女子U17日本代表:FIBA U17女子ワールドカップへ向けて出発「日本の走る力やスピードで勝っていけば良いことを学びました」角陽菜多選手
FIBA U16アジア選手権で準優勝し、7月9日(土)より開幕する「FIBA U17女子ワールドカップ」への出場権を獲得。時差ボケも解消されないまま3日間の国内合宿で調整し、本日7月5日(火)に開催地ハンガリーへ出発。女子U17日本代表は過密日程となるために、継続参戦する選手は5人となり、新たに7人を入れ替えて世界一を目指します。
FIBA アジア選手権を経験したからこそ、同じメンバーで臨みたいのはみんな同じ思いです。しかし、連戦となる日程ゆえに約1ヶ月も代表活動が続くことになります。全てのメンバーを入れ替えることも想定していましたが、「幸い5人の選手は残ってくれたことで、彼女たちの経験を新たに参加する選手たちに伝えていって欲しいです。また、『つながろう』というテーマは継続しており、女子U16日本代表からバトンを受け継いで、しっかりとつなげていくだけです」と藪内夏美ヘッドコーチは話します。2つの大会にわたって国際経験を積む選手が増えることは、日本バスケ界にとっては素晴らしいことです。早生まれの3年生も多く、今年9月に開催される「FIBA U18アジア選手権」までしっかりとつなげていきます。
58-59、FIBA U16アジア選手権の決勝でオーストラリアに1点差の惜敗。2017年も60-61と、2大会連続で1点に泣きました。「勝つチャンスはたくさんあったのに、それをつかみきれなかった本当に悔しい銀メダルでした」と責任を感じる藪内ヘッドコーチ。予選ラウンドではオーストラリアの大きさや速さに選手たちは驚き、序盤に引き離されます。その後に巻き返しましたが、65-73で敗れた試合の反省点を踏まえ、戦い方を変化させて臨んだ決勝戦。「とにかくディフェンスではフルコートでプレッシャーをかけ続けて、相手のエネルギーを奪っていくことで必ず最後にチャンスが来るから」と選手たちに伝え、日本のスタイルを徹底させたことで、最後まで分からないゲームとなりました。この戦いがベースであり、「日本の強みである運動量とアジリティで40分間戦い切ることを女子U17日本代表にも浸透させています」。
予選ラウンドのオーストラリア戦で先発出場した大上粋奈選手(広島県立広島皆実高校2年)。「思った以上にとても大きくて強かったですが、オフェンスリバウンドなどを獲れることが分かったので、FIBA U17女子ワールドカップでもリバウンドを意識してチームに貢献していきたいです」と、経験を自信に変えています。チームとして通用した点として、「走れるところが日本の強さです」と明言し、藪内ヘッドコーチや女子日本代表が一気通貫で目指すバスケスタイルを確立させています。大上選手はそのスタイルを経験してきたからこそ、「新メンバーと練習をしていて少し違う動きをしていたら、教えるように意識しています」と話しており、しっかりとコミュニケーションを取ってチーム力を高めています。
新たに加わった角陽菜多選手(千葉経済大学附属高校2年)のポジションはセンターです。女子U16日本代表の戦いをしっかりと見て今合宿に臨んでいます。「相手は大きく、自分たちが小さく見えるようになりますが、日本の走る力やスピードで勝っていけば良いことを学びました」と述べ、良いイメージを持って練習に取り組んでいます。スクリメージでは女子U16日本代表から継続参戦するチームと、新たに招集された選手に分かれたことで、「動きもスムーズですし、みんなでコミュニケーションが取れていました」と実際に対戦したことで吸収できています。角選手は、「体を張ったディフェンスとペイントエリア内のステップインシュート」を武器に、世界の大きな相手に挑みます。
半数以上が入れ替わり、ふたたびチーム力を積み上げるところからはじまった女子U17日本代表。藪内ヘッドコーチは、「これからこのチームがどう変わっていくのか楽しみでしかありません。いろんな選手が国際経験をでき、さらに世界チャンピオンを目指して挑戦できる機会になります。人生の中で何度もないチャンスを楽しんで欲しいです」と話し、初戦のメキシコ戦(7月9日深夜2:30)へ向け、現地でさらに準備していきます。
FIBA アジア選手権を経験したからこそ、同じメンバーで臨みたいのはみんな同じ思いです。しかし、連戦となる日程ゆえに約1ヶ月も代表活動が続くことになります。全てのメンバーを入れ替えることも想定していましたが、「幸い5人の選手は残ってくれたことで、彼女たちの経験を新たに参加する選手たちに伝えていって欲しいです。また、『つながろう』というテーマは継続しており、女子U16日本代表からバトンを受け継いで、しっかりとつなげていくだけです」と藪内夏美ヘッドコーチは話します。2つの大会にわたって国際経験を積む選手が増えることは、日本バスケ界にとっては素晴らしいことです。早生まれの3年生も多く、今年9月に開催される「FIBA U18アジア選手権」までしっかりとつなげていきます。
58-59、FIBA U16アジア選手権の決勝でオーストラリアに1点差の惜敗。2017年も60-61と、2大会連続で1点に泣きました。「勝つチャンスはたくさんあったのに、それをつかみきれなかった本当に悔しい銀メダルでした」と責任を感じる藪内ヘッドコーチ。予選ラウンドではオーストラリアの大きさや速さに選手たちは驚き、序盤に引き離されます。その後に巻き返しましたが、65-73で敗れた試合の反省点を踏まえ、戦い方を変化させて臨んだ決勝戦。「とにかくディフェンスではフルコートでプレッシャーをかけ続けて、相手のエネルギーを奪っていくことで必ず最後にチャンスが来るから」と選手たちに伝え、日本のスタイルを徹底させたことで、最後まで分からないゲームとなりました。この戦いがベースであり、「日本の強みである運動量とアジリティで40分間戦い切ることを女子U17日本代表にも浸透させています」。
予選ラウンドのオーストラリア戦で先発出場した大上粋奈選手(広島県立広島皆実高校2年)。「思った以上にとても大きくて強かったですが、オフェンスリバウンドなどを獲れることが分かったので、FIBA U17女子ワールドカップでもリバウンドを意識してチームに貢献していきたいです」と、経験を自信に変えています。チームとして通用した点として、「走れるところが日本の強さです」と明言し、藪内ヘッドコーチや女子日本代表が一気通貫で目指すバスケスタイルを確立させています。大上選手はそのスタイルを経験してきたからこそ、「新メンバーと練習をしていて少し違う動きをしていたら、教えるように意識しています」と話しており、しっかりとコミュニケーションを取ってチーム力を高めています。
新たに加わった角陽菜多選手(千葉経済大学附属高校2年)のポジションはセンターです。女子U16日本代表の戦いをしっかりと見て今合宿に臨んでいます。「相手は大きく、自分たちが小さく見えるようになりますが、日本の走る力やスピードで勝っていけば良いことを学びました」と述べ、良いイメージを持って練習に取り組んでいます。スクリメージでは女子U16日本代表から継続参戦するチームと、新たに招集された選手に分かれたことで、「動きもスムーズですし、みんなでコミュニケーションが取れていました」と実際に対戦したことで吸収できています。角選手は、「体を張ったディフェンスとペイントエリア内のステップインシュート」を武器に、世界の大きな相手に挑みます。
半数以上が入れ替わり、ふたたびチーム力を積み上げるところからはじまった女子U17日本代表。藪内ヘッドコーチは、「これからこのチームがどう変わっていくのか楽しみでしかありません。いろんな選手が国際経験をでき、さらに世界チャンピオンを目指して挑戦できる機会になります。人生の中で何度もないチャンスを楽しんで欲しいです」と話し、初戦のメキシコ戦(7月9日深夜2:30)へ向け、現地でさらに準備していきます。