男子日本代表:FIBAアジアカップ初戦は明日「若手選手には思いきってプレーしてもらいたい」富樫勇樹選手
アジア・オセアニア地区の強豪が終結する「FIBAアジアカップ2022(以下アジアカップ)」(インドネシア・ジャカルタ)は本日開幕。男子日本代表の初戦は、明日7月13日(水)19:30よりカザフスタンと対戦します。CSフジテレビNEXT / ONE、 ONE、DAZNにて生中継されます(BSフジにて録画放送)。
アジアカップと言えば、女子日本代表が昨年5連覇を達成し、今年9月末に行われる「FIBA 女子ワールドカップ2022」出場を決めたことが記憶に新しいです。男子アジアカップも2015年までは同様に、世界へつながる大会でした。当時の男子日本代表はアジア4位となり、翌年にリオデジャネイロオリンピックへの最後の切符を懸けた世界最終予選に出場しています。しかしその後、FIBAワールドカップ アジア予選はホーム&アウェー開催となり、オリンピックへの道もFIBAワールドカップ出場が第一条件になる仕組みへ変更しました。
2017年のアジアカップよりアジアチャンピオンを決める戦いとなり、フリオ・ラマス元ヘッドコーチ体制になったばかりの男子日本代表が出場し、そのときは予選ラウンドで敗退。旧スタンコビッチカップの流れとして、アジアチャンピオンを決める大会はそれ以前から行われてきました。大田区総合体育館で行われた2012年大会は決勝まで進出し、2大会連続準優勝しており、期待値の高い大会と言えます。
トム・ホーバスヘッドコーチ就任後、FIBAワールドカップ アジア予選においてオーストラリアと中国のトップチームと、若手に切り替わったチャイニーズ・タイペイの3チームとしか対戦していません。このアジアカップでは予選からカザフスタン、シリア、イランという新たな3チームに挑みます。「練習試合もできていないので、毎試合毎試合が大事になります」というホーバスヘッドコーチにとっても試練の3連戦であり、3連勝を目指します。
アジアカップに臨む富樫勇樹選手(千葉ジェッツ)は、「国際大会なので雰囲気も違えば、フィジカルや審判の笛なども多少違う中での試合になります」と話し、2017大会にも出場しました。
「これまでの経験を踏まえてしっかりと結果を求めてプレーし、チームを引っ張っていかなければいけない存在ということはもちろん分かっています。若手選手には思いきってプレーしてもらいたいです。縮こまってプレーするのではなく、思い切り自分たちの良さを出して欲しいと思っているので、それを引き出せるようにしっかりとコミュニケーションを取ってきました」
同じポイントガードであり、21歳の河村勇輝選手(横浜ビー・コルセアーズ)は、「練習の中からマッチアップをしていてもすごく学べることがあります」と、早くも富樫選手から刺激を受けています。アジアカップへ向け、富樫選手と渡邊雄太選手が加わったことでの化学変化を楽しみにしています。「2番手や3番手のポイントガードとしてゲームの流れを変える役割はずっと変わらないです。限られた時間の中でとにかくチームが少しでも良い流れを作れるように、アグレッシブなディフェンスをしたり、他のポイントガードよりもできるところを探しながら取り組んでいきたいです」と抱負を述べ、試合が続く今大会での成長が期待されます。
ホーバスヘッドコーチ同様にFIBAワールドカップ アジア予選での3チームとしか対戦経験がない選手や若手も多い中、今大会は日本が目指す新しいバスケスタイルがどこまで通用するのかを試し、アジアの中での現在地を知ることができます。まとまって練習できる時間も限られ、まだまだホーバスヘッドコーチが目指すバスケを習得することに専念している状況ですが、「それをずっと言い続けていくわけにもいかないですし、最終的には結果を出さなくてはいかなくなります」と富樫選手は意識を切り替えています。
「若いメンバーを含めて大会に臨むので、彼らにいろんな経験をしてもらいたい気持ちもあります。もちろんひとつでも多く勝つことも大事です。まず目指すのは3連勝して、グループリーグ1位通過。その後についてはそこから考えればよく、先のことは気にせずにまずは目の前の3試合で3勝し、グループリーグ1位を目指して行きます」
アジアカップと言えば、女子日本代表が昨年5連覇を達成し、今年9月末に行われる「FIBA 女子ワールドカップ2022」出場を決めたことが記憶に新しいです。男子アジアカップも2015年までは同様に、世界へつながる大会でした。当時の男子日本代表はアジア4位となり、翌年にリオデジャネイロオリンピックへの最後の切符を懸けた世界最終予選に出場しています。しかしその後、FIBAワールドカップ アジア予選はホーム&アウェー開催となり、オリンピックへの道もFIBAワールドカップ出場が第一条件になる仕組みへ変更しました。
2017年のアジアカップよりアジアチャンピオンを決める戦いとなり、フリオ・ラマス元ヘッドコーチ体制になったばかりの男子日本代表が出場し、そのときは予選ラウンドで敗退。旧スタンコビッチカップの流れとして、アジアチャンピオンを決める大会はそれ以前から行われてきました。大田区総合体育館で行われた2012年大会は決勝まで進出し、2大会連続準優勝しており、期待値の高い大会と言えます。
トム・ホーバスヘッドコーチ就任後、FIBAワールドカップ アジア予選においてオーストラリアと中国のトップチームと、若手に切り替わったチャイニーズ・タイペイの3チームとしか対戦していません。このアジアカップでは予選からカザフスタン、シリア、イランという新たな3チームに挑みます。「練習試合もできていないので、毎試合毎試合が大事になります」というホーバスヘッドコーチにとっても試練の3連戦であり、3連勝を目指します。
アジアカップに臨む富樫勇樹選手(千葉ジェッツ)は、「国際大会なので雰囲気も違えば、フィジカルや審判の笛なども多少違う中での試合になります」と話し、2017大会にも出場しました。
「これまでの経験を踏まえてしっかりと結果を求めてプレーし、チームを引っ張っていかなければいけない存在ということはもちろん分かっています。若手選手には思いきってプレーしてもらいたいです。縮こまってプレーするのではなく、思い切り自分たちの良さを出して欲しいと思っているので、それを引き出せるようにしっかりとコミュニケーションを取ってきました」
同じポイントガードであり、21歳の河村勇輝選手(横浜ビー・コルセアーズ)は、「練習の中からマッチアップをしていてもすごく学べることがあります」と、早くも富樫選手から刺激を受けています。アジアカップへ向け、富樫選手と渡邊雄太選手が加わったことでの化学変化を楽しみにしています。「2番手や3番手のポイントガードとしてゲームの流れを変える役割はずっと変わらないです。限られた時間の中でとにかくチームが少しでも良い流れを作れるように、アグレッシブなディフェンスをしたり、他のポイントガードよりもできるところを探しながら取り組んでいきたいです」と抱負を述べ、試合が続く今大会での成長が期待されます。
ホーバスヘッドコーチ同様にFIBAワールドカップ アジア予選での3チームとしか対戦経験がない選手や若手も多い中、今大会は日本が目指す新しいバスケスタイルがどこまで通用するのかを試し、アジアの中での現在地を知ることができます。まとまって練習できる時間も限られ、まだまだホーバスヘッドコーチが目指すバスケを習得することに専念している状況ですが、「それをずっと言い続けていくわけにもいかないですし、最終的には結果を出さなくてはいかなくなります」と富樫選手は意識を切り替えています。
「若いメンバーを含めて大会に臨むので、彼らにいろんな経験をしてもらいたい気持ちもあります。もちろんひとつでも多く勝つことも大事です。まず目指すのは3連勝して、グループリーグ1位通過。その後についてはそこから考えればよく、先のことは気にせずにまずは目の前の3試合で3勝し、グループリーグ1位を目指して行きます」