FIBA U19 ワールドカップ 2021:予選ラウンド[第2戦]日本75-100カナダ
「FIBA U19バスケットボール ワールドカップ2021(以下U19ワールドカップ)」は2日目、黒星スタートとなった男子U19日本代表はカナダと対戦。互角の戦いを見せた前半でしたが、後半に一気に引き離され、75-100で2連敗を喫しました。1日おいて、次戦は7月6日(火)21:00よりリトアニアと予選ラウンド最終戦を戦います。FIBA公式YouTubeにてライブ配信があります。
男子U19日本代表としてこの大会に臨んでいる高校生たちのほとんどが、アメリカNCAAでのプレーを目指しています。NCAAディビジョン1に在籍する選手がずらりと揃ったカナダを相手に、どれだけ通用するか腕試しの1戦。
試合開始早々、#13 金近 廉選手 (東海大学1年)の3ポイントシュートで先制します。守っては体を当て、カナダの身体能力に対抗していきましたが、紙一重でのファウルも増えます。第1戦でファウルアウトとなった#16 山ノ内 勇登選手(リベットアカデミー)は1分も経たないうちに2つ目のファウルを犯し、ベンチへ下がります。代わって入った最年少の#18 川島 悠翔選手 (福岡大学附属大濠高校1年)は、日本では経験できないような高い空中戦に絡んでリバウンドを奪う活躍を見せます。第1クォーターだけで4本のスティールを奪い、#17 山﨑 一渉選手 (仙台大学附属明成高等学校3年)はブロックショットも決め、ディフェンスで上回った日本が15-13と最初の10分間でリードを奪いました。
体を張ったディフェンスで互角な戦いをした前半
#5 米山 ジャバ選手は#8 小川 敦也選手とのコンビプレーも冴え、前半だけで10点を挙げます。しかし、高さのアドバンテージを生かしたカナダは、次々とペイントエリアに攻め込み、19-20と逆転を許します。日本は3ポイントシュートの精度を欠き、前半は18本放って2本しか決めらません。それでもルーズボールを追いかけ、ディフェンスで踏ん張り、33-40と7点差で前半を終えます。
18点を挙げた米山 ジャバ選手のダンクシュート
第1戦でリトアニアと対戦したカナダは、前半で10点のビハインドを背負っていました。しかし、後半になると全く違うチームのようになり、80-71で逆転勝利しています。同じく、この試合も後半から一気にペースを握られます。インサイドだけではなく、アウトサイドシュートの調子も上げたカナダに、開始4分で20点差をつけられました。ディフェンスやルーズボールを追ってチャンスを作っても、今日の日本はシュートの精度を欠き、点差を詰めることができないまま時間が過ぎていきます。
点差をつけられましたが、最後まで諦めずにディフェンスを徹底し、ゴールに向かって行ったことで最後は連続得点を挙げ、75点まで伸ばすことができました。しかし、カナダに100点を奪われ、25点差で完敗。18点を挙げた米山選手をはじめ、多くの選手たちはセネガル戦よりもスタッツを伸ばしました。今後も続く試合に向けて自信につなげ、まず1勝を目指す戦いはまだまだ続きます。
男子U19日本代表としてこの大会に臨んでいる高校生たちのほとんどが、アメリカNCAAでのプレーを目指しています。NCAAディビジョン1に在籍する選手がずらりと揃ったカナダを相手に、どれだけ通用するか腕試しの1戦。
試合開始早々、#13 金近 廉選手 (東海大学1年)の3ポイントシュートで先制します。守っては体を当て、カナダの身体能力に対抗していきましたが、紙一重でのファウルも増えます。第1戦でファウルアウトとなった#16 山ノ内 勇登選手(リベットアカデミー)は1分も経たないうちに2つ目のファウルを犯し、ベンチへ下がります。代わって入った最年少の#18 川島 悠翔選手 (福岡大学附属大濠高校1年)は、日本では経験できないような高い空中戦に絡んでリバウンドを奪う活躍を見せます。第1クォーターだけで4本のスティールを奪い、#17 山﨑 一渉選手 (仙台大学附属明成高等学校3年)はブロックショットも決め、ディフェンスで上回った日本が15-13と最初の10分間でリードを奪いました。
#5 米山 ジャバ選手は#8 小川 敦也選手とのコンビプレーも冴え、前半だけで10点を挙げます。しかし、高さのアドバンテージを生かしたカナダは、次々とペイントエリアに攻め込み、19-20と逆転を許します。日本は3ポイントシュートの精度を欠き、前半は18本放って2本しか決めらません。それでもルーズボールを追いかけ、ディフェンスで踏ん張り、33-40と7点差で前半を終えます。
第1戦でリトアニアと対戦したカナダは、前半で10点のビハインドを背負っていました。しかし、後半になると全く違うチームのようになり、80-71で逆転勝利しています。同じく、この試合も後半から一気にペースを握られます。インサイドだけではなく、アウトサイドシュートの調子も上げたカナダに、開始4分で20点差をつけられました。ディフェンスやルーズボールを追ってチャンスを作っても、今日の日本はシュートの精度を欠き、点差を詰めることができないまま時間が過ぎていきます。
点差をつけられましたが、最後まで諦めずにディフェンスを徹底し、ゴールに向かって行ったことで最後は連続得点を挙げ、75点まで伸ばすことができました。しかし、カナダに100点を奪われ、25点差で完敗。18点を挙げた米山選手をはじめ、多くの選手たちはセネガル戦よりもスタッツを伸ばしました。今後も続く試合に向けて自信につなげ、まず1勝を目指す戦いはまだまだ続きます。