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男子日本代表:第19回アジア競技大会 強化合宿レポート「若い選手を試すミニキャンプ」トム・ホーバスヘッドコーチ
AKATSUKI FIVE 男子日本代表は、2022年9月に杭州(中国)で開催される「第19回アジア競技大会(2022/杭州)」へ向け、2月7日(月)より強化合宿をスタート。当初は、2月25日(金)より沖縄アリーナで開幕する「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選(以下FIBAワールドカップ アジア予選)」へ向け、男子日本代表を招集する予定でした。しかし、新型コロナウイルス感染拡大により、中止となったBリーグが今週末に延期となり、また本日は天皇杯準決勝が行われることで、トム・ホーバスヘッドコーチ曰く「ミニキャンプであり、若い選手を試す」機会となります。

トム・ホーバスヘッドコーチ(※写真は昨年11月合宿時)


初選出や経験浅い選手がほとんどですが、ホーバスヘッドコーチが目指すスタイルに「ピッタリ合うかどうか確認したいです」と言うように、今合宿はトライアウトです。「はじめて招集したメンバーが良いパフォーマンスや特別なプレーを見せてくれたら、男子日本代表に入るチャンスがあります」と続け、ポテンシャルある若い選手たちのアピールに期待しています。

また、ポジションをコンバートしたり、例えばドライブが得意な選手にはさらにアウトサイドシュートの確率を高めたり、選手たちの特徴を理解した上でプレーの幅を広げるためのアドバイスを送るホーバスヘッドコーチ。アジア競技大会だけではなく、早ければ今月末のFIBAワールドカップ アジア予選で男子日本代表入りする可能性もあります。

アジア競技大会は「もちろん勝ちたい」とホーバスヘッドコーチは、これまでと変わらぬ目標を掲げます。冒頭で述べたとおり、Bリーグや天皇杯が行われる中での今合宿であり、まだまだ期待する若手選手は多くいるようです。アジア競技大会へ向けた本格的なトライアウトはこれからであり、「今後もBリーグの試合を見て選考していきます」と話し、様々な選手にチャンスを与えながら男子日本代表を底上げしていきます。