女子U16日本代表:大会直前合宿レポート「この大会が最初の関門だと思うので、景気よく突破したい」福王伶奈選手
6月24日(金)より開幕する「FIBA U16 女子アジア選手権」
へ向け、女子U16日本代表は開催地ヨルダンへ出発。先日終わったばかりの男子U16日本代表が準優勝し、今年度の代表活動は幸先の良いスタートを切りました。現在、男女3×3日本代表は世界一を目指して、」「FIBA 3×3ワールドカップ」
が開幕し、7月1日(金)には男子日本代表が来年沖縄などで開催される「FIBA ワールドカップ 2023」へ向けた予選Windowが待っており、日の丸を背負った熱い戦いが続きます。
男子U16日本代表が7月2日(土)より開幕する「FIBA U17ワールドカップ」への切符を獲得したことを受け、「決勝進出は励みになりました」と藪内夏美ヘッドコーチも称えています。女子U16日本代表が掲げる目標は「アジアチャンピオンになること」。3大会連続準優勝であり、2011年以来となる王座奪還を狙います。
この世代は最初の日本代表であり、はじめての国際大会に臨みます。コロナ禍によって海外遠征ができず、先月行った前回合宿で女子U18日本代表とのスクリメージしか実戦を兼ねた強化もできませんでした。対戦相手の情報もなく、十分な準備期間もありませんが、藪内ヘッドコーチは「ないことばかりに目を向けず、今できることにフォーカスしています」と話しており、インドとの初戦を迎えるその日まで準備を続けていきます。
193cmの福王伶奈選手(桜花学園高校2年)がいよいよ国際大会デビューを迎えます。「最初にリストを見たときに、(年齢順で並ぶ)自分の名前が一番下にないことにビックリしました」と言うように、候補選手として中学1年のときからアンダーカテゴリーで名を連ねてきました。2019年4月、中学1年だった福王選手は女子U16日本代表としてニュージーランド遠征を経験しており、「はじめて海外のチームと試合をしましたが、大きく価値観が変わりました」と振り返ります。
「世界にはもっと大きかったり、パワーがあったりする選手がたくさんいたことにすごく驚きました。それまでは国内で普通にできていたプレーもできず、インサイドに全く入れさせてもらえませんでした。そのときから自分よりも大きい選手を相手にするときのことを意識するようになりました」
今年は女子日本代表候補にも選出され、恩塚亨ヘッドコーチは「まだ高校生であり、世界が見えていないために自分を差し引いていた部分がありました。オリンピック選手になるスタンダードをここで経験し、大きな夢を持って欲しいです」と期待しています。トップ選手たちとともに練習をしたことで、ふたたび価値観が変わる体験をしてきました。
「もっと大きい選手を相手にしたときのために、3ポイントシュートやドライブも覚えるように恩塚ヘッドコーチに言われました。それは今までと180度違う考えでしたが、そのときから外回りのプレーも覚えていかなければいけないと思って練習しています」
ようやく迎えた国際大会デビューを控え、「将来世界で活躍するためにも、まずはこの大会が最初の関門だと思うので、景気よく突破したいです」と力強いコメントを残しており、活躍に期待が高まります。
逆に、世代別の育成キャンプなどにも招集されたことがなく、「このように選抜されたのがはじめてで、最初はすごく緊張しました」と言うのは、上野心音選手(聖和学園高校3年)です。176cmのスモールフォワードであり、「ドライブに3ポイントシュートも織り交ぜながらいろんなプレーを出して行きたいです」という武器で、最終メンバーの座を勝ち取りました。
早生まれの高校3年生としての自覚もあり、人見知りの性格をはね除けて、後輩たちに自分から話しかけながらリーダーシップを発揮しています。「選ばれたことに責任感を持って、残れなかった選手たちの分も一生懸命に戦って、優勝してきます」と抱負を語り、決戦の地へ出発しました。
日本の初戦は6月24日(金) 15:00よりインドと対戦。25日(土)17:15 韓国、26日(日)17:15 オーストラリア、27日(月)15:00 ニュージーランドと出場全チームと予選リーグを戦うタフな4連戦を戦い抜きます。
男子U16日本代表が7月2日(土)より開幕する「FIBA U17ワールドカップ」への切符を獲得したことを受け、「決勝進出は励みになりました」と藪内夏美ヘッドコーチも称えています。女子U16日本代表が掲げる目標は「アジアチャンピオンになること」。3大会連続準優勝であり、2011年以来となる王座奪還を狙います。
この世代は最初の日本代表であり、はじめての国際大会に臨みます。コロナ禍によって海外遠征ができず、先月行った前回合宿で女子U18日本代表とのスクリメージしか実戦を兼ねた強化もできませんでした。対戦相手の情報もなく、十分な準備期間もありませんが、藪内ヘッドコーチは「ないことばかりに目を向けず、今できることにフォーカスしています」と話しており、インドとの初戦を迎えるその日まで準備を続けていきます。
193cmの福王伶奈選手(桜花学園高校2年)がいよいよ国際大会デビューを迎えます。「最初にリストを見たときに、(年齢順で並ぶ)自分の名前が一番下にないことにビックリしました」と言うように、候補選手として中学1年のときからアンダーカテゴリーで名を連ねてきました。2019年4月、中学1年だった福王選手は女子U16日本代表としてニュージーランド遠征を経験しており、「はじめて海外のチームと試合をしましたが、大きく価値観が変わりました」と振り返ります。
「世界にはもっと大きかったり、パワーがあったりする選手がたくさんいたことにすごく驚きました。それまでは国内で普通にできていたプレーもできず、インサイドに全く入れさせてもらえませんでした。そのときから自分よりも大きい選手を相手にするときのことを意識するようになりました」
今年は女子日本代表候補にも選出され、恩塚亨ヘッドコーチは「まだ高校生であり、世界が見えていないために自分を差し引いていた部分がありました。オリンピック選手になるスタンダードをここで経験し、大きな夢を持って欲しいです」と期待しています。トップ選手たちとともに練習をしたことで、ふたたび価値観が変わる体験をしてきました。
「もっと大きい選手を相手にしたときのために、3ポイントシュートやドライブも覚えるように恩塚ヘッドコーチに言われました。それは今までと180度違う考えでしたが、そのときから外回りのプレーも覚えていかなければいけないと思って練習しています」
ようやく迎えた国際大会デビューを控え、「将来世界で活躍するためにも、まずはこの大会が最初の関門だと思うので、景気よく突破したいです」と力強いコメントを残しており、活躍に期待が高まります。
逆に、世代別の育成キャンプなどにも招集されたことがなく、「このように選抜されたのがはじめてで、最初はすごく緊張しました」と言うのは、上野心音選手(聖和学園高校3年)です。176cmのスモールフォワードであり、「ドライブに3ポイントシュートも織り交ぜながらいろんなプレーを出して行きたいです」という武器で、最終メンバーの座を勝ち取りました。
早生まれの高校3年生としての自覚もあり、人見知りの性格をはね除けて、後輩たちに自分から話しかけながらリーダーシップを発揮しています。「選ばれたことに責任感を持って、残れなかった選手たちの分も一生懸命に戦って、優勝してきます」と抱負を語り、決戦の地へ出発しました。
日本の初戦は6月24日(金) 15:00よりインドと対戦。25日(土)17:15 韓国、26日(日)17:15 オーストラリア、27日(月)15:00 ニュージーランドと出場全チームと予選リーグを戦うタフな4連戦を戦い抜きます。