男子日本代表:ディベロップメントキャンプレポート「もっともっと世界でもその名を轟かせるような日本代表にしたい」富永啓生選手
宇都宮ブレックスが優勝したBリーグ 2021-22シーズンが終了し、男子日本代表の活動がスタート。7月1日よりオーストラリア・メルボルンにて開催される「FIBA ワールドカップ 2023 アジア地区予選 Window3」を皮切りに、7月12日にはアジアNo.1チームを決める「FIBA アジアカップ 2022」(インドネシア・ジャカルタ)が開幕します。
男子日本代表は6月6日〜12日の期間、若手選手を中心とした13名による「ディベッロプメントキャンプ」を実施。トム・ホーバスヘッドコーチが求める日本のスタイルを理解させつつ、技術や判断力を見ながら今後の合宿に招集する選手を見極めるトライアウトを兼ねています。
6月7日に行われた記者会見にて、第1次日本代表候補選手42名が発表されました。このキャンプに参加した13名のうち、第1次日本代表候補選手に名前があるのは5名のみ。それ以外の選手はチャンスをつかむべく、「今できることを全力で出して、そこで結果がついて来れば良いと思っています」と持ち前のシュート力でアピールしていたのは富永啓生選手(ネブラスカ大学)です。
昨年は3×3男子日本代表として東京2020オリンピックに出場し、アンダーカテゴリーでも国際経験があります。現在はアメリカでプレーする富永選手は、「NCAAでいろんな国の選手と対戦をしており、そこでも負けたくないという気持ちが常にあります。どんどん強くし、もっともっと世界でもその名を轟かせるような日本代表にしたいという思いもあります」という強い気持ちで、成長した姿を見せていました。
選手それぞれに役割を与えるとともに、仲間たちの役割を把握し、チームとして最大限の力を発揮させるのがホーバスヘッドコーチのスタイルです。その役割が明確なシューターの富永選手であり、「まずは空いたらシュートを打つことを心がけています。シュートだけではなく、ドライブから合わせるプレーにも応用できるようにして幅を広げていきたいです」とアピール。その結果、昨日発表された「FIBAアジアカップ2022」 日本代表候補選手に選出され、挑戦が続きます。他にも、小島 エリエット 海選手(大阪エヴェッサ)と井上宗一郎選手(サンロッカーズ渋谷)が招集されました。
2018年に井上選手と平岩玄選手(アルバルク東京)、翌年は平岩選手とテーブス海選手(宇都宮ブレックス)が日本代表として、ウィリアム・ジョーンズカップへの出場経験があります。テーブス選手は「年齢に関係なく、ポイントガードとしてリーダーシップを執ることが大事になります」と述べ、これまでの経験とともに優勝したことで自信を持ってこのキャンプに臨んでいます。ホーバスヘッドコーチ体制となり、はじめて招集されたテーブス選手ですが、「ホーバスヘッドコーチのバスケは自分に合っていると感じています。ガードにはとにかくアタックすることが求められ、それを聞いて本当にうれしかったです」と持ち味を発揮。テーブス選手もまた、「FIBAアジアカップ2022」 日本代表候補選手に選ばれています。
アメリカの大学を辞めたテーブス選手が、日本に戻ってきたのは東京2020オリンピックを見据えた決断でした。その目標こそ果たせなかったですが、「ポイントガードとしてのマネジメントに手応えを感じています」とBリーグを制したことで成長を遂げています。「逆に、そこが東京オリンピックのときに選ばれなかった理由だったとも思います」と続け、それを補うことができた宇都宮での3シーズンを通じ、「ハイレベルなディフェンスを要求されていました。もちろんホーバスヘッドコーチのディフェンスには違ったルールがありますが、基本となる部分は身についており、そこでも自信を持ってできています」と話します。最後までBリーグを戦ってきましたが、「まだまだ体力は残っています」と意欲を見せ、日本代表入りを目指します。
「ハングリーな選手を探しています」とホーバスヘッドコーチが話しており、ディベロップメントキャンプでは若い選手たちがその姿勢をしっかりと見せてくれました。「FIBAアジアカップ2022」 へ向け、このキャンプで成果を挙げた選手が底上げしながら、本格的な強化へと進んで行きます。
富永啓生選手のコラム掲載中!
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男子日本代表は6月6日〜12日の期間、若手選手を中心とした13名による「ディベッロプメントキャンプ」を実施。トム・ホーバスヘッドコーチが求める日本のスタイルを理解させつつ、技術や判断力を見ながら今後の合宿に招集する選手を見極めるトライアウトを兼ねています。
6月7日に行われた記者会見にて、第1次日本代表候補選手42名が発表されました。このキャンプに参加した13名のうち、第1次日本代表候補選手に名前があるのは5名のみ。それ以外の選手はチャンスをつかむべく、「今できることを全力で出して、そこで結果がついて来れば良いと思っています」と持ち前のシュート力でアピールしていたのは富永啓生選手(ネブラスカ大学)です。
昨年は3×3男子日本代表として東京2020オリンピックに出場し、アンダーカテゴリーでも国際経験があります。現在はアメリカでプレーする富永選手は、「NCAAでいろんな国の選手と対戦をしており、そこでも負けたくないという気持ちが常にあります。どんどん強くし、もっともっと世界でもその名を轟かせるような日本代表にしたいという思いもあります」という強い気持ちで、成長した姿を見せていました。
選手それぞれに役割を与えるとともに、仲間たちの役割を把握し、チームとして最大限の力を発揮させるのがホーバスヘッドコーチのスタイルです。その役割が明確なシューターの富永選手であり、「まずは空いたらシュートを打つことを心がけています。シュートだけではなく、ドライブから合わせるプレーにも応用できるようにして幅を広げていきたいです」とアピール。その結果、昨日発表された「FIBAアジアカップ2022」 日本代表候補選手に選出され、挑戦が続きます。他にも、小島 エリエット 海選手(大阪エヴェッサ)と井上宗一郎選手(サンロッカーズ渋谷)が招集されました。
2018年に井上選手と平岩玄選手(アルバルク東京)、翌年は平岩選手とテーブス海選手(宇都宮ブレックス)が日本代表として、ウィリアム・ジョーンズカップへの出場経験があります。テーブス選手は「年齢に関係なく、ポイントガードとしてリーダーシップを執ることが大事になります」と述べ、これまでの経験とともに優勝したことで自信を持ってこのキャンプに臨んでいます。ホーバスヘッドコーチ体制となり、はじめて招集されたテーブス選手ですが、「ホーバスヘッドコーチのバスケは自分に合っていると感じています。ガードにはとにかくアタックすることが求められ、それを聞いて本当にうれしかったです」と持ち味を発揮。テーブス選手もまた、「FIBAアジアカップ2022」 日本代表候補選手に選ばれています。
アメリカの大学を辞めたテーブス選手が、日本に戻ってきたのは東京2020オリンピックを見据えた決断でした。その目標こそ果たせなかったですが、「ポイントガードとしてのマネジメントに手応えを感じています」とBリーグを制したことで成長を遂げています。「逆に、そこが東京オリンピックのときに選ばれなかった理由だったとも思います」と続け、それを補うことができた宇都宮での3シーズンを通じ、「ハイレベルなディフェンスを要求されていました。もちろんホーバスヘッドコーチのディフェンスには違ったルールがありますが、基本となる部分は身についており、そこでも自信を持ってできています」と話します。最後までBリーグを戦ってきましたが、「まだまだ体力は残っています」と意欲を見せ、日本代表入りを目指します。
「ハングリーな選手を探しています」とホーバスヘッドコーチが話しており、ディベロップメントキャンプでは若い選手たちがその姿勢をしっかりと見せてくれました。「FIBAアジアカップ2022」 へ向け、このキャンプで成果を挙げた選手が底上げしながら、本格的な強化へと進んで行きます。
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