FIBA U19 ワールドカップ 2021:八村塁先輩の背中を追う仙台大学附属明成高校の二人
世界への挑戦が続く「FIBA U19バスケットボール ワールドカップ2021(以下U19ワールドカップ)」。男子U19日本代表は9-16位決定戦へまわり、本日7月9日(金)深夜2:30よりFIBAユースランキング6位のトルコと対戦します(※日本は27位)。この試合の模様はYouTubeにてライブ配信されます。
これまでの4戦で戦ったチームのほとんどがプロ選手たちです。セネガルのビッグマン(214cm)#15Ibou Dianko BADJI選手はスペインの名門FCバルセロナをはじめ、リトアニアもセルビアもプロ集団でした。カナダはNCAAディビジョン1プレーヤーを揃え、男子U19日本代表のテクニカルスタッフである中川拳コーチと同じ、アリゾナ大学の選手もいます。中川コーチは「NCAAのスカウトも来ています」と話しており、将来有望な選手を探す場ともなっています。
ゴンザガ大学を経てワシントン・ウィザーズで活躍する仙台大学附属明成高校の大先輩である八村塁選手の背中を追いかけるのは、菅野ブルース選手と山﨑一渉選手です。山﨑選手は4試合を終え、平均14点はチームトップ。菅野選手はシックスマンとして、チームを勢いづける活躍を見せています。彼らは2019年と2020年の年始に行われたチェコ遠征に参加し、クリスタル・ボヘミアカップ出場を経験しました。U18世代とカテゴリーが上の相手ではありましたが、当時と比較すれば「今大会は全然レベルが違います」という山﨑選手。開幕から2戦連続2桁得点と活躍しましたが、「最初は気持ちで引いてしまって、出遅れた感じでした」と反省点の方が多かったようです。
シックスマンとしてチームを勢いづける菅野ブルース選手
3戦目のリトアニア戦では8点に終わり、「予選ラウンドの相手はすごく強かったですし、負けが続いていたことで少し気持ちも落ちていました」というのが正直な感想でした。しかし、今後も世界を視野に入れて活躍の場を広げていく目標を持つ山﨑選手であり、「でも、落ち込んでる場合じゃない。こんなすごい経験ができるのも今大会での数試合しかないのだから、無駄にしないためにも思いっきりやろう」と気持ちを切り替えたことで、セルビア戦では23点の活躍につなげます。「高さや体格にも少しずつ慣れてきました。前の試合よりも次の試合でステップアップできるように意識していきたいです」と言い、スカウトの目が光る今大会でのアピールを続けます。
山﨑一渉選手はセルビア戦で23点をマーク
「チームの流れが悪い時にディフェンスやドライブで、チームに勢いづけることを意識しています」と、ベンチで戦況を見ながらシックスマンとしてコートに立つ菅野選手。目指すべきNCAAプレーヤーやプロ選手と対戦し、「日本では感じられないような高さや技術、なにより相手のハングリー精神や気持ちの強さが大きく違うことがわかりました」。だからこそ、「負けたくない」と力を込めます。
4連敗中と悔しい試合が続いていますが、選手たちは前を向いており、チームの雰囲気は悪くありません。特にセルビアと対等に戦えたことで大きな自信を得たからこそ、「これから全部勝つ気持ちをしっかり持って戦っていきます。チーム一丸となって、自分が勝利に貢献できるプレーをしっかり出していけるようにしたいです」と菅野選手は意気込みを語りました。残り少なくなってきた今大会ではありますが、トルコ戦での勝利を目指します。
これまでの4戦で戦ったチームのほとんどがプロ選手たちです。セネガルのビッグマン(214cm)#15Ibou Dianko BADJI選手はスペインの名門FCバルセロナをはじめ、リトアニアもセルビアもプロ集団でした。カナダはNCAAディビジョン1プレーヤーを揃え、男子U19日本代表のテクニカルスタッフである中川拳コーチと同じ、アリゾナ大学の選手もいます。中川コーチは「NCAAのスカウトも来ています」と話しており、将来有望な選手を探す場ともなっています。
ゴンザガ大学を経てワシントン・ウィザーズで活躍する仙台大学附属明成高校の大先輩である八村塁選手の背中を追いかけるのは、菅野ブルース選手と山﨑一渉選手です。山﨑選手は4試合を終え、平均14点はチームトップ。菅野選手はシックスマンとして、チームを勢いづける活躍を見せています。彼らは2019年と2020年の年始に行われたチェコ遠征に参加し、クリスタル・ボヘミアカップ出場を経験しました。U18世代とカテゴリーが上の相手ではありましたが、当時と比較すれば「今大会は全然レベルが違います」という山﨑選手。開幕から2戦連続2桁得点と活躍しましたが、「最初は気持ちで引いてしまって、出遅れた感じでした」と反省点の方が多かったようです。
3戦目のリトアニア戦では8点に終わり、「予選ラウンドの相手はすごく強かったですし、負けが続いていたことで少し気持ちも落ちていました」というのが正直な感想でした。しかし、今後も世界を視野に入れて活躍の場を広げていく目標を持つ山﨑選手であり、「でも、落ち込んでる場合じゃない。こんなすごい経験ができるのも今大会での数試合しかないのだから、無駄にしないためにも思いっきりやろう」と気持ちを切り替えたことで、セルビア戦では23点の活躍につなげます。「高さや体格にも少しずつ慣れてきました。前の試合よりも次の試合でステップアップできるように意識していきたいです」と言い、スカウトの目が光る今大会でのアピールを続けます。
「チームの流れが悪い時にディフェンスやドライブで、チームに勢いづけることを意識しています」と、ベンチで戦況を見ながらシックスマンとしてコートに立つ菅野選手。目指すべきNCAAプレーヤーやプロ選手と対戦し、「日本では感じられないような高さや技術、なにより相手のハングリー精神や気持ちの強さが大きく違うことがわかりました」。だからこそ、「負けたくない」と力を込めます。
4連敗中と悔しい試合が続いていますが、選手たちは前を向いており、チームの雰囲気は悪くありません。特にセルビアと対等に戦えたことで大きな自信を得たからこそ、「これから全部勝つ気持ちをしっかり持って戦っていきます。チーム一丸となって、自分が勝利に貢献できるプレーをしっかり出していけるようにしたいです」と菅野選手は意気込みを語りました。残り少なくなってきた今大会ではありますが、トルコ戦での勝利を目指します。