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FIBAアジアカップ[予選ラウンド第1戦]日本100-68カザフスタン「河村選手、吉井選手、富永選手、あの3人に助けられました」トム・ホーバスヘッドコーチ
インドネシア・ジャカルタで開催されている「FIBAアジアカップ2022(以下アジアカップ)」にて、男子日本代表はカザフスタンとの初戦。後半に大きく引き離した日本が100-68で勝利し、白星スタートを切りました。次戦は7月15日(金) 19:30よりシリアと対戦します。

FIBAワールドカップ アジア予選(※以下ワールドカップ予選)においてカザフスタンは5勝1敗でグループD首位通過し、イランとシリアには2連勝を挙げました。ワールドカップ予選2次ラウンドではイランとともに日本と同じグループになり、8月29日(月)に沖縄アリーナで予定されているホームゲームへ向けた前哨戦。

前半はカザフスタンより10本も多い27本のリバウンドを取った日本でしたが、相手に確率良くシュートを決められ、45-48とリードされて折り返します。ビハインドを背負ってしまった原因として、「ディフェンスの強度が足りなかったです」とトム・ホーバスヘッドコーチは言及。立ち上がりからオフェンスで活躍を見せた西田優大選手(シーホース三河)も、「前半は1on1のところで破られてしまったことが多かったです」と反省点を挙げました。



後半に向けて、そのディフェンスに対する意識を高め、ホーバスヘッドコーチは相手に対応するためにスイッチングディフェンスに変えます。「アグレッシブなディフェンスからトランジションが出はじめて、そこから3ポイントシュートも入り、良いリズムを作ることができました」とホーバスヘッドコーチが言うように、一気に点差を開いていきます。スティール総数18本、後半だけで13本を決めて流れを呼び込みます。「あの3人に助けられました」というホーバスヘッドコーチは前からプレッシャーをかけた河村勇輝選手(横浜ビー・コルセアーズ)、身体を張ってディフェンスをした吉井裕鷹選手(アルバルク東京)、そして13点を挙げた富永啓生選手(ネブラスカ大学)の若手選手たちを評価します。

特に河村選手に対しては、「練習でがんばっているプレーをそのままコートで表現してくれました。彼は特別なディフェンダーです」と称えます。172cmの河村選手が、国際大会で通用することを自ら証明しました。

前半、富永選手は「外からのシュートを意識し過ぎてしまい、それでシュートが入らなかったことでなかなか自分のペースに持っていくことができませんでした」。しかし、第3クォーター途中にコートへ入ると、「最初に決めたイージーレイアップが1本入ったことで、そこから自分のシュートタッチが戻ってきました」と言うとおり、後半だけで13点を挙げる活躍。



西田選手も16点をマークし、「今大会に照準を合わせてピークを持ってくることができました」と言い、自信を持って臨んでいます。「自分たちのバスケをするだけなので、チームの目標である予選1位通過へ向けて次もがんばります」と続け、シリア戦へ向かいます。

今大会より加わった渡邊雄太選手は早速チームハイの21点を挙げ、その存在も大きかったです。富樫勇樹選手(千葉ジェッツ)は、「雄太のような選手がいることで、本当にチームがガラッと変わります。他の選手も生き生きしはじめており、それぞれが持ち味を発揮する試合になりました」と話しており、後半に巻き返す原動力となりました。富永選手も、「コートの外でも中でも声を出してくれているので、チームみんなの士気が上がっています。コートの中にいれば頼りになる素晴らしい存在です」と言うように、チーム一丸となって最初の目標である3連勝へ向かっていきます。

今大会の模様はCSフジテレビNEXT / ONE、 DAZNにて生中継されます(BSフジにて録画放送)。