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女子U16日本代表:FIBA U16 女子アジア選手権本日開幕「いろんなことにチャレンジしながら力を発揮したい」黒川心音選手
本日6月24日(金)より「FIBA U16 女子アジア選手権」が開幕。女子U16日本代表は日本時間15:00よりインドと対戦(FIBA YouTube Liveにて生配信予定)。藪内夏美ヘッドコーチは、「インド戦に向けて一番良い状態で入れるように準備してきましたが、大会を通してこのチームをさらに成長させていきたいです」と話しており、大事な初戦を迎えます。



優勝を目標に掲げる女子U16日本代表のテーマは「みんなでつながろう」。藪内ヘッドコーチは、「試合もバスケも1人では何もできないので、いろんな人とつながっていることを感じてもらいたいです。1人ではないと感じることで心理的な安全の場になり、そこで力を発揮できると思っています」と述べ、全員で同じ方向を向いて戦っていきます。

このテーマのもと、「勝ち上がっていくためにはもっとチーム内のコミュニケーションを増やしていき、どんどんつながりも増やしていきたいです」という三次真歩選手(広島県立広島皆実高校3年)は、副キャプテンとしてチーム力を高めています。先にFIBA U17ワールドカップへの出場を決めた男子U16日本代表の梶谷崇太選手とは同じ高校であり、国際大会の雰囲気などの情報を得ていました。「試合も見ていましたし、梶谷君から世界のレベルが高いことも聞いているので、今大会で勝ち上がっていけるような力をつけていきたいです」と三次選手は話し、イメージトレーニングはできています。

キャプテンに任命された黒川心音選手(桜花学園高校2年)は、「女子日本代表みたいにディフェンスからプレッシャーをかけて日本らしさを出していく練習をしてきましたので、それをしっかり試合で発揮できるようにしたいです」と話し、準備万端です。はじめての海外であり、初の国際大会へ向けて、「国内では通用しているプレーも、海外の選手に対してできることは全然違うと思います。それを肌で感じて、国内の試合にも生かしていきたいですし、いろんなことにチャレンジしながら力を発揮したいです」と黒川選手は言い、不安よりも楽しさの方が上回っていました。



コロナ禍により中国やチャイニーズ・タイペイなどが辞退したため、5チーム総当たりの予選ラウンドはタフな4連戦となります。上位4チームが決勝トーナメントへ進むとともに、その時点で7月9日(土)よりハンガリーで開催されるFIBA U17女子ワールドカップへの出場権を手にします。