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男子日本代表:第19回アジア競技大会 強化合宿レポート「特徴を生かせるスタイルにワクワクしている」河村勇輝選手
平均年齢23.4歳の若手選手たちにチャンスを与え、強化合宿に励むAKATSUKI FIVE 男子日本代表チーム。「第19回アジア競技大会(2022/杭州)」(今年9月開催予定)へ向けたトライアウトであり、初選出された3人の大学生たちの心境をご紹介します。

■高島紳司選手 (大東文化大学3年 / 大阪エヴェッサ)

はじめて日本代表合宿に選出され、すごい選手たちもいっぱいいますが、自分の最大の武器を発揮できるように精一杯がんばりたいです。
(トム)ホーバスヘッドコーチのバスケットは、今まで自分が経験したことがないようなプレーだったので少し驚いた部分がありました。でも、そこに早く慣れて、チームの力になれるようにしたいです。
同じポジションの選手たちから刺激をもらえていますし、全力でぶつかっていきたいです。入れ替えだった大学の先輩である熊谷(航)選手(信州ブレイブウォリアーズ)がおり、ずっと見てきた選手なので一緒にプレーしたいと思っていました。

Bリーグでも活躍する高島紳司選手は初選出


■河村勇輝選手(東海大学2年 / 横浜ビー・コルセアーズ)

日本代表候補に選んでいただき、いろんな経験を積めたらいいなとすごくワクワクしています。一番の目標は候補ではなく、しっかりと結果を残してメンバーに選出されること。ここに満足せず、合宿の中でいろんなことを学びながらアピールしていきたいです。
ホーバスヘッドコーチのスタイルは、ポイントガードを中心としたバスケットであり、ペイントタッチやドライブキックアウトを求められています。自分は小柄ではありますが、だからこそペイントタッチや大きな選手の間をかいくぐってドライブすることはひとつの武器だと思っており、自分の特徴を最大限発揮していきたいです。
ホーバスヘッドコーチのバスケットを見たり、話を聞いたりしていくなかで、自分のバスケットスタイルにすごく合っているのではないかと感じることがあります。自分の特徴を生かせるバスケットスタイルだと思っているので、すごくワクワクしています。

ワクワクしながら存在感を示す河村勇樹選手


■金近廉選手(東海大学1年)

今回はじめて日本代表の合宿に参加させていただき、緊張もあります。Bリーグで活躍する方々の中で、今の自分がどこまでプレーできるのかが分かる良い機会だと思っています。ホーバスヘッドコーチともはじめてお会いさせていただき、今後の日本代表が目指すスタイルを現時点で知ることができる貴重な経験です。悔いが残らないようにしっかりと自分のプレーを出していきたいです。
(昨年7月に行われた)U19ワールドカップでは、最下位という結果に終わってしまいました。予選リーグでは勝つことができたと思う試合もあり、そこで1つでも勝っていれば結果も変わっていたと思います。(コロナ禍によりアジア予選が行われず)はじめてとなる世界の公式戦だったこともあり、初戦から数試合はうまくチームとして機能できなかった部分もありました。その中で、自分たちができることをしっかり遂行しなければいけないことが大切だと感じましたし、練習してきたことを徹底できなかった経験のなさが露呈しました。
今回、最初のミーティングでホーバスヘッドコーチは自分の強みをしっかり理解をして、このチームで自分がどういう役割を果たせるか、自分の得意なプレーをどんどん出せるようにプレーをしよう、と仰っていました。自分の中でどこが強みであり、どういうプレーで戦えるかというのを今合宿でしっかり把握できるようにしたいです。