NEWS

東日本大震災10周年復興支援大会(岩手大会)最終戦は6月27(日)15:00TIP-OFF


AKATSUKI FIVE 男子日本代表チームと男子イラン代表チームとの戦績は1勝1敗となり、「バスケットボール男子日本代表国際強化試合2021 (宮城大会 / 岩手大会) International Basketball Games 2021 in MIYAGI/IWATE 東日本大震災10周年復興支援大会」は、明日6月27日(日)に岩手県・奥州市総合体育館(Zアリーナ)にて最終戦を迎えます。 復興支援大会として、“バスケで日本を元気に!”するためにも勝利を届けたい思いで選手たちは戦っています。その一方で、フリオ・ラマスヘッドコーチは東京オリンピックへ向けた選手選考も行うためにも、さまざまな組み合わせを試しています。「今後はここに海外組が合流するわけであり、彼らが入ることでチームのスタイルも大きく変わります。そのときにどうすれば良いかを考えながらプレーしています」と#24 田中大貴選手は先を見据えていました。



現在、候補選手は18名に絞られ、今大会には15名がエントリーしています。残る3人は、NBAで活躍する渡邊雄太選手(トロント・ラプターズ)と八村塁選手(ワシントン・ウィザーズ)、そして昨日オーストラリアNBLファイナルで二桁得点を挙げ、チャンピオンとなった馬場雄大選手(メルボルン・ユナイテッド)の合流が待たれます。ラマスヘッドコーチも彼ら3人をベースにチームづくりを行っており、そこにフィットする選手を見極めているところです。

劣勢となった第2戦ですが、第3クォーターに流れを引き戻したのは、#9 ベンドラメ礼生選手でした。イランの屈強なフィジカルを使ったディフェンスに苦労する中、ベンドラメ選手が攻守に渡って積極的にプレーした点をラマスヘッドコーチは評価します。また、最年少の#34 渡邉飛勇選手は試合を重ねるごとに良くなっています。「足りないのは経験だけであり、今は彼が持っているものを全てを出してプレーしています。207cmのサイズや力強さがあり、その身体能力の高さで日本代表入りをつかみ取ろうと全力を尽くしています」とラマスヘッドコーチも期待する22歳です。

東京オリンピックのコートに立つために、若手やベテランは関係なく切磋琢磨し、チームの勝利のために持てる力を発揮してます。明日の最終戦は勝利を目指すとともに、海外組が合流した時に最強チームとなるためにも、選手個々のレベルアップ、そして攻守ともに精度の高い連動したプレーが求められます。