FIBAアジアカップ2021予選[第3戦]日本98-61チャイニーズ・タイペイ:全員得点で快勝
AKATSUKI FIVE 男子日本代表は、1勝1敗で迎えたFIBAアジアカップ2021 予選(以下アジアカップ予選)」 グループB・第3戦。17名で臨んでいる今大会、前回の中国戦でロスターから外れた4人を入れ替え、チャイニーズ・タイペイ戦を迎えます。
#24 田中大貴選手が先発ポイントガードで起用され、すべてのポジションで日本が身長で上回ります。#23 ギャビン・エドワーズ選手が立て続けにバスケットカウントを決め、守ってはチャイニーズ・タイペイのオフェンスをシャットアウトし、14-0と好スタートを切ります。しかし第1クォーター終了間際、ターンオーバーから失点を許すと、チャイニーズ・タイペイの積極性が増し、第2クォーター5分には33-30と3点差まで詰められます。タイムアウトを取って立て直すと#6比江島慎選手、エドワーズ選手が得点を挙げ、ふたたび引き離します。前半ラストプレーは、#10 竹内公輔選手のブロックから前を走る比江島選手にパスが渡ると、ブザービーターで3ポイントシュートをねじ込み、52-38と14点差をつけます。
田中選手、比江島選手、エドワーズ選手、#14 金丸晃輔選手、#32 シェーファー アヴィ幸樹選手の先発メンバーに戻した第3クォーター、ディフェンスとリバウンドでペースを握る日本が点差を引き離します。比江島選手とエドワーズ選手、交代で入った#9 ベンドラメ 礼生選手とシェーファー選手、またベンドラメ選手のペイントタッチからキックアウトパスを受けた金丸選手が3本の3ポイントシュートを決め、中国戦では封じられたコンビネーションプレーで得点を重ねていきます。終盤にはこの試合が日本代表デビュー戦となった#11 アキ・チェンバース選手も3ポイントシュートを決め、全員得点で98-61と37点差をつけ、チャイニーズ・タイペイに勝利しました。
「エドワーズ選手にボールを集め、ピック&ロールや彼のローポストを狙っていました」とフリオ・ラマスヘッドコーチは指示を出します。それに応えるように21点を挙げたエドワーズ選手は、「ペイントエリア内でよりアグレッシブにプレーし、まわりが開けばチームメイトを使うプレーを期待されていました」と話すように、アシストも6本記録しました。
11点、10リバウンドのダブルダブルの活躍を見せたシェーファー選手は、「僕が出ている時間帯に点差をつけられたことに手応えを感じました」と言い、スタッツの+/-(得失点差)を見ても36と、田中選手の38に次ぐ数字を残しています。前回の中国戦を通じ、「フィジカルでも戦えていましたし、スピードでは負けていません」と自信を見せます。反面、課題点として「リバウンドやディフェンスの判断、オフェンスでもまわりを生かすプレーがまだまだ足りていないです」とも話しており、試合を通じて成長を続けていくだけです。
明日の中国戦の出場も決まった田中選手は、「ピック&ロールに対して、相手は高めに守ってきました。明日は(ライアン)ロシター選手が出るので、どういうプレーするかを今から考えています。前回はリバウンドも相手に取られましたが、自分が入ることでサイズアップするのでしっかり絡んでいきたいです」と意気込みを語り、リベンジに燃えています。
勝てば勝ち点2、負けても勝ち点1が与えられるFIBAルールのため、唯一マレーシアと対戦したチャイニーズ・タイペイは1試合多く、グループBを混戦にしています(※棄権したマレーシアが失格になる可能性もあり、その場合は本日の勝利で日本はFIBAアジアカップ出場となりますが、現在協議中です)。本日の結果を踏まえ、日本とチャイニーズ・タイペイはともに勝ち点5。日本は明日6月19日(土)15:30より行われる中国との最終戦に勝てば、2位以上が確定します。もし、次の中国戦に敗れ、さらにチャイニーズ・タイペイが中国に勝利すると日本は3位となり、最終予選にまわらなければなりません。今大会のミッションであるFIBA アジアカップ2021の切符を手にするためにも、明日の中国戦で勝利を目指します。
■グループB 戦績(6月18日現在)
1位:日本(2勝1敗)勝ち点5
2位:チャイニーズ・タイペイ(1勝3敗)勝ち点5
3位:中国(2勝)勝ち点4
4位:マレーシア(0勝1敗)勝ち点1
#24 田中大貴選手が先発ポイントガードで起用され、すべてのポジションで日本が身長で上回ります。#23 ギャビン・エドワーズ選手が立て続けにバスケットカウントを決め、守ってはチャイニーズ・タイペイのオフェンスをシャットアウトし、14-0と好スタートを切ります。しかし第1クォーター終了間際、ターンオーバーから失点を許すと、チャイニーズ・タイペイの積極性が増し、第2クォーター5分には33-30と3点差まで詰められます。タイムアウトを取って立て直すと#6比江島慎選手、エドワーズ選手が得点を挙げ、ふたたび引き離します。前半ラストプレーは、#10 竹内公輔選手のブロックから前を走る比江島選手にパスが渡ると、ブザービーターで3ポイントシュートをねじ込み、52-38と14点差をつけます。
田中選手、比江島選手、エドワーズ選手、#14 金丸晃輔選手、#32 シェーファー アヴィ幸樹選手の先発メンバーに戻した第3クォーター、ディフェンスとリバウンドでペースを握る日本が点差を引き離します。比江島選手とエドワーズ選手、交代で入った#9 ベンドラメ 礼生選手とシェーファー選手、またベンドラメ選手のペイントタッチからキックアウトパスを受けた金丸選手が3本の3ポイントシュートを決め、中国戦では封じられたコンビネーションプレーで得点を重ねていきます。終盤にはこの試合が日本代表デビュー戦となった#11 アキ・チェンバース選手も3ポイントシュートを決め、全員得点で98-61と37点差をつけ、チャイニーズ・タイペイに勝利しました。
「エドワーズ選手にボールを集め、ピック&ロールや彼のローポストを狙っていました」とフリオ・ラマスヘッドコーチは指示を出します。それに応えるように21点を挙げたエドワーズ選手は、「ペイントエリア内でよりアグレッシブにプレーし、まわりが開けばチームメイトを使うプレーを期待されていました」と話すように、アシストも6本記録しました。
11点、10リバウンドのダブルダブルの活躍を見せたシェーファー選手は、「僕が出ている時間帯に点差をつけられたことに手応えを感じました」と言い、スタッツの+/-(得失点差)を見ても36と、田中選手の38に次ぐ数字を残しています。前回の中国戦を通じ、「フィジカルでも戦えていましたし、スピードでは負けていません」と自信を見せます。反面、課題点として「リバウンドやディフェンスの判断、オフェンスでもまわりを生かすプレーがまだまだ足りていないです」とも話しており、試合を通じて成長を続けていくだけです。
明日の中国戦の出場も決まった田中選手は、「ピック&ロールに対して、相手は高めに守ってきました。明日は(ライアン)ロシター選手が出るので、どういうプレーするかを今から考えています。前回はリバウンドも相手に取られましたが、自分が入ることでサイズアップするのでしっかり絡んでいきたいです」と意気込みを語り、リベンジに燃えています。
勝てば勝ち点2、負けても勝ち点1が与えられるFIBAルールのため、唯一マレーシアと対戦したチャイニーズ・タイペイは1試合多く、グループBを混戦にしています(※棄権したマレーシアが失格になる可能性もあり、その場合は本日の勝利で日本はFIBAアジアカップ出場となりますが、現在協議中です)。本日の結果を踏まえ、日本とチャイニーズ・タイペイはともに勝ち点5。日本は明日6月19日(土)15:30より行われる中国との最終戦に勝てば、2位以上が確定します。もし、次の中国戦に敗れ、さらにチャイニーズ・タイペイが中国に勝利すると日本は3位となり、最終予選にまわらなければなりません。今大会のミッションであるFIBA アジアカップ2021の切符を手にするためにも、明日の中国戦で勝利を目指します。
■グループB 戦績(6月18日現在)
1位:日本(2勝1敗)勝ち点5
2位:チャイニーズ・タイペイ(1勝3敗)勝ち点5
3位:中国(2勝)勝ち点4
4位:マレーシア(0勝1敗)勝ち点1