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【3×3 / 第3日(7/26)】女子日本代表チーム 試合後コメント
3×3バスケットボール 第3日
【試合結果】
第5戦:日本 〇 12 – 15 ● 中国
第6戦:日本 ● 22 – 10 〇 イタリア
※3×3 女子日本代表 予選ラウンド通算戦績: 4勝2敗

【女子日本代表チーム コメント】
■ アソシエイトヘッドコーチ 長谷川 誠
非常にタフな1日、2試合でした。中国戦については、自分たちのディフェンスプランはうまくいき、高さのある中国を15点に抑えることができました。ただ、それ以上に今日は中国のディフェンスが良く、オフェンスで対応することができませんでした。スピードやスペーシングなど、高さに対抗するために日本がやらなければならなかったことをうまく封じられてしまった試合でした。
2戦目のイタリア戦は中国戦での課題を修正して臨みました。この試合は選手たちも気持ちを切り替えて臨んでくれたので、オフェンスでもディフェンスでも日本の良さが出せた、いいゲームでした。今大会 6 試合を消化したなかでは、試合の内容としては一番良かったと思います。
明日のアメリカ戦が予選ラウンドの最後の試合になります。いい準備をして、選手たちが自信をもってプレーできるようにしたいと思います。



■ #3 馬瓜 ステファニー
中国戦では自分たちのやるべきディフェンスをやり切れず、相手に好きに攻めさせてしまった一方で、私たちはオフェンスのリズムに乗り切れなかったところが敗因だと思います。
イタリア戦ではずっと課題として話していたディフェンスの強いプレッシャーを実践することができて、そこからオフェンスのリズムをとれたので、そこは中国戦から修正でき、良かったと思います。
今日対戦した 2 チームともとてもタフな相手で、私個人としては決めなければならないシュートを決めきれず、モヤモヤが少し残りましたが、一旦はそれを忘れて、明日のアメリカとの予選最終戦、そしてその後の決勝トーナメントに向かっていきたいと思います。
大会が進むにつれて、明らかに日本チームの連携の良さや、コミュニケーション量が増えてきているので、そこは維持しつつ、もっともっと全員で相手に向かっていけるようにしたいです。



■ #11 篠崎 澪
昨日からの課題であったディフェンス面では、中国に対してもイタリアに対してもロースコアで抑えることができていますので、少しずつではありますが改善されていっていると思います。ですが 1 試合目の中国戦ではオフェンスの面で、個々で攻めすぎてしまったところがありました。私たちがやりたいスピードを生かしながら人とボールを動かすオフェンスができず、攻めの部分での課題が出てしまったかなと感じました。
イタリア戦ではディフェンスもオフェンスも、かなり日本らしいプレーを取り戻すことができて、明日につながる試合になったのではないかなと思います。
明日は予選の最後としてアメリカと対戦するので、まずは私たちのやるべきことをしっかり出し切ってアメリカにチャレンジし、そのあとの決勝トーナメントにつなげられるように頑張ります。



■ #15 西岡 里紗
日本のディフェンスの強みは、相手のやりたいことをやらせないようにプレッシャーをかけていくことなのに、1 試合目の中国戦では、逆に私たちがやりたいことをさせてもらえず、流れを掴みきれないままに終わってしまいました。選手全員に「どうにかしよう」という気持ちはあったのですが、それが個々のプレーになってしまって、仲間同士で上手く噛み合わなかったです。考えすぎて思いきりの良さに欠けてしまったところが、得点が伸びなかった原因だと思います。
イタリア戦では、中国戦での反省を生かして行くところは行く、打つときは迷わず打つ、を徹底してオフェンスを組み立てられました。それが、今大会初のノックアウトゲームで勝つことができた要因だと思います。
ディフェンスではコミュニケーションを取りながら、全員でプレッシャーをかけ続けられるようになってきました。ですが、まだまだその精度を磨いていかないと明日のアメリカ戦や決勝トーナメントは勝ち上がれないと思います。もっとプレッシャーを粘り強くかけ続け、全員リバウンドで相手の得点を抑えていきたいです。


■ #23 山本 麻衣
中国戦ではシュートを決めきれなかったりして、なかなか自分たちのリズムを作り出すことができませんでしたが、2 戦目のイタリア戦ではディフェンスから徹底して、いいゲームを作ることができたと思います。
個人的にイタリアの #3 ダリ選手とやるのがとても楽しみでした。3×3 に初めて取り組んだときに彼女のプレーをビデオで見て、すごく刺激を受けた選手です。そんな素晴らしい選手にリスペクトの気持ちを持ちながら、しっかりと戦えたのでとてもうれしかったです!
明日はアメリカとの試合になりますが、ディフェンスで相手の点数をできるだけ抑え、ロースコアの展開に持ち込めたらいいなと思います。