FIBAワールドカップ2023 アジア地区 1次予選(Window2)[第2戦]日本64-80オーストラリア「自分自身のプレーを見つめ直す良い機会になった」谷口大智選手
「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」Window2
第2戦は、オーストラリアと対戦。AKATSUKI FIVE男子日本代表は64-80で敗れ、1次予選通算1勝3敗でWindow2を終えました。明日は15時より、チャイニーズ・タイペイvsオーストラリアの最終戦が同じく沖縄アリーナで行われます。
立ち上がりから積極性が見られ、互角の戦いを見せます。対するオーストラリアは、#12アンガス・ブラント選手(香川ファイブアローズ)がインサイドを攻めて対抗。シーソーゲームとなった前半を終え、40-42と2点リードされて折り返します。トム・ホーバスヘッドコーチは「大きなミスもあり、遂行力も足りておらず、あまり良いバスケットができていなかったです。逆に言えば、そのミスさえ修正すれば、逆転できると思っていました」と自信を持って後半へ向かいます。
しかし、第3クォーター、「オーストラリアはディフェンスのプレッシャーの強度を上げてきました。そこで選手たちは焦ってしまい、自分たちのタイミングでシュートを打つことができませんでした」とホーバスヘッドコーチが言うように、日本のペイントアタックが封じられ、攻め手を欠きます。追いかける日本以上に、長い時間帯をフルコートディフェンスを敷くオーストラリアが一気に点差を広げていきます。この10分間は、富樫勇樹選手(千葉ジェッツ)が個人技で3本の3ポイントシュートを決めましたがその9点だけに終わり、49-62と13点差をつけられます。その後もオーストラリアのペースで試合は進み、最終的には64-80と16点差で敗れました。しかし、ホーバスヘッドコーチは「最後まで選手たちが諦めることなく戦い続けてくれたことは良かった点です。悪いことばかりではなくポジティブな部分も見られました」と選手たちを労います。
この2戦をいずれも先発で起用された谷口大智選手(茨城ロボッツ)は、「3ポイントシュートを迷わずに打つこと、そして当然決めなければならないこと」の役割を全うすべく、コートに向かいました。外れても強い気持ちで打ち続けたチャイニーズ・タイペイ戦は2本を成功させ、6点を記録。しかし、今日のオーストラリア戦は2本しか打つチャンスがなく、そのうち決めたのは1本のみ。はじめての国際試合を戦い終えた谷口選手は、「自分自身のプレーを見つめ直す良い機会になりました」と前向きに捉えます。所属チームとは違い、長いプレータイムを与えられ、「最後までしっかり集中してプレーすること」という反省点だけではなく、「3ポイントシュートを決めれば相手のマークも前に出てきます。そこで、西田(優大)選手がドライブするための良いスペーシングを取りながらプレーできていました」と自信も得ており、この経験を次につなげるだけです。
Window2を1勝1敗で終え、「たくさんの学びがありました」というホーバスヘッドコーチ自身も男子バスケを理解し、経験値を上げている最中です。コロナ禍ということもあり、公式戦以外試合ができない状況下、「誰がこのスタイルにフィットするのかを試している段階です」という2試合であり、選手とともに学びながら向上させています。
開催国枠でFIBAワールドカップ2023への出場が決まっている日本は、自動的に2次ラウンドへ進出できます。それでも、しっかりと上位3枠に入って勝ち進むためにも、Window3の残る2試合を戦わねばなりません。6月30日(木)にチャイニーズ・タイペイ戦、7月3日(日)のオーストラリア戦が予定されています(※開催地・会場・時間は未定)。それぞれが所属チームに戻りますが、Bリーグでも日本代表と変わらずに積極的なプレーを心がけ、4ヶ月後のステップアップが楽しみです。
立ち上がりから積極性が見られ、互角の戦いを見せます。対するオーストラリアは、#12アンガス・ブラント選手(香川ファイブアローズ)がインサイドを攻めて対抗。シーソーゲームとなった前半を終え、40-42と2点リードされて折り返します。トム・ホーバスヘッドコーチは「大きなミスもあり、遂行力も足りておらず、あまり良いバスケットができていなかったです。逆に言えば、そのミスさえ修正すれば、逆転できると思っていました」と自信を持って後半へ向かいます。
しかし、第3クォーター、「オーストラリアはディフェンスのプレッシャーの強度を上げてきました。そこで選手たちは焦ってしまい、自分たちのタイミングでシュートを打つことができませんでした」とホーバスヘッドコーチが言うように、日本のペイントアタックが封じられ、攻め手を欠きます。追いかける日本以上に、長い時間帯をフルコートディフェンスを敷くオーストラリアが一気に点差を広げていきます。この10分間は、富樫勇樹選手(千葉ジェッツ)が個人技で3本の3ポイントシュートを決めましたがその9点だけに終わり、49-62と13点差をつけられます。その後もオーストラリアのペースで試合は進み、最終的には64-80と16点差で敗れました。しかし、ホーバスヘッドコーチは「最後まで選手たちが諦めることなく戦い続けてくれたことは良かった点です。悪いことばかりではなくポジティブな部分も見られました」と選手たちを労います。
この2戦をいずれも先発で起用された谷口大智選手(茨城ロボッツ)は、「3ポイントシュートを迷わずに打つこと、そして当然決めなければならないこと」の役割を全うすべく、コートに向かいました。外れても強い気持ちで打ち続けたチャイニーズ・タイペイ戦は2本を成功させ、6点を記録。しかし、今日のオーストラリア戦は2本しか打つチャンスがなく、そのうち決めたのは1本のみ。はじめての国際試合を戦い終えた谷口選手は、「自分自身のプレーを見つめ直す良い機会になりました」と前向きに捉えます。所属チームとは違い、長いプレータイムを与えられ、「最後までしっかり集中してプレーすること」という反省点だけではなく、「3ポイントシュートを決めれば相手のマークも前に出てきます。そこで、西田(優大)選手がドライブするための良いスペーシングを取りながらプレーできていました」と自信も得ており、この経験を次につなげるだけです。
Window2を1勝1敗で終え、「たくさんの学びがありました」というホーバスヘッドコーチ自身も男子バスケを理解し、経験値を上げている最中です。コロナ禍ということもあり、公式戦以外試合ができない状況下、「誰がこのスタイルにフィットするのかを試している段階です」という2試合であり、選手とともに学びながら向上させています。
開催国枠でFIBAワールドカップ2023への出場が決まっている日本は、自動的に2次ラウンドへ進出できます。それでも、しっかりと上位3枠に入って勝ち進むためにも、Window3の残る2試合を戦わねばなりません。6月30日(木)にチャイニーズ・タイペイ戦、7月3日(日)のオーストラリア戦が予定されています(※開催地・会場・時間は未定)。それぞれが所属チームに戻りますが、Bリーグでも日本代表と変わらずに積極的なプレーを心がけ、4ヶ月後のステップアップが楽しみです。