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本日18時よりボスニア・ヘルツェゴビナとの最終戦「新しいバスケを見せることができた」林咲希選手
大阪・おおきにアリーナ舞洲で開催中の「FIBA女子バスケットボールワールドカップ2022予選」は、本日が最終日。観戦チケットは好評発売中。

昨日、ボスニア・ヘルツェゴビナと対戦したカナダが96-64で勝利しました。ベラルーシが出場辞退し、カナダが2試合を戦い終えたことにより、FIBA女子ワールドカップ本戦への出場が確定。AKATSUKI FIVE女子日本代表は本日18:00より、ボスニア・ヘルツェゴビナと対戦します。この試合が成立すれば、両チームにも出場権が与えられます。もちろん女子日本代表は2連勝し、トップ通過を目指します。

渡嘉敷来夢選手(ENEOSサンフラワーズ)は、「誰が出ても同じバスケができるのが日本の強み」という言葉通り、カナダ戦では交代で出てくる選手がすぐさま持てる力を発揮していました。その結果として、コートに立った10人すべてが得点を挙げています。ディフェンスでも交代してつなぎながら100%の力を出し切ることで、時間が経つほど日本に流れが必ず来ることを自信に持って戦うことができています。



2020年2月に行われた東京2020オリンピックへ向けた世界最終予選のラストゲームでカナダと対戦し、68-70で惜敗。その後、オリンピックで銀メダルに輝いた実績と経験を経て、2年ぶりとなるカナダとの真剣勝負は延長戦の末、86-79で勝利。FIBAランキング4位の強豪を上回ることができました。キャプテンの林咲希選手(ENEOSサンフラワーズ)は、「新しいバスケを見せることができました。やっぱり警戒されて3ポイントシュートを止められる部分もありましたが、そこをプラスに今回は違うプレーを出すことができたので、そこはすごい良かったです」と自身の成長を実感。オリンピック決勝以来、半年ぶりとなる海外のチームとの対戦に戸惑う部分もありましたが、「後半にできた良いリズムを、最初から出すことが次の試合ではできます」と自信を持って、最終戦へ向かいます。

恩塚亨ヘッドコーチは、「WNBAのMVPであるスーパースター(ジョンケル・ジョンス選手)がおり、彼女を中心にケミストリーがあるチームだと思ってリスペクトしています。チーム一丸となって戦えるチーム力を最大限発揮して、私たちのバスケットをやり抜く中で、40分間で勝利をつかみとっていきたいです」と抱負を語ります。渡嘉敷選手は「こんなにも早い段階で戦えるとは思っていなかったので、ワクワクしています。今の自分が彼女に対してどれくらいインパクトを残せるかを意識して臨みたいです。それができればチームも必然的に勝利し、勢いづくと思っています」とジョンス選手との対戦を心待ちにしています。

この試合はCSフジテレビNEXT、DAZN、バスケットLIVEにて中継・配信されます。