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FIBA U18アジア選手権[決勝]日本73-77韓国:残り23秒に逆転され、準優勝で閉幕。川島悠翔選手がオールスター・ファイブ受賞
「FIBA U18アジア選手権」は最終日。決勝へ駒を進めた男子U18日本代表は、32年ぶりの優勝に向かって韓国と対戦。どちらも譲らぬシーソーゲームとなりました。日本がリードする時間帯の方が長かったですが、残り23秒に韓国に逆転されます。その後のオフェンスは阻まれてしまい、韓国に逃げ切られて73-77で敗れ、準優勝で閉幕。オールスター5にはFIBA U16アジア選手権に続き、川島悠翔選手が選出されました。



今大会の韓国は、FIBA U19ワールドカップ進出を決めた準々決勝ではイランの猛追を振り切り、66-65で辛勝。予選ラウンドでは74-89で敗れた中国を相手に、準決勝は89-85で勝利し、いずれも接戦を制してきた強さがあります。

24-19と5点リードした第1クォーターでしたが、終始競った展開となります。前半は、#12 星川開聖選手がラストシュートを決め、46-44と辛くもリードして終えました。第3クォーター、韓国にすぐさま同点にされ、シーソーゲームが続きます。強気でゴールへ向かう#7 湧川颯斗選手や、#10 小澤飛悠選手の3ポイントシュートで流れを呼び込み、64-58と6点リードして最終クォーターを迎えます。



韓国の連続得点で逆転を許しましたが、日本もしっかりと体を当てて守ってチャンスを作り、リードを奪い返します。速攻から#9 山田哲汰選手がダンクを決め、71-68と3点リードしました。しかし、これまでの試合同様、終盤に強い韓国が日本のミスを誘い、残り1分30秒に71-73と逆転されます。星川選手のフリースローで同点に追いつきましたが、日本のターンオーバーから速攻を決められ、73-75。ふたたびリードを許し、残り時間は23秒しかありません。最後の攻撃も阻止され、逆に韓国にダメ押しの2点を決められ、73-77で敗れました。

1990年の名古屋大会以来となる優勝を目指しましたが、惜しくも届かずに準優勝。この悔しさを糧に、日本は2大会連続で来夏にハンガリーで開催予定の「FIBA U19ワールドカップ」に挑みます。今年7月に「FIBA U17ワールドカップ」に出場したメンバー、現在行われている「U18日清食品リーグ」や12月の日本一決定戦「ウインターカップ」などこれから成長する選手を含め、新たな選考へ向けた競争がはじまります。

9月5日より「FIBA U18女子アジア選手権」がインドにて開幕。引き続き、さまざまなカテゴリーで世界に挑むAKATSUKI JAPANの活躍にご期待ください。