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FIBA 3×3 オリンピック予選2021[3日目]
4連勝の日本は予選Pool B首位で決勝トーナメント進出決定
東京2020オリンピックの出場権を懸けた「FIBA 3×3 バスケットボール オリンピック予選 (FIBA 3×3 Olympic Qualifying Tournament) 」(オーストリア・グラーツ)は3日目。昨日の休息日を経て、3×3女子日本代表チームは残る予選ラウンドPool Bの2試合に臨みました。



2連勝でPool Bトップに立つ日本に続く、2位ウクライナと対戦。篠崎澪選手、山本麻衣選手が積極的にペイントアタックし、馬瓜ステファニー選手がオフェンスリバウンドから得点を上げて先制します。オーストラリア戦同様に、大きなウクライナ相手にもディフェンスで対抗。山本選手が早々に2ポイントシュートを決め、4-1と日本のペースでゲームが進みます。しかし、時間が経つにつれてウクライナも高さを生かしたインサイド、そして勝負強い2ポイントシュートで点差を詰めてきます。残り4分、インサイドからシュートを決められ、11-9と2点差に迫るウクライナ。日本は山本選手の2ポイントシュート、西岡里紗選手のインサイドで17-13と4点差に広げます。



その後、ウクライナに2本連続2ポイントシュートを許し、残り1分47秒で17-17の同点に追いつかれます。ウクライナのチームファウルは7回を超え、馬瓜選手が2本中1本のフリースローを決めて18-17。ウクライナの猛攻をディフェンスで凌ぐ日本でしたが、なかなかリバウンドが取れず、手に汗握る時間が続きます。ようやくリバウンドを奪い、篠崎選手がジャンプシュートを決めて19-17、残り52秒。さらに山本選手がきっちり1点を加え、3点差に広げます。続くディフェンスでは馬瓜選手がブロックで阻止し、日本は20-17で逃げ切り、3連勝を挙げました。

予選ラストゲームとなったタイ戦は高さで有利な西岡選手が先制し、危なげない戦いで21-6のKO勝利。4戦全勝の日本はPool B首位で、5月30日(日)に行われる決勝トーナメント進出を決めました。準々決勝は、この後に行われるPool D(※5月26日現在の順位:1位オーストリア、2位スペイン、3位スイス、4位イタリア、5位チャイニーズ・タイペイ)の2位と対戦します。決勝トーナメントに進出する8チーム中、上位3チームに付与される東京2020オリンピックの出場権獲得まで、あと2勝です。