL)が大森ベルポート(東京都品川区)で開催され、国内外さまざまな大会でポイントを獲得しながら、みんなで世界ランキングを上げてパリ2024オリンピックの出場を目指す大事な2023年がスタートしました。