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男子日本代表:FIBAアジアカップ2021 予選へ向けた直前強化合宿実施中
「新たなシステムを導入し、チームをさらに強くしていきたい」フリオ・ラマスヘッドコーチ
6月16日(水)よりフィリピンにて開催されるFIBAアジアカップ2021 予選(以下アジアカップ予選)」へ向けた直前強化合宿を行っているAKATSUKI FIVE 男子日本代表チーム。昨年2月以来、16ヶ月ぶりの戦いに向けた合宿を行っている今、「ようやく充実した日々を過ごすことができています」とフリオ・ラマスヘッドコーチも喜んでいます。

フリオ・ラマスヘッドコーチ

一昨年前、悔しい思いをしたFIBAワールドカップ2019では、「残念ながら勝つことはできませんでしたが、世界の強豪を相手に対等に戦える試合もありました。もちろん全く勝負にならない試合があったのも事実です。東京オリンピックでは、2年前よりも良い内容の戦いができるように準備しています。また、多くの選手にとってはじめての世界を経験し、成長につながっています」とラマスヘッドコーチは話しており、さらなるステップアップを目指します。

今合宿では、3つのテーマがあります。一つ目はこのアジアカップ予選を勝ち抜き、8月17日よりインドネシアで開催が予定されている「FIBA アジアカップ 2021の出場権を得ること」。2つ目は、コロナ禍によって失われた時間を取り戻し、昨年2月に96-57でチャイニーズ・タイペイに勝利したアジアカップ予選のときよりも、「成長した姿を見せること」。そして最後に、「ワールドカップのときから考えていたオフェンスとディフェンスのシステムの修正を導入し、チームをさらに強くしていきたい」とラマスヘッドコーチは力を込めます。その新たな取り組みについて、以下のように明かしてくれました。

「ディフェンスのアグレッシブさをさらに強化し、その中で我々のルールや考え方を変えています。またこれまでも課題であったボールに対するプレッシャーのかけ方や相手のオフェンスリバウンドに対する受け方、トライアングルディフェンスのポジションをもっと高く保つこと、ピック&ロールのディフェンスシステムを変えてさらにアグレッシブさを加えたことが改善点です。それは昨年のチャイニーズ・タイペイ戦でも少し見られ、今も継続して強化しています。オフェンスは新たなシステムを多く導入し、スペーシングやセットの一新を行ない、アーリーオフェンスの修正にも取り組んでいます。簡潔に言えば、ディフェンスシステムはFIBAルールに沿ったもの、オフェンスはNBAとFIBAのスタイルをミックスしたものになります」

 篠山竜青選手(川崎ブレイブサンダース)もオフェンスの変化について、「各ポジションの動きがより細分化され、より一人ひとりの特徴が出せるようなシステムにブラッシュアップされています」と感じていました。さらに、「ラマスヘッドコーチが感じる日本オリジナルスタイルではないかという印象があります」とも話しており、FIBAとNBAをミックスさせ、世界に通用する新たなスタイルへと昇華させていきます。

■FIBAアジアカップ2021 予選 試合日程&テレビ放送・ネット配信予定

・6月16日(水) 15:30 試合開始予定 日本 vs. 中国
LIVE 放送・配信:CSフジテレビ NEXT
LIVE & キャッチアップ:DAZN
録画放送 :フジテレビ(地上波) ※25:25~

・6月18日(金) 15:30 試合開始予定 日本 vs. チャイニーズ・タイペイ
LIVE 放送・配信:CSフジテレビ NEXT
LIVE & キャッチアップ:DAZN
録画放送 :BSフジ ※24:30~

・6月19日(土) 15:30 試合開始予定 中国 vs. 日本
LIVE 放送・配信:CSフジテレビ NEXT
LIVE & キャッチアップ:DAZN
録画放送 :フジテレビ (地上波) ※6月21日(月)25:25~

日本生命カップ2021(沖縄大会)
・7/7(水) 男子日本代表 vs. 男子ハンガリー代表
・7/9(金) 男子日本代表 vs. 男子ベルギー代表
・7/11(日) 男子日本代表 vs. 男子フィンランド代表
会場:沖縄アリーナ

日本生命カップ2021 (埼玉大会)
・7/16(金) 男子日本代表 vs. ※対戦国未定
会場:サイデン化学アリーナ (さいたま市記念総合体育館)

SoftBank カップ 2021 (埼玉大会)
・7/18(日) 男子日本代表 vs. 男子フランス代表
会場:サイデン化学アリーナ (さいたま市記念総合体育館)

[各大会のチケット情報]