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日本生命カップ2021(沖縄大会)第2戦:ディフェンスを信条とする日本vs平均84.3点を誇るベルギー戦は19:30TIP-OFF
AKATSUKI FIVE 男子日本代表は7月9日(金)19:30より、沖縄アリーナにて「日本生命カップ2021 バスケットボール男子日本代表国際強化試合」は第2戦、FIBAランキング37位のベルギー(日本同42位)と対戦します。開幕戦でハンガリーに快勝した日本ですが、リモートゲームで行われたベルギーも初戦にフィンランドを74-64で破っており、白星を挙げた両チームの対戦となります。日本戦以外のリモートゲームは、バスケットLIVEにてご覧いただけます。



ハンガリー戦において、1度の攻撃チャンスでどれだけ効率的に得点できたかを測る指標は1.13であり、フリオ・ラマスヘッドコーチはこの数字を評価します。また、ハンガリーを0.86に抑えたディフェンスを徹底したことで、79-58と快勝することができました。本格的にNBAプレーヤーとなった渡邊雄太選手(トロント・ラプターズ)は25点を挙げ、チームを大きく前進させた活躍を見せ、東京オリンピックへの期待が高まります。二桁にこそ届きませんでしたが比江島慎選手(宇都宮ブレックス)、金丸晃輔選手(島根スサノオマジック)、田中大貴選手(アルバルク東京)、張本天傑選手(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)はいずれも9点を記録。比江島選手は、「ディフェンスからアグレッシブにプレーしようと思ってコートに入りました」と言うようにそのディフェンスでリズムをつかめたことが、良いオフェンスにもつながります。10人しかいない日本はタイムシェアしながら、リズムをつかんだ選手が日替わりで活躍する大会になるかもしれません。


ベルギーは今年2月に行われたユーロバスケット予選でデンマークに勝利し、先日オリンピック出場を決めたチェコとは86-91の惜敗。しかし昨年2月には、そのチェコにも90-62で快勝しています。リモートゲームとなったフィンランド戦では、Basketball Nymburk(チェコのプロチーム)で活躍する#32 リエタン・オバソハン選手が18点。188cmのシューティングガードであり、ユーロバスケット予選でも平均19.7点を記録する得点源です。そのユーロバスケット予選での戦いぶりを見ると、オフェンシブなイメージがあるベルギー。平均84.3点は、今大会で対戦するハンガリーとフィンランドより10点も多く取っています。日本のディフェンスがどこまで機能し、効率的に抑えられるかがポイントです。

この試合は19時からフジテレビ系列にて生中継されます。また、バスケットLIVEならびに、スポーツナビにてLIVE配信もありますので、東京オリンピックへ向けて強化を行う男子日本代表の成長過程をぜひご覧ください。