女子日本代表:FIBA女子ワールドカップまであと12日「ネガティブなことを言わないヘッドコーチなので前向きにプレーできる」平下愛佳選手
「FIBA女子ワールドカップ2022」へ向け、女子日本代表に初選出されたシューターの吉田舞衣選手(シャンソン化粧品 シャンソン V マジック)と 平下愛佳選手(トヨタ自動車 アンテロープス)。現在行われている国内最終合宿でも確率良く3ポイントシュートを決めており、本大会での活躍が期待されます。
「三井不動産カップ2022」 を振り返ると、6月のトルコ戦で吉田選手は2試合とも各2本の3ポイントシュートを成功させました。平下選手は初戦こそ振るいませんでしたが、第2戦は3本を決め、その確率も目標に掲げる4割を超えています。しかし、8月のラトビア戦では数字を落とし、2試合合計で吉田選手は2本、平下選手は1本のみでした。
シューターの役割は、文字通り3ポイントシュートを決めることです。それゆえに結果だけで評価され兼ねず、プレッシャーのかかるポジションです。「チャンスのときにパスを回してしまったり、引いてしまうことがまだ少しあります。恩塚(亨)ヘッドコーチから、『あそこは打って良かったよ』と声をかけてもらいました」と吉田選手はアドバイスを受けます。「シュートに波があるときがあって、入らない時にシュートを打つことを躊躇してしまうことが練習中もありました。そんなときに、『シューターだからもっと自信を持って打って良いし、自分のタイミングでどんどん打って良い』と言われました」と平下選手も同様に、恩塚ヘッドコーチがかける言葉によって、自信をつけています。
そんな恩塚ヘッドコーチの下で世界に挑む最年少の平下選手は「すごくやりやすいし、ネガティブなことを言わないヘッドコーチなので、選手にとっては前向きな気持ちでプレーできています」と持ち味をさらに開花させています。平下選手自身も「はじめての代表であり、一番年下なので、とにかく思いきってプレーすることと遠慮しないことを意識しています」という決意が実り、初の代表入りを引き寄せました。
吉田選手はシャンソンの李玉慈ヘッドコーチから「頻繁ではないですが、私が悩んでいるときにちょうど良いタイミングで『がんばろうね』と連絡をくれました」という言葉にも勇気づけられています。ともに切磋琢磨する仲間たちとも声を掛け合い、シューター陣のプレッシャーを解き放っていました。
3ポイントシュートとともに、日本が大きな世界に勝つためには欠かせないディフェンスも強みとする平下選手。安間志織選手(UMANA REYER VENEZIA)は、東藤なな子選手(トヨタ紡織サンシャインラビッツ)と平下選手と一緒に出る時間帯のディフェンスに注目して欲しいとアピール。平下選手も「安間選手らガード陣が前からプレッシャーをかけてくれることで、2番や3番ポジションである私や東藤選手がスティールしやすくなるのが一番大きな要因です」と言い、3ポイントシュートだけではなく、スティールから速攻を決めるシーンにも期待です。
吉田選手は「センター陣が身体を張ってリバウンドに飛び込んでくれているので、そこで弾かれたボールを獲りに行ったり、自分が囮になって走ったり、仲間を生かすプレーなどそういう細かい部分が大事になると思っています」という役割を担います。みんなにチャンスを作ってもらうシューターだからこそ、それ以外の部分では仲間のために、チームのために貢献するプレーを心がけていました。
「三井不動産カップ2022」 を振り返ると、6月のトルコ戦で吉田選手は2試合とも各2本の3ポイントシュートを成功させました。平下選手は初戦こそ振るいませんでしたが、第2戦は3本を決め、その確率も目標に掲げる4割を超えています。しかし、8月のラトビア戦では数字を落とし、2試合合計で吉田選手は2本、平下選手は1本のみでした。
シューターの役割は、文字通り3ポイントシュートを決めることです。それゆえに結果だけで評価され兼ねず、プレッシャーのかかるポジションです。「チャンスのときにパスを回してしまったり、引いてしまうことがまだ少しあります。恩塚(亨)ヘッドコーチから、『あそこは打って良かったよ』と声をかけてもらいました」と吉田選手はアドバイスを受けます。「シュートに波があるときがあって、入らない時にシュートを打つことを躊躇してしまうことが練習中もありました。そんなときに、『シューターだからもっと自信を持って打って良いし、自分のタイミングでどんどん打って良い』と言われました」と平下選手も同様に、恩塚ヘッドコーチがかける言葉によって、自信をつけています。
そんな恩塚ヘッドコーチの下で世界に挑む最年少の平下選手は「すごくやりやすいし、ネガティブなことを言わないヘッドコーチなので、選手にとっては前向きな気持ちでプレーできています」と持ち味をさらに開花させています。平下選手自身も「はじめての代表であり、一番年下なので、とにかく思いきってプレーすることと遠慮しないことを意識しています」という決意が実り、初の代表入りを引き寄せました。
吉田選手はシャンソンの李玉慈ヘッドコーチから「頻繁ではないですが、私が悩んでいるときにちょうど良いタイミングで『がんばろうね』と連絡をくれました」という言葉にも勇気づけられています。ともに切磋琢磨する仲間たちとも声を掛け合い、シューター陣のプレッシャーを解き放っていました。
3ポイントシュートとともに、日本が大きな世界に勝つためには欠かせないディフェンスも強みとする平下選手。安間志織選手(UMANA REYER VENEZIA)は、東藤なな子選手(トヨタ紡織サンシャインラビッツ)と平下選手と一緒に出る時間帯のディフェンスに注目して欲しいとアピール。平下選手も「安間選手らガード陣が前からプレッシャーをかけてくれることで、2番や3番ポジションである私や東藤選手がスティールしやすくなるのが一番大きな要因です」と言い、3ポイントシュートだけではなく、スティールから速攻を決めるシーンにも期待です。
吉田選手は「センター陣が身体を張ってリバウンドに飛び込んでくれているので、そこで弾かれたボールを獲りに行ったり、自分が囮になって走ったり、仲間を生かすプレーなどそういう細かい部分が大事になると思っています」という役割を担います。みんなにチャンスを作ってもらうシューターだからこそ、それ以外の部分では仲間のために、チームのために貢献するプレーを心がけていました。