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宮城大会第2戦:日本80-58イラン「ディフェンスのプレッシャーによって相手を迷わせることができ、そこでターンオーバーが起きている」富樫勇樹選手
「SoftBank カップ 2022 バスケットボール男子日本代表国際強化試合」は最終戦。80-58と22点差をつけ、イランに2連勝を飾りました。この勢いに乗って、8月26日(金)深夜1時からアウェーゲームのイラン戦、沖縄アリーナにカザフスタンを迎えて行われるホームゲームと続く「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」 Window4に臨みます(チケット好評発売中)。

イランは「世代交代を見据え、若い選手の経験値を高めたい」とアルマガーンヘッドコーチは言うように、平均年齢23.5歳と若いチームです。アジアカップに出場していたのも4人だけであり、大差での勝利も当然の結果と言えます。「日本のディフェンスのプレッシャーに押され、23本のターンオーバーにつながってしまった」と敗因を挙げます。



トム・ホーバスヘッドコーチは、「昨日とは違って今日はなかなか3ポイントシュートが入りませんでしたが、ディフェンスがすごく良かったです。このような勝ち方ができたのは大きいです」と評価します。富樫勇樹選手(千葉ジェッツ)と河村勇輝選手(横浜ビー・コルセアーズ)のポイントガード陣が前からプレッシャーをかけ、それぞれ3本のスティールを成功。チームとしても速攻から21点を決め、点差を引き離します。また、アシスト総数23本を記録し、そのうち6本を富樫選手、河村選手も5本で続き、チームプレーで打開していきました。

スティールについて富樫選手は、「全員がボールプレッシャーをしたことが良かったです。ディフェンスのプレッシャーによって相手を迷わせることができ、そこでターンオーバーが起きているケースが多いです」と解説。馬場選手も、「僕らは大きいサイズではないのでスティールを大切にしています。チームディフェンスをがんばったからこそのスティールであり、ホーバスヘッドコーチの指示を遂行できた結果です」と話しており、目指すスタイルが浸透してきています。河村選手の役割はディフェンスと言及しており、「今日のディフェンスで満足することなく、いろんな課題を克服できるようにしていきたいです」とさらなる成長を目指します。



イランを相手に2連勝で終え「ファンの皆さんに、チームとして良いところを見せられました」という富樫選手も、チームの成長に手応えを実感しています。

「ホーバスヘッドコーチ就任後、はじめての試合がゼビオアリーナ仙台であり、そのときと比べて明らかにチームは変わりました。あの当時は、頭では理解していましたが、いざコートに立ったら何もできなかったです。一人ではできず、ようやく5人で連動する動きが良くなってきました。特にアジアカップメンバーは理解度が高まっています。今回は馬場選手や比江島(慎)選手らが入り、同じ考えでプレーできればさらに良くなると思っています」

連日、AKATSUKI JAPAN男女日本代表にご声援いただきまして、ありがとうございました。世界で戦うAKATSUKI JAPANへ、今後ともご声援をよろしくお願い致します。