FIBA女子ワールドカップ2022[予選ラウンド 第3戦]日本56-70カナダ「この現実から逃げずにしっかり受け止めなければ、オリンピック出場は甘くない」オコエ桃仁花選手
「FIBA女子ワールドカップ2022」は4日目。休息日を挟んだグループBは3戦目を迎え、唯一の2連勝で首位に立つカナダと対戦。前半で16点リードされた差を追いつけず、56-70で敗れて2連敗。3連勝目を挙げたカナダは、グループAのアメリカに続き、準々決勝進出を決めました。次戦は9月26日(月) 15:00より、2勝1敗のフランスと対戦します。
14点差で敗れたこの試合。シュート成功率は22/69本で31.9%、生命線である3ポイントシュートに至っては、17.1%(6/35本)とゴールが遠かったです。カナダの強固なディフェンスに対し、「ポイントガードにプレッシャーをかけられ、ゲームを作ることができずに停滞してしまいました。そこに対する適応が遅れたり、慌てたりしたためにリズムを失ってしまったことが大きなポイントです」と恩塚ヘッドコーチは敗因を挙げます。
これまでの2戦から変更し、宮崎早織選手と渡嘉敷来夢選手(ともにENEOSサンフラワーズ)を先発で起用。渡嘉敷選手が3ポイントシュートを決め、幸先の良いスタートは切ることはできました。しかし、オフェンスが停滞したことで得点が決まらず、守ってはカナダに押し込まれて点差を縮めることができません。
攻めてはいるがシュートが決まらないオフェンスと、守っても最後に決め切られて失点されるディフェンスの現状に対し、「どっちが悪いというのではなく、どっちも良くない。悪くはないけど、良くもないという状態です」と渡嘉敷選手は話し、その原因はこれから映像を見て確認するとのことでした。赤穂ひまわり選手(デンソーアイリス)の見解は、「ディフェンスは前の2試合に比べれば改善できていました。でも、まだまだミスもあったので、そこを修正していかなければなりません。オフェンスでは、孤立して足が止まってしまう時間が長くなっているのが反省点です」。
オコエ桃仁花選手(富士通レッドウェーブ)もオフェンスとディフェンスの両方がうまくいっていないと感じており、「40分間、全員が同じ思いで、同じ方向に向かって行かなければいけないのに、それがまだできていません」と指摘します。14点差で敗れた「この現実から逃げずにしっかり受け止めなければ、オリンピック出場は甘くないです。今大会でのステップがいかに大事かを、みんなで考えていかなければならないです」と危機感を持っていました。
1勝2敗となった日本の予選ラウンドは、あと2試合。3勝が決勝トーナメント進出へのボーダーラインとなり、願わくば2連勝が欲しいところです。「今日勝って、明日に良い流れをつかめたら良いと正直思っていました。でも、まだ明日と明後日も試合があるので、気持ちを切り替えていきたいです」と渡嘉敷選手は次戦に備えます。副キャプテンの赤穂選手も、「しっかりと切り替えて、明日は出だしからずっと絶対に勝たなければいけない気持ちを前面に出して戦っていきたいです」と話し、フランス戦に臨みます。
14点差で敗れたこの試合。シュート成功率は22/69本で31.9%、生命線である3ポイントシュートに至っては、17.1%(6/35本)とゴールが遠かったです。カナダの強固なディフェンスに対し、「ポイントガードにプレッシャーをかけられ、ゲームを作ることができずに停滞してしまいました。そこに対する適応が遅れたり、慌てたりしたためにリズムを失ってしまったことが大きなポイントです」と恩塚ヘッドコーチは敗因を挙げます。
これまでの2戦から変更し、宮崎早織選手と渡嘉敷来夢選手(ともにENEOSサンフラワーズ)を先発で起用。渡嘉敷選手が3ポイントシュートを決め、幸先の良いスタートは切ることはできました。しかし、オフェンスが停滞したことで得点が決まらず、守ってはカナダに押し込まれて点差を縮めることができません。
攻めてはいるがシュートが決まらないオフェンスと、守っても最後に決め切られて失点されるディフェンスの現状に対し、「どっちが悪いというのではなく、どっちも良くない。悪くはないけど、良くもないという状態です」と渡嘉敷選手は話し、その原因はこれから映像を見て確認するとのことでした。赤穂ひまわり選手(デンソーアイリス)の見解は、「ディフェンスは前の2試合に比べれば改善できていました。でも、まだまだミスもあったので、そこを修正していかなければなりません。オフェンスでは、孤立して足が止まってしまう時間が長くなっているのが反省点です」。
オコエ桃仁花選手(富士通レッドウェーブ)もオフェンスとディフェンスの両方がうまくいっていないと感じており、「40分間、全員が同じ思いで、同じ方向に向かって行かなければいけないのに、それがまだできていません」と指摘します。14点差で敗れた「この現実から逃げずにしっかり受け止めなければ、オリンピック出場は甘くないです。今大会でのステップがいかに大事かを、みんなで考えていかなければならないです」と危機感を持っていました。
1勝2敗となった日本の予選ラウンドは、あと2試合。3勝が決勝トーナメント進出へのボーダーラインとなり、願わくば2連勝が欲しいところです。「今日勝って、明日に良い流れをつかめたら良いと正直思っていました。でも、まだ明日と明後日も試合があるので、気持ちを切り替えていきたいです」と渡嘉敷選手は次戦に備えます。副キャプテンの赤穂選手も、「しっかりと切り替えて、明日は出だしからずっと絶対に勝たなければいけない気持ちを前面に出して戦っていきたいです」と話し、フランス戦に臨みます。