男子U16日本代表:大会直前合宿レポート「最初から思いっきりプレーすることを目標にしています」アピア パトリック眞選手
6月12日 (日) より開幕する「FIBA U16 アジア選手権大会 カタール2022」 へ向け、最終メンバー12名が発表された男子U16日本代表チーム。6月7日(火)〜9日(木)の期間に実施した国内での最終合宿を終え、本日決戦の地となるカタールへと出発します。
就任間もないアレハンドロ・マルチネスヘッドコーチにとって、10日ほどしか準備期間はありませんでした。「その中でも選手たちは、チームのスタイルを体得しようと努力してくれています。彼らにとって、FIBA U17ワールドカップを懸けた戦いははじめての経験であり、人生で1度きりです。ワクワクして、楽しんでプレーすれば良く、過剰なプレッシャーを感じる必要はありません」と話し、モチベーションを高めています。
コロナ禍により、2017年以来となる今大会。また、昨年中にアジア予選となる今大会が開催できず、7月2日にスペインで開催される「FIBA U17ワールドカップ」(※FIBA U16アジア選手権の上位4チームが出場)が続くため、実質U17世代で臨むことになります。昨年のFIBA U19ワールドカップに出場し、国際経験があるのは川島 悠翔選手 (福岡大学附属大濠高等学校 2 年) だけ。予選ラウンドで対戦するクウェート(6月12日 19:30)やフィリピン(6月14日 21:45)の情報もありません。厳しい状況ではありますが、「環境が変わってもやるべきことは変わりません。自分たちのバスケットを出せるように、みんなで徹底していきたいです」とルーニー 慧選手 (正智深谷高等学校 3 年) が言うとおり、自らのスタイルを確立させ、その精度を高めることに注力していました。
日本のスタイルとは、「スペースを作ってバスケットをしています。また、ビッグマンもたくさんいるのでインサイドを狙うプレーも多く、ガードとしてそこをしっかり生かせるようにしていきたいです」とルーニー選手は説明します。2m前後の選手が4人いることを強みとし、積極的にインサイドを攻めることもマルチネスヘッドコーチは求めています。
「この世代は戦術やセットプレーで勝敗を分ける割合は少ないです。それよりも選手たちがエナジーを持って自分たちのプレーを遂行すること、ディフェンスでもオフェンスでもしっかり走ることが重要です」
日本のトップ選手たちが集まる中、「コートにいる5人は最大限のエナジーを出してプレーしなければいけません。一生懸命プレーすることでエネルギーが減るのは当然であり、充電されたベンチメンバーとどんどん交代し、常にコートに立つ5人が全力で戦うプランを考えています」というマルチネスヘッドコーチはタイムシェアし、全員バスケを掲げます。アピア パトリック眞選手 (福岡第一高等学校 2 年) は、「3分間で全てのエナジーを出し切って戦わなければ、コーチの期待に応えられないと思っています。最初から思いっきりプレーすることが大事になります」と話し、初戦のクウェート戦へ向けて照準を合わせます。
今大会の目標について、「まわりの国の選手たちがどれくらいのレベルなのかは全く分からないですが、絶対にベスト4に入ってU17ワールドカップの出場権を勝ち獲ることを目標に取り組んでいます。全員で共通理解のもと、徹底していきたいです」と抱負を語るルーニー選手。個人としては、「パスやシュートを決めること。その2つで評価されていると思っているので、そこでしっかり活躍してチームのためにプレーしていきたいです」と続け、はじめての国際大会へ挑みます。
前回FIBA U17ワールドカップへ出場したのは2014年と8年前であり、オセアニア地区が加わったアジア予選を突破することは厳しい状況です。その2014年大会に八村塁選手(ワシントン・ウイザーズ)とともに出場した福岡第一高校の武藤海斗アシスタントコーチから、「もう自信を持って戦ってくるしかない」と背中を押されたアピア選手。大きな仲間たちと身体を張って練習を重ねたことを自信に、「絶対にワールドカップへ出場したいです。予選を突破するためにも、最初から思いっきりプレーすることを目標にしています」と力を込め、ベスト4以上を目指します。
就任間もないアレハンドロ・マルチネスヘッドコーチにとって、10日ほどしか準備期間はありませんでした。「その中でも選手たちは、チームのスタイルを体得しようと努力してくれています。彼らにとって、FIBA U17ワールドカップを懸けた戦いははじめての経験であり、人生で1度きりです。ワクワクして、楽しんでプレーすれば良く、過剰なプレッシャーを感じる必要はありません」と話し、モチベーションを高めています。
コロナ禍により、2017年以来となる今大会。また、昨年中にアジア予選となる今大会が開催できず、7月2日にスペインで開催される「FIBA U17ワールドカップ」(※FIBA U16アジア選手権の上位4チームが出場)が続くため、実質U17世代で臨むことになります。昨年のFIBA U19ワールドカップに出場し、国際経験があるのは川島 悠翔選手 (福岡大学附属大濠高等学校 2 年) だけ。予選ラウンドで対戦するクウェート(6月12日 19:30)やフィリピン(6月14日 21:45)の情報もありません。厳しい状況ではありますが、「環境が変わってもやるべきことは変わりません。自分たちのバスケットを出せるように、みんなで徹底していきたいです」とルーニー 慧選手 (正智深谷高等学校 3 年) が言うとおり、自らのスタイルを確立させ、その精度を高めることに注力していました。
日本のスタイルとは、「スペースを作ってバスケットをしています。また、ビッグマンもたくさんいるのでインサイドを狙うプレーも多く、ガードとしてそこをしっかり生かせるようにしていきたいです」とルーニー選手は説明します。2m前後の選手が4人いることを強みとし、積極的にインサイドを攻めることもマルチネスヘッドコーチは求めています。
「この世代は戦術やセットプレーで勝敗を分ける割合は少ないです。それよりも選手たちがエナジーを持って自分たちのプレーを遂行すること、ディフェンスでもオフェンスでもしっかり走ることが重要です」
日本のトップ選手たちが集まる中、「コートにいる5人は最大限のエナジーを出してプレーしなければいけません。一生懸命プレーすることでエネルギーが減るのは当然であり、充電されたベンチメンバーとどんどん交代し、常にコートに立つ5人が全力で戦うプランを考えています」というマルチネスヘッドコーチはタイムシェアし、全員バスケを掲げます。アピア パトリック眞選手 (福岡第一高等学校 2 年) は、「3分間で全てのエナジーを出し切って戦わなければ、コーチの期待に応えられないと思っています。最初から思いっきりプレーすることが大事になります」と話し、初戦のクウェート戦へ向けて照準を合わせます。
今大会の目標について、「まわりの国の選手たちがどれくらいのレベルなのかは全く分からないですが、絶対にベスト4に入ってU17ワールドカップの出場権を勝ち獲ることを目標に取り組んでいます。全員で共通理解のもと、徹底していきたいです」と抱負を語るルーニー選手。個人としては、「パスやシュートを決めること。その2つで評価されていると思っているので、そこでしっかり活躍してチームのためにプレーしていきたいです」と続け、はじめての国際大会へ挑みます。
前回FIBA U17ワールドカップへ出場したのは2014年と8年前であり、オセアニア地区が加わったアジア予選を突破することは厳しい状況です。その2014年大会に八村塁選手(ワシントン・ウイザーズ)とともに出場した福岡第一高校の武藤海斗アシスタントコーチから、「もう自信を持って戦ってくるしかない」と背中を押されたアピア選手。大きな仲間たちと身体を張って練習を重ねたことを自信に、「絶対にワールドカップへ出場したいです。予選を突破するためにも、最初から思いっきりプレーすることを目標にしています」と力を込め、ベスト4以上を目指します。