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女子U18日本代表:FIBA U18女子アジア選手権開幕まであと2日「桜花の先輩が築きあげてきたものを受け継いでいけるように」高木美波選手
「FIBA U18女子アジア選手権大会2022」は9月5日(月)より開幕。女子U18日本代表は開催地インド・バンガロールへ旅立ちました。初戦は9月5日(月)14:45よりチャイニーズ・タイペイと対戦します。

 昨日は「Wリーグオータムカップ2022 in 高崎」に参加し、三菱電機コアラーズと対戦する素晴らしい機会をいただきました。77-93という結果以上に、レベルの高さや体の強さを経験できたことが収穫であり、これからはじまる大会に生かすだけです。

 味の素ナショナルトレーニングセンターで行われた最終合宿と同じ時期に、女子日本代表も隣で練習をしていました。日本代表は一気通貫の強化を目指し、これまでもコーチ陣は情報を共有しています。女子U18日本代表選手たちは、日本最高峰チームの練習を見る機会を得ました。

 実践さながらのスクリメージを見学し、「選手たちの目もすごくキラキラしていて、最後まで見させていただいたことで素晴らしいものを吸収できたと感じています。そのせいか翌日の練習もみんなの士気も高まっていました」と藪内夏美ヘッドコーチは話すように効果がありました。

 「スピード感やパワーなど当たりの強さが全然違いました。自分ももっと体を強くしていかなければならないと思いました」と林美麗選手(桜花学園高校3年)は刺激を受けます。13人の女子日本代表候補選手の中で最年少であり、桜花学園出身の平下愛佳選手(トヨタ自動車アンテロープス)の活躍に目を奪われる後輩たち。



 高木美波選手(桜花学園高校3年)は、「ディフェンスで前からアグレッシブにプレッシャーをかけ、ゴール下で体を張っていたプレーを見てすごく刺激になりました。自分もそういう部分でがんばっていきたいです」と良いイメージができたようです。横山智那美選手(桜花学園高校3年)も「シューターとして、その役割を正確にこなしていたのがすごいなと思いました。ディフェンスからアグレッシブにプレーしていて、シュートもすごく決まっていてカッコ良かったです」と目を輝かせます。

 女子日本代表候補選手の中で髙田真希選手(デンソー アイリス)と渡嘉敷来夢選手(ENEOSサンフラワーズ)を筆頭に、馬瓜ステファニー選手と山本麻衣選手(ともにトヨタ自動車アンテロープス)、そして平下選手の5人が桜花学園出身です。選考から漏れてしまいましたが、同じチームでプレーした朝比奈あずさ選手(筑波大学1年)と江村優有選手(早稲田大学2年)もおり、「桜花の名に恥じないようにがんばっていきたいです」と森選手も誇りを持って女子U18日本代表を引っ張っています。

 髙木選手も同様に、「桜花の先輩が築きあげてきたものを自分たちもしっかり受け継いでいけるように、全力でがんばっていきたいです」とそのプライドを胸に、初の国際大会に挑みます。